ミホんち

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今週の一本

2010-12-08 22:39:00 | 映画・テレビの話
 あー、ひっさしぶりの映画館。ああ、うれしい。娘達よ、母は寝食こそ忘れませんでしたが、映画を今年はグッと減らして滅私奉娘しましたからね。

 

 「リトル・ランボーズ」 2007年 英・仏 ★★★★
 監督 ガース・ジェニングス
 主演 ビル・ミルナー  ウィル・ポールター

 80年代のイギリス。教会の厳格な戒律を守る家庭に生まれ育った11歳のウィル(ビル・ミルナー)はあらゆる娯楽を禁じられていた。テレビもラジオも新聞も雑誌も。映画なんてとんでもない。そんなある日、ウィルは問題児のカーター(ウィル・ポールター)と出会い、彼の家で生まれて初めて観た映画『ランボー』に衝撃を受ける。こんな映画を作りたい、という気持ちで結ばれた二人は、密かに持ち出したビデオカメラで映画を作り始める。

 いやー「スタンド・バイ・ミー」を思い出しながら見てしまうよ。「スタンド・バイ・ミー」が好きな人なら★を4つにしてしまうはず。ああ、ゴーディがいるじゃん、メガネ君も太っちょ君も。そして何よりカーター役のウィル・ポールターが早逝したリバー・フェニックスを彷彿とさせる。

 悪いことに憧れながらも、少年特有の真っ直ぐさも消えず、友達を守りたいと思いながら、ついつい自分の損得を勘定してみたり。ああ、子供時代ってなんて方向の定まらない小船に乗ってるようなものなんやろか!

 子供の健気さはいつでも映画の素敵な題材だけれども、そこにユーモアのセンスが加えられる時、その世界が生き生きと呼吸し始める。

 ちょいと疲れたあなた。思い出しに行きませんか。あの頃を。

 

 


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