とうとう一月が寒い寒いで終っちゃったね。今朝はうっすらと雪が。明日から少しは暖かくなるらしいので待たれる。おっちゃんは無事にアイダホ入りした模様。真夜中に眠れない…とメソメソ中。上娘みたいに「その時見た時間がその時の時間」と言い切る図太さを持ちなさいねー。
歯医者さんへ。本当は秋にインプラント点検に行かんといかんやったのに、バタバタしててサボってしまったため。それから映画館を回る。ポイントで無料。まずは2011年の一本目。
「ソーシャル・ネットワーク」 米国 2010年 ★★★と半分
監督 デビット・フィンチャー
主演 ジェシー・アイゼンバーグ
ハーバード大2年のマーク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、高校時代から腕利きのハッカーだったが2003年のある日、ハーバード中の寮の名簿をハッキングし女子学生たちの写真を並べてランク付けするサイト作りを始めた。このサイトは2時間で22,000アクセスに達し、マークの名前はハーバード中に知れ渡る。これが利用者全世界8億人以上の<フェイスブック>の始まりだった。
IT業界の寵児と讃えられるマークが、現実の社会では、人との関わりが下手でガールフレンドも怒らせて別れてしまう。友達だったはずのエドゥアルドとも離反して裁判の席で顔を合わせることに。8億人を繋いできた男が、数少ない友との繋がり方が分からず立ち止まる。事実をもとに作られた映画なので、細かいところがリアル。しかし主人公本人は「ボクはあんなに性格が悪くはない」と苦笑気味だそうだ。
アカデミー賞作品賞の有力候補らしいので早めに見ておきたかった。おもしろいんだけど、経済・ITの用語をちょっと勉強してから見に行ったほうが分かりやすかったと思う。と、主人公がすっごい早口。早口言葉で常に喋ってるみたい。もちろん字幕で読むので関係ないっちゃないんやけど、そのマシンガントークが映画のスピード感を象徴する。
作品賞かというとどうかな。でもアカデミー賞って作品の出来はもちろんやけど、その時代を切り取っているかどうかも(新しいという意味じゃなくて、時代の空気に合ってるかどうか)考慮されてると思うのでITをもってきたとこで取っちゃうかも。さあ、今年の最初だ!と意気込んで見るのに最適。どうぞ。
CSIの科学捜査官ホッジスがちょっと出てたので「おお!」と思いました。