単純外国人労働者の受け入れに

　単純外国人労働者の受け入れに、私は反対なのだけれども。

　東南アジアの、発展途上国の人で、『私はこの国では迫害される。この国は嫌だ。日本か韓国に行きたい』と言っていた人がいたが。「そんなの誰だってしたいわ」と思う。

　フィリピン人も一緒でしょう。「フィリピン、バナナ」「フィリピン、中国、戦争」で検索すると、『フィリピンの土地の半分は、１０家族が所有している』とか、『フィリピン人は、フィリピン政権の事を、アメリカの傀儡政権と呼んでいる』とかいう文章が出てくるが。フィリピンは、軍事独裁政権の国ではない。ちゃんとした、民主主義国家である。それなのに。なぜ、投票に自分達の意思を反映させようとしないのであろうか。それが問題ではないかと思う。

 

　単純外国人労働者の人達は、正しい人達なのであろうか。私にはそうは思えません。自国を良い国にしようという努力を放棄して。先進国に移住しようとする。その行為を正しいとは思えない。

　海外旅行をするのは、構わない。でも、海外旅行しても、それなりの現実がついてくる訳です。どこへ行っても、何らかの形で現実は付いてくる。その現実を否定する事は出来ないと思う。『メイドとバナナしか輸出するものがない』フィリピン人は果たして、正しい存在なのであろうか。私はそうは思えないのだけれども。

 

　権利と義務の問題。義務を果たす人達がいるから。権利を得る事が出来る。皆が、権利だけ主張すれば、権利も小さくなる。しょうがない。

　

　基本的に、自分の不幸を嘆いている人達の事は嫌いである。『給料が低い』って。「じゃあ、転職すれば」と思う。『日本に住んでいるくせに、日本の悪口を言うな』『会社に勤めているくせに、その会社の悪口を言うな』と思う。

　でも、本当は、愚痴だけ言っている方が、楽なのだよね。『会社の上司にセクハラされた』とか言っている人がいるが。でも、そこから、『会社の上司を辞めさせる』所まで、持っていくのが、どれほど大変な事か。黙って、大人しく、泣き寝入りするか、自分が仕事を辞めるのが、一番簡単な道である。どうせ、会社なんて、例え、社員であろうと、派遣社員であろうと、一女性の言う事なんて、信じてくれないですし。元大阪府知事のノックさんのセクハラ行為を告発した女性は、最初『ノックさんに反対する人による、妄言』扱いされていた。そこから、『ノックさんを辞めさせる所まで』持っていくのが、どんなに大変な事か。泣き寝入りする方が、楽なのだ。だから、フィリピン民主主義政権の悪口を言いながら、他国に出稼ぎに行く。その行為の方がずっと楽な行為だと思う。でも、それでは、フィリピンは良い国にならない。隣に住むフィリピン人を幸福にしたいのであれば、フィリピンに住みながら、フィリピンを良くする努力をしなければならない。出稼ぎによって、問題の解決を図ろうとするのではなくて。

 

　外国人の生活保護受給率は日本人より高い。日本人としての義務を果たさずに、権利だけを享受している。『嫌なら、本国に帰れ』は正しいと思う。日本に住みながら、日本の悪口を言うのは、良くない。

　フィリピン人の生活保護受給者数は、中国人並みなのだけれども。多分、滞在者数は、中国人の方が多い（多分、かなり）と思うのだけれども。

　日本で生活保護を受ける条件として、『日本国籍保持者、永住権取得者、難民認定を受けている人』に限り、とすべきではないかと思う。

　前、不法滞在のフィリピン人家族に日本滞在を認めるかで問題になった事があった。なんで、不法滞在の人の子どもが、（公立の）学校に行けるのかは、知らないが。学校の費用は、日本人の税金なのだけれども。

　脱税が問題になるけれども。脱税が新聞沙汰になるような人は、平均的な人より、税金を払っている。もちろん、税金の支払額が多いからと言って、法律を守らなくても良いと言う事にはならないけれども。

　言いたい事は、「社会資本整備はただじゃないのだよ」と言う事である。そして、「社会的知識も、歴史的経緯がないと手に入らない」。明治の初期の頃の、『学問のすすめ』は、あまりにも、初歩的な事が書かれているので驚く。日本に住む外国人は、平和な日本人の中に住むという社会的利益を享受している。そういうのは、日本という歴史的経緯なしには、手に入らないのだけれどもなと思う。

 

　死後に天国が待っているのが保証されていたからと言って。今いる、この現実社会において、自分を幸福にさせようとする努力を放棄して良いということにはならない。

　先進国に行って、住んで、生活保護という利益だけ得る行為は批判されるべきだと思う。

 

　結局、何だろうねと思う。マスコミ報道で、事実をごまかせたとしても。高級官僚（第１種国家公務員）の人達を、騙す事は出来ないのだよなと思う。日本の入管行政は、相変わらず、厳しいままだし。

　「政治家の仕事は、法案を通す事である。官僚の仕事は、法案を作る事である」という感じ。

　自分で、考える事が出来ずに、マスコミの発言を受け入れるだけの人は、大勢いる、というか、人口の多数派かも知れない。でも、それで、自分の頭で考える能力を持つ人を騙すのは、難しい。大体、日本は、マスコミの人達が言っている言論と、政治がやっている行為とが全然一致していないのだけれども。

　あーあ。

　日本の円と中国の元とが、ドルを介しない直接取引をするようになったと。１０年ほど前なら、あり得なかった話だよね。『アメリカがイラクを攻めたのは、イラクが、ユーロ建てで、石油の取引をすると言ったからである』と言われていたぐらいだから。

　日本のマスコミは、『アメリカにおける日本のロビー活動が低下している』という。しかし、単純に見れば、『日本の企業が、アメリカにある事務所を閉鎖して、その代わりに、中国とかのアジア諸国においている』だけみたいね。本当は、『日本人がアメリカを重視しなくなっている』とかいう表現にすれば良いものを。なんか。そういう表現しか出来ない訳だ。変なの、と思う。

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フィリピンバナナ

　フィリピンバナナの値段が値下がりしているらしい。中国が、フィリピンバナナを検閲強化と称して、輸入禁止にしたから。理由は、南沙諸島に関する領有権争いで、フィリピンと中国が、もうすぐ戦争するかも知れない状態にあるからである。

 

　「フィリピン、バナナ」「フィリピン、中国、戦争」等で、インターネットで検索してみたが。

　『フィリピンと中国とが戦争をしたら、フィリピンが確実に負けます。だから、中国は、それ以外の方法で、圧力を掛けています。その方が、戦術として、有効ですから』だってさ。

　『フィリピンが、アメリカ駐在軍を、フィリピンから撤退させたですしね』だってさ。

　後、こういう内容の文章も書かれていた。

　『第２次世界大戦で、アジアで一番日本人の戦死者が多かったのは、フィリピンです。フィリピン人は、駐在していた日本兵のほとんどを殺しました。降伏してきた兵士まで』と。

　『中国とフィリピンが戦争したら、どちらを支持しますか』という質問に対して、『フィリピンです』と答える人、日本人もいるようですが。歴史的に見たら、フィリピンの方が問題のある国なのでしょうね。

　『中国に対する、日本の多大なＯＤＡは問題である』と、少しほど前に言っていた人、日本人の人達がいましたが。中国に対するＯＤＡは元々、中国が第２次世界大戦における戦時賠償の請求を放棄した事が理由としてあります。韓国は、戦時賠償を請求するどころか、既に解決済みなのに。従軍慰安婦等に対する賠償を要求しています。中国人の従軍慰安婦も当然いたと思いますが。今の所、中国政府が、公式に、中国人慰安婦の賠償について、日本政府に求めたという情報はありません。その意味で、韓国政府より、中国政府の方が、日本人にとっては、親切です。昔の日本人はその事実を覚えています。

　ちなみに。中国の一人っ子政策について。その政策を批判している人達がいますが。世界の平和にとっては、中国の一人っ子政策は大称賛しなければならない政策だと思います。増田悦佐さんの言う通り。『一人っ子政策を実行すると、その国は戦争をするのを遠慮するようになる』と。『一人っ子なら、親は子どもを死なせたくない、という意識を持ってしまう為、その国は、戦争をする事が難しくなります』『戦争をする国は、多子の国である。多子の国であれば、一人ぐらい、子どもを死んでも構わないと国の世論としてなってしまうからである』と。

　中国の一人っ子政策がどれほど、世界の平和に貢献しているかについて、評価しないといけないよな、と思います。

 

　話がずれた。フィリピンの話である。「権利だけ、主張しても、国力がなければ、どうにもならないよな」と思う。

　ＧＤＰは国力の証である。一人当たりのＧＤＰが大きくても、人口小国では、独立を維持するのが難しい。シンガポールの一人当たりのＧＤＰは日本を抜いたとか言われているけれども。マレーシアから、水の供給を止められそうで困っているという話が、少しほど、１，２年ほど前にあった。だから、シンガポールは、下水の再処理技術の開発に国家戦略として、取り組んでいるという話であった。

　ブータンを理想化する人達がいるが。結局、国家財政の半分以上、恐らくだけれども、は、外国からの援助でしょう。小国だから、出来る。日本みたいな大国には実現不可能である。ブータンの国王が、『日本は素晴らしい国だ』とか言ったらしいが。当然の事だと思う。日本が独立を維持するのに、どれほどの努力が必要だったか、と。第２次世界大戦前、白人国家以外の国で独立していたのは、日本とタイだけだったのだからして。

　だから、フィリピンの話だって。国力もないのに、権利だけ主張しても、権利は通らない。多分、それだけの話だと思うのだけれども。

　『フィリピンはメイドとバナナしか輸出するものがない』のに。どうするのでしょうね。

　アメリカは実は、フィリピンの事を嫌っている。５年ほど前までは、日本は、フィリピンから、パブ等で働く人を受け入れていた。しかし、アメリカの圧力で、日本はその労働ビザを止めて、看護師と介護士の人を受け入れる事になった。でも、日本政府は看護師と介護士の外国人労働者を受け入れるのは本当は嫌らしい。看護師と介護士の外国人労働者の受け入れ数を見れば分かる。アメリカが、なぜそういう圧力を掛けたかと言えば。タリバンがフィリピン人を誘拐して、『アメリカとイラクとの戦争に、フィリピンの軍を多国籍軍として、入るのは許せない。フィリピンは、イラクとの戦争から、軍を撤退しろ』と要求して、フィリピン政府は、その要求を受け入れたからである。日本政府等は受け入れなかったというか、そもそも受け入れたのはフィリピン政府くらいなものだったのだけれども。それで、アメリカ政府は怒って、日本政府にそういう圧力を掛けてきた訳である。まあ、公式にはそう言われてはいないけれども。

　アメリカ政府の高官は、『沖縄県は所得が低いというけれども。沖縄の人は、働かない（労働時間が短い）のだから当たり前である』と言ったぐらいだから。多分、フィリピンの事も、好意的に思っていないと思う。

　かっこいい意見は良い。でも。権利だけ主張して、アメリカ軍をフィリピンから撤退させた場合。南沙諸島をフィリピン領土として、維持するのは、難しいわな。

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根源的には

　色々今まで、文章を書いてきたけれども。日本人の倫理とは何かと言う事について、知りたいと私が考えていると言う事かな。

　

　日本人の倫理として、挙げられる事の一つが、“不完全な美を愛する”と言う事なのだけれども。韓国行ったけれども。全然面白くなかった。“完璧なシンメトリー（左右対称）”。全く、美しいとは思えない。「こんな物が、東洋の美かよ」と思う。

　日本人は、八重歯を愛す。多少欠陥のあるぐらいがかわいいと思う。日本人が求めるのは、完璧な美ではないのだよね。意図的に不完全さを作る。それが日本人にとっての、美であると言う事で。

 

　後、ライバルが競い合う状況を美しいというのが、日本人の特徴だね。ライバルなしの、少年漫画なんて、あり得ないし。なぜか知らないけれども。日本の１０代向けの本を読むと。金持ちになるはずのストーリーなのに、なぜか、貧乏に襲われたりする。アメリカ人の書いた小説を読んでいると、なぜか不自然に、すべての富を得たりする。日本人の倫理として、貧乏な方が、美しいという倫理がある。ヒーローが大金持ちだったら、いけないのだ。日本人のヒーローは不自然に貧乏である。

 

　三権分立は、ヨーロッパ近代文明の発明だと考えている人がいる。でも、その一方で、欧米人にとって、かっこいいのは、一人の人がすべての富と名誉を獲得することなのである。一人の人が富と名誉を獲得することを正しいと考えているから、そのバランスを取る意味で、三権分立が主張されたのではないかと思ってしまう。日本人は、元々、一人の人が、富と名誉をすべて独占することを正しいと考えていないが故に、別に三権分立という思想を知らなくても、（実質的には、権力は武士、名誉は天皇。金は別の人という分立はされていたけれども）平和な社会であったということで。

 

　ヒーローがお金持ちになったら、それは、その小説が終わる前触れではないかと思ってしまう。物語を続けるには、そのヒーローは貧乏にならなければならない。それが、日本の小説である。

 

　『日本教徒キリスト派』はジョークではない。国際化されているというが、日本人が、どんな倫理で、人生を生きているかと言う事は、まだ、あまり明白にはなっていない。海外に行く時は、宗教を聞かれたら、「日本人です」と言いたいぐらいだけれども。もっと、日本教の存在とか、その教義とかが明白になっても良いと思うけれども。まあ、もっとも、日本人の正しさは、状況に応じて、思考を変える事にあるのだけれども。そして、現実主義者である。理論がどうとか、正義がどうとかいう事より、実質的利益が手に入れば良いと思っている。それが日本人の利点なのだけれども。

 

　宗教というのは、結局の所、『何が正しくて、何が間違いか』という倫理を決めている。だから。日本教というのは、立派な宗教である。ただし、『神の存在しない宗教である』とも言われている。神々の子孫が、日本人だから。日本人の倫理は、神である他の日本人という他者が何を考えているかという事に影響される。

 

　関係のない話だけれども。琉球民族が日本人になってしまった。『沖縄の人と、在日朝鮮・韓国人とは違う』と主張している日本人がいるが。果たして何が違うのだろうかと思う。まあ、国籍が違うわな。確実に。じゃあ、在日朝鮮人・韓国人が、日本国籍を取得すれば、日本人になるのであろうか。多分、なるでしょうね。結局、国籍とは、自分のアイデンティティ（自己同一性。自分とは何者かと言う事）を規定するものだから。

　アメリカ人は、アメリカで生まれた人は皆アメリカ人であるという倫理を信じている。

　在日朝鮮人・韓国人の人は何ゆえに、日本国籍を取得するのが嫌なのであろうか。多分、チェジュ島出身者が多くて、韓国政府から嫌われて、北朝鮮を支持してきたという、自分と、親、祖母・祖父の行為を間違いであったと認めたくないのだと思う。

　自分・自分達の犯した間違いについて、認める事はそんなに簡単な事じゃない。ましてや、殺人に近い、いや殺人しているであろう、行為について、過ちを認めるのは。過ちを認めずに、『あれは正しい事だったのだ』と言い続けて、生涯を終える方が、人間にとっては楽だから。でもそれでは、ダメだと思うのだけれども。

 

　結局、一神教の人達は、すべてを持っている神、そういう存在が正しいと考えているから、すべてを持っている存在、人間を愛すと。日本人は、人間のような神様を信じているから、不完全な人を愛すということで。

　これも一つの宗教なのだけれどもなあ。

 

　『アメリカは、モノ（単一）企業ばかりである』と言っている人がいる。『ハンバーガーならマクドナルド、小売業ならウォールマートという風に、一つの業界には、一つの企業という風になってしまった』と書いている。

　アメリカのＭＢＡ（経営学修士）では、『儲かる事業にだけ経営資源を集中させ、後は、切れ』と教えているらしい。

　でも、日本の企業は、全然関係ない企業が、化粧品やら、食料品やら、変な事にいっぱい手を出している。

　『発明者利益を尊重しない』で、モノマネ行為企業が別に違法でもないらしい。

　結局、一人の人が、すべてを独占することを良いとしない倫理があるのだろうと思う。で、その倫理の原因は、絶対唯一の神を信じている所にあるということで。

 

　『神の元での平等』とか、きれいごとを言うけれども。本当は『神の元では、皆奴隷』が正しい認識じゃないかと思ってしまう。『私達は、神の元でひれ伏するしかないのです。私達は小さな存在で。偉大なる神の元では、ちりも同じなのです』と言っている人がいる。イスラエルの神は元々、暴風神らしい。わがまま極まりない。その存在と、“契約”して、自分達の神としたというのが、ユダヤ教の教える所である。

 

　神話は嘘だと思っていても。明治政府が、植民地の人達の日本人化を進める理論として。『日本の神話に出てくる神々は、植民地の人々の祖先なのである』という神話をねつ造しようとしたように。神話は、嘘八百だと思っていても、自分達の先祖が、どういう理論で、『自分達はこういう国民なのだ』と言う事を、言おうとしていたのかを、示す、重要なテキストになっている。

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政治能力の無能さが

　政治能力の無能さが日本人の利点であるという話について。

　増田悦佐さんが書いていたっけ。『日本人の偉大さは、政治能力が皆無という点にある』と。『軍事能力で世界を圧倒出来る国が、地道な技術革新をしようと努力するであろうか』と。結局、『政治能力の無能さが、日本人の正しさである』と言う事なのだろうけれども。『政治の貧困』は偉大な文明のあかしである。だから、一般庶民が努力するのだからして。いや逆かも。一般庶民が偉大だから。政治に偉大な人を就けさせずに済んでいるということで。

 

　『エリートがいない国は不幸だ。しかし、エリートを必要とする国は、もっと不幸だ』というね。日本には、エリートを必要としない国なのである。だから。日本人は、幸福なのである、ということで。

 

　中国が、南沙諸島を手に入れようと、フィリピンに対して、脅迫行為を続けている。尖閣諸島問題について。日本政府は、中国と日本と共同で、石油資源開発をしようという申し出を断ったようである。南沙諸島も、尖閣諸島も、石油が眠っている可能性があるから、中国は欲しがっているのだけれどもね。本当なら、日本政府は、今すぐに、尖閣諸島の石油資源開発を進めなければならない。世界の普通の国なら、そうするであろう。でも、日本政府は、それをしたくないらしい。『石油は日本の生命線だ』と言いながら。実際は、全然そう思っていないのが、丸わかりである。なぜ、日本にこんな事が出来るのか。多少石油資源が高くなったとしても、日本経済は破滅しない事を信じているからである。中国政府はこうはいかない。石油が輸入出来なくなったら、中国経済は破綻すると信じている。だから。石油資源を獲得するために、世界の国に対して、圧力を掛けているのだけれども。

 

　一般庶民が賢い方は、結局、その国の経済も上手くいく。世界に圧力を掛ける事で、結局、世界の国々からは、嫌われるということで。

　周りの人を、不幸にせずに、むしろ周りの人を幸福にした上で、自分を幸福にさせる方法はないのだろうかと思う。経済の基本は、『与える分だけ、あなたに返ってきます』だと思う。でも、大勢の世界の人達は、この事実を無視している。だから。この世界は、未成熟な世界なのだろうけれども。

 

　他人を幸せにして、自分も幸せになるのが、本当の道だと思う。でも。中国のやっている事はその道じゃない。そして。“軍事力で問題の解決を図ろうとする”“他国に圧力を掛けて問題の解決を図ろうとする”のも、この道じゃない。

　韓国政府は、日本海の表記を東海に変えようと考えている。「どうでも良いけど。そんな所に、重要な、人材をつぎ込むのは馬鹿だな」と思う。少なくとも、日本政府の対応としては、『東海表記を差し止めるのに、日本政府に関する重要な人材をつぎ込むのは嫌だ』という態度を示している。オリンピックの誘致活動の方が重要問題である。“他国に対して政治的圧力を掛ける事を拒否する”のも、立派な日本精神だと思う。

 

　政治能力なんて、皆無で良いのだよ。

　問題の原因は、世界の人達が、『与える分だけ、得るのが、正しい事だ。だから、得ようと思えば、他人に与える事を考えなければならない』という原則を無視している事にあると思う。政治的圧力を掛けて、とりあえず、自分達の国と国民の利益が手に入れば良いと思っている。でも、それでは、他国の恨みを買ってしまうだけなのだけれども。

 

　日本人に、キリスト教徒とイスラム教徒を仲良くさせる橋渡しが出来るという考えは間違っていると思う。今まで、日本人が散々やってきた事は、『キリスト教徒も、イスラム教徒も、それぞれ正しい存在である』と言ってきただけの事である。キリスト教徒からも、嫌われないように。イスラム教徒からも嫌われないように。それが、日本人が今まで、散々やってきた事だから。それを、今後も続ければ良い。それだけの話だと思う。“キリスト教徒とイスラム教徒を仲良くさせる橋渡しが出来る”なんて事は考えてはいけない。そんな事をすれば、キリスト教徒からも、イスラム教徒からも嫌われるであろう。それは、日本人にとっての利益にも、ならないし、キリスト教徒と、イスラム教徒の為にもならない。キリスト教徒とイスラム教徒の仲の悪さは、彼らの問題である。彼らの問題は彼ら自身が解決しなければならない問題だと思う。

　日本人は、今までやってきた事をこれからも続ける。それが日本人が世界に出来る最大の貢献だと思う。

 

　いずれにしても。“敵を作る”“相手を敵だと断罪する”事に利益はない。キリスト教徒の人達は、ナチスを悪だと考えているようであるが。ナチスを生み出した土台に注目しないといけないと思う。第１次世界大戦後に世界最大レベルのハイパーインフレがドイツで起きたのは、一体誰のせいなのか。そこの話を議論しないといけないと思う。『ナチスドイツは悪でした』というだけでは、問題の解決にはならない。

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生活保護ねえ

　何の話をしたいのだっけ。要するに、倫理観に関する話だな。あれが合法なら、無職であれば、後は貯金を全部使い果たすだけで、皆受けられそうですが。実際、受けても良いのかもね。今までは、日本人の倫理観として、『生活保護を受けるのは、恥だ。出来るだけ、回避しようと努力してきた』のが、普通の日本人の倫理観だったのだけれども。『生活保護を受けるのは、恥』という認識を改めれば、欧米諸国並みに生活保護受給者数は増える。もしかしたら、それでも良いのかも知れないけれども。

 

　結局、倫理に関する議論になるのだよね。

　外国人と日本人は倫理観が違う。アメリカで、イスラム教徒が差別されるのは、結局、アメリカ人キリスト教徒と、イスラム教徒とでは、倫理が違うからである。『非イスラム教徒を殺すのは、正義である』と信じている人達と、どうやったら、仲良くやっていけるのか。そこが問題であると思う。何でも、倫理に関する問題を無視してはいけない。発展途上国の貧しい人達に対して、お金を与えるのは簡単な事である。でも、「なぜ、彼らは貧しいのか。何か間違いがあるからではないのか」という事を議論しなければ、彼らは、自力で、豊かになる事が出来ないと思う。本質的解決を望むのであれば、倫理を問題にしないと。

 

　福沢諭吉の『学問のすすめ』を読んで。あまりにも基本的な事を一生懸命説明しているのに、驚いた。「今の日本の知識人は、こんな初歩的な議論をしないよ」と思う。

　相手に対して、表面的な豊かさを与える事は簡単な事なのだけれども。自立可能な豊かさを勝ち取れるようにするには、相手の倫理観に着目しなければならないと思う。

 

　河本さん等の周辺親族は、生活保護ばっかりだったのだって。なぜ、親が生活保護を受けざるを得ないほど、貧しいのに、芸能人になろうとしたのか。そこの所が、根本的に分からないが。倫理観に欠けた人間というのは存在する。そして、倫理観に欠けた人間でも、いや、そういう人間だから、こそ、生活保護は受けやすくなる。果たして、どうしたものか。国民の義務、労働の義務、納税の義務、教育を受けさせる義務。それらの義務を怠れば、怠るほど、生活保護は受けやすくなる。果たしてどうしたものか。

 

　本当に、病気や怪我等が、理由で、生活保護を受けざるを得ない人がいる。でも、１カ月やそこらで治る病気で、生活保護を受けざるを得ない人達については、普通の日本人は、『貯金しておけよ』と思う。大抵の日本人は、不測の事態にそなえて、ある程度の貯金をしている。なんか、真面目に生きるのが、馬鹿みたいである。結局、そういう意見に辿りつく。

 

　本当は、普通の日本人が、頭が良くて、倫理観がありすぎるのかも知れないけれども。

　アメリカのフードスタンプ受給者なんて、一か月に一回のフードスタンプが支給されると、その日のうちに食料品を、１カ月分買って。後は、その食糧だけで、一か月を乗り切るのだとか。そして、にも関わらず、彼らは、デブである、とか。

　アメリカでは、フードスタンプでさえ、賭けごとに使われるからね。結局、普通の日本人が賢すぎて、倫理観に溢れすぎているだけかも。結局、アメリカ人の下層層は、計画的にお金を使うと言う事が出来ない。日本でも時々か、結構いる。住宅費を使いこんで、賃貸住宅を追い出されそうで困っている人とか。住宅費は、大家に直接、福祉事務所が振り込みするような制度にしないといけないだろうけれども。

 

　『外国人の犯罪は、日本人に比べて多い』と言っている人がいるが。在日朝鮮・韓国、その他、中国、アジア人の問題ではなく、在日アメリカ人でも多い。日本人が世界的に見て、犯罪をしなさすぎなだけ。

 

　日本人が、倫理として、何を信じているか、という問題は。表立った日本人の宗教が、『何が正義で、何が悪であるか』と言う事について、規定していないから。外国人には分かりづらい。『外国では、無宗教と言ったら、倫理観のない、動物のような存在と思われるから。仏教徒とでも、書いておいた方が良いですよ』とアドバイスされるらしい。しかし、別に、仏教が、日本人の倫理観の土台になっている訳ではないであろう。大体、日本の仏教の経典は、何が書いてあるか、大抵の人が知らない。もしかしたら、お坊さんでも知らないかも。だから、日本人の倫理は、仏教以外の別の所にある。それは一体何だろうかと思う。

 

　『作業所でもらえる賃金が少ない』と言っている人がいるのだよね。「馬鹿じゃないのか」と思うのだけれども。その人が作業所に通う事に対して、どれだけの国と自治体のお金がつぎ込まれているのか、知らないのか、と思う。しかし、これは、生活保護も同じである。『生活保護費の額が少ない』と嘆いている人に対しては、「それは国や自治体からのお金である」と思う。別に、額が多いとかいう問題ではなく。「感謝を持って生きるか、不満を言いながら生きるか」その問題だと思う。不満ばかり言って生きる人とは、付き合いたくないよね。そう思うのだけれども。

 

　バーシャルは、『宇宙のすべての文明にはたった一つの法則しかありません。それは、「与えるものが返ってくる」と言う事です』と言っている。

　本当は、多額の税金を納めている人を、妬むのは、間違っていると思う。彼らのおかげで、この国は回っているのだからして。

　本当は、障害や病気を持つと言う事は、一つのチャンスである。自分の状況に対して、周囲に対する感謝の念を感じる事を求められるという点において。

　人生は、いつだって、「あなたの意見を変えるチャンスですよ」というのを教えてくれる。だから、人生というのは、退屈しないのだろうけれども。

 

　『私は人生における被害者である』ふりをして生きるのは、嫌だなあと思う。

　世界を変えたいと思うのであれば。自分が、幸福を感じられる人間になるしかない。世界を変えるには、まず、自分からなのである。

　世界を変えようとするのに、自分や、自分達の周りにいる人間の事を幸福に出来ない人が、世界を変えようとするのは、間違っていると思う。すべてを動かすエンジンは、「まず、自分から」なのだ。『持っているものしか与える事が出来ない』という。自分が、幸福を感じられないでいるのに、他人に対して、どうして、幸福を与える事が出来るであろうか。それが問題であると思う。

 

　『宇宙のすべての文明には、たった一つの法則しかありません。それは、「あなたが与えるものが、あなたに返ってくる」という法則です』と。『私達が見た、すべての文明にこれがあてはまりました』と。

　高額納税者は、偉そうにしても良いと思う。日本人の善行は、真面目に税金を払う事なのである。福祉に頼る事は悪い事ではないが。しかし、当たり前の権利のように主張されても困る。でも、これが日本人の倫理観であろうということで。『福祉を出来るだけ、受けないように努力する』のが、正しい日本人の倫理観であろう、ということで。

　本当は、『出来るだけ、受けないように努力する』のが、日本人の倫理感なのに。『無職と言う事は、生活保護を受ける権利がある』と主張すれば、普通の日本人は反発するよね。当然の事だと思うのだけれども。

 

　博打世界文明は馬鹿みたい。要するに、『金が入れば、それで良いのだ。その金をどういう方法で得たかという経緯は問題ではない』と世界の人々は主張する。でも、私もそうだけれども。一般的日本人の倫理感としては。「社会に対して、何か提供した分、富が得られるのが、本当の社会のあるべき姿である」と考える。

　日本人の方が、スピリチュアルリズムの主張する倫理に近いのだよね。結局の所は。

 

　まだ、書きたい事があるのだけれども。文章長すぎるから、止めにしようと思う。

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外国人に生活保護を与える事は

　外国人に生活保護を与える事は、いくつかの問題点を含んでいると思う。

　北朝鮮から、日本に帰国した、元日本人国籍の人が、日本に帰国して、仕事を見つけた後、収入のほとんどを北朝鮮にいる家族に送金しているという話がある。多分、いや、確実に貯金なんてしていない。そうすると、この人が、働けなくなった、瞬間に、生活保護という話なる。普通の日本人なら、出来るだけ、生活保護にならないように、働けるうちから、貯金しておくのに。

　老後生活保護の予定なら、年金も、払わなくて良いしね。なんか、ろくでもない、人間ほど、生活保護をもらいやすくなるというのは、矛盾だと思う。

 

　本当に、貧しい人というのは、かわいそうな人達なのだろうかと思う。貧しさには理由がある。その理由を無視して、貧困の人を、聖者扱いするのは、おかしいと思う。

　豊かになれば、権利が増える。それは事実なのだけれども。じゃあ、豊かになれない、問題点は一体どこにあるのだろうか。それを議論しないと、本当に、貧しい人達を、豊かにさせる事は、難しいと思う。

 

　在日朝鮮人・韓国人の人達に、生活保護を受給する割合が高いのは、北朝鮮に仕送りしている、せざるを得なくなっているからである。問題の原因を追及して、『なぜ、彼らは貧しいのか』を議論しないと、彼らを、豊かにさせる事は、難しいと思う。何でも、かんでも、『日本人が、悪いから、彼らは、貧しいのです』という安直な、説明をする事は、彼らの為には、ならないと思う。

 

　相手の間違いを指摘しないのは、日本人の美徳なのかも知れないが。間違いを指摘しない限り、相手は、自分の間違いに気付かない。結局、間違いをそのまま維持させる状態になってしまう。それは、相手の為にも、ならないし、日本人や、世界の人達の為にもならないと思う。

 

　犯罪者の名前を、挙げて、名前を挙げた行為をした、国会議員を、『プライバシーの侵害である』とか言って、個人批判するなんて、この日本で起きている行為とは信じられない。でも、実際起きている。一番筋の通る解釈は、「いかにも、在日朝鮮・韓国人が言いそうなセリフだな」という事だけ。まあ、吉本興業と、その他芸能人連中も、在日朝鮮人・韓国人の息の掛った連中ばかりらしいという事が分かった訳で。

 

　こういう考えを思い浮かばせてしまった段階で、すでに彼らの負けだけれども。１年後、多分、彼らは思うのでしょう。『１年半前に時が戻ってくれれば、もっと上手くやったのに』と。でも、一度、ついてしまった印象が、消える事はないでしょうね。私が、「在日特権で、本当にあるのだな」と、在日特権の存在なんて、全くデタラメだと思っていた人間がそう思ってしまうように。そう意見を変えざるを得なくなった人なんて、星の数ほどいるのでしょうね。一度、情報が流出してしまった以上は、不可逆的変化は望めない。『覆水盆が返らず』という所でしょうね。

 

　福祉事務所に、『私でも生活保護を受けられるのではないか』という問い合わせが、通常の５倍来ているそうな。『あなたの状態では、生活保護は無理です』と言って、断られた人なんて、現在の生活保護受給者数と同数程度はいるはずだから。その主張を持って、窓口に居座られたら、生活保護担当者は、仕事になりませんね。

　生活保護の許可を出すのは、市町村の管轄で。全国の市町村議会というのは、自民党が与党の所も多い（そちらの方が多数派じゃないかと思うが）から。そのうち、『河本さん等の行為を不正受給である事を、政府見解として説明する要望書』とかを、採択しそうですね。結局、生活保護というのは、政治問題なのに。河本さん等の行為を正当化する人達は、どうやってこの問題を、ごまかそうとするつもりだったのであろうか。さてさて。なんか、『新しい歴史教科書をつくる会』事件以来の大問題化しそうな気がしますが。さて、どうしたものか。

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日本人の宗教性ねえ

　日本人の宗教性と言うけれども。日本人の宗教性の根源は、神道にある。

　日本の神様で一番偉いのは、もしかすると、日本の国旗にも描かれている、太陽神かも知れないけれども。その太陽神は、女性で、ぐれてしまって、岩の中に隠れてしまい、外で宴会をしているのを聞いて、『なんだか、外が楽しそうだから』という理由で、隠れていた岩の中から出てきた神様である。

　私は、何度も、神＝人間ではないかと書いてきたが。日本の神道の神も、人間のような存在である。だから、日本人にとって、宗教性とは、人間のような神を信じる事なのである。多神教教徒だし。唯一の神という存在を信じていないし。たった一つの存在である神が、宇宙のすべてを作ったとも考えていない。日本に神話の中には、働く、労働する神様が出てくるという話がある。神話に出てくる神の子孫が、日本人であるというのが、日本書紀等に書かれてある神話上のストーリーである。要するに、日本書紀を聖書と考えるならば、そこに出てくる神々の子孫が、我々日本人なのであるという、ストーリーを信じる事になる。うーん。

 

　議論をしない神を信じている、日本人は、議論を嫌う。働く、労働する神を信じている日本人は、労働するのが、人としての道だと信じている。宗教性はあるのだが。それは人間の行動に関する倫理観を規定していて。世界の創造神を信じている訳ではない。

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日本人って

　日本人って、言っている事を観察していても、何を考えているのか、さっぱり分からない民族だけれども。やっていることを見れば、何を考えているのか、分かる、という民族だなあと思う。

 

　ドイツ人が、『日本人のエリートは議論が出来ない』と言っているそうだけれども。しかし、そもそも、日本人は、議論することが嫌いなのだから。当たり前である。

 

　ある人が、『そこの店が、まずい対応をしたからと言って、店に抗議をするのは、間違った人である。正しい人は、二度とその店に行かないだけの事である』と書いていたが。

　それは、普通の日本人の行動である。店の食事がまずかったからと言って、その店に抗議するのは、クレーマーに近い人間だけである。普通の日本人は、その店に二度と行かないだけの話である。外国の人は、店に抗議するが、その店にまた来るそうである。でも、日本人は、抗議は、しないが。二度とその店にはいかない。それが日本人にとっての、正しい行動であるということで。

 

　日本人は、表面的には、抗議しないから。大人しい、騙しやすい民族に見える。しかし、二度とその店を利用しないという態度に出るから。日本人が何を考えているかを知るのに、日本人の言動を追いかけても、何も見えない。しかし、行為を見れば、何を考えているのか、明白である、という民族なのである。

 

　表面的には、芸能人に関する生活保護不正受給事件に関する報道は消えてしまった。でも、この事件のせいで、生活保護に対する認識が、大きく変わってしまった事は、否定出来る人はいないと思う。今までは、生活保護受給希望の人達に対して、『生活保護の受給は、そんなに甘いものではありませんよ』と言っていた人達が。『あんな金持ち芸能人の親でも、生活保護を受給されるのが、正当な行為と言う事は、あなたの、受給も正当な行為かも知れませんね』くらいの皮肉は言いたくなってしまう。結局、どんなに言い繕ったって、真実は曲げられない。ヘンテコ、工作員の連中が、いくら、工作行為をしようとしたって。

 

　結局、反対行為として、何が意味ある行為だろうかと考える。ネットを検索すると、『河本さん等をテレビに出す番組に対してＣＭを出す企業に対して、抗議する人達がいて』とかいう話が出ているけれども。しかし、冷静に、自分がその行為をするかと言う事で、考えたら、テレビＣＭを出す企業に抗議するのは、その企業に対して、迷惑な行為な気がする。でも、河本さん等と、その行為を支持する芸能人が出たら、テレビチャンネルを変えるとか、そのテレビ局に電話で抗議するとか、そういう行為は、普通の人が出来る、正当な行為のような気がする。

　視聴率を測る機械は、人口の１％も持っていない。しかし、視聴率は、１分単位で、調べられているから。河本さん等の行為を犯罪ではないと主張する自称芸能人の人達がテレビに出た瞬間に、チャンネルを変える行為を大勢の人がしたら。テレビ局は、その自称芸能人の人達を、テレビ番組から外さざるを得ないであろう。

 

　結局、２ちゃんねるの人達が主張するほどには、事態はすぐには変化しないであろうが。普通の日本人は言論でごまかす事は出来ても、行動に出るから。結局、毒冷凍食品事件で、中国政府が何カ月も経った後に、中国人の犯人を示さざるを得なくなったように。何カ月も経った頃、生活保護の不正受給に関わっている芸能人の名前を出したという理由で、片山議員を個人攻撃した自称芸能人の連中は、全部、テレビから消えていると思う。一般市民という日本人視聴者を、言論だけで、ごまかすのは、恐らく、無理でしょう。

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