単純に考えれば、
「”インフレ目標値”が”2~3%”であるのならば、GNPの2~3%相当額の国債を日銀は銀行から買い取れば良い」ということになります。
そしたら、ハイパーインフレは起きないと思います。
まあ、そこまでは、この本(「日本経済にいま何が起きているか」)には書いていなかったのですが。
まあ、そういうことなのではないか、と思うのでした。
日本のGDP(国内総生産)が約500兆円で、2008年度の新規国債発行額が25兆円だから。つまり、GDPの5%の新規国債発行をしているということだから。つまり、新規国債発行額のうち、半分を日銀が銀行から買い取らないといけないということかな。
まあ、日銀に、相当強い考えがないと無理かもしれませんが。
まあ、そういう所のお話なのでした。
(そうなると。国債の金利も上がってしまいそうな気がするが。それでも、それを無視して、公定歩合をゼロにもっていくと。企業の貸し出しの方に金が回るから、良いのかな。よく分からないが)