二軒お隣にいただいたお野菜。里帰りのお土産。採れたてで美味。
昨日は私にしては珍しく午前中から5時間テレビつけっぱなし。アカデミー賞の授賞式やもん。ゴソゴソと片付けごとをしながらの上に、字幕はまだなく同時通訳のみなので分からんことも多々。でもたった今この時間に銀幕のスターやら監督やらがドキドキワクワクしとんのかと思うと、やめられない
毎年恒例のお楽しみだ。賞が出るたびに休日の下娘にメールしちゃらないかんので忙しい。
「ディパーテッド」が作品賞を受賞したが、「サンキュー」を連発したスコセッシ監督は同作品で脚色賞を受賞したウイリアム・モナハンが壇上に上がった時に目を真っ赤にして涙ぐんでいた姿も印象的である。ああ、レオ君とれないねえ。まだ若いから、まだ若いからと言われ続けてきた彼もええ年になってきたやんか。やけん、「タイタニック」か「アビエーター」で取らせておいちゃりゃ良かったに。でも頑張ってほしい。
今回、環境問題にアカデミー賞協会も協力するという姿勢が何度もみてとれたが、まさか会場のトイレに手拭用の高級紙が山積みしてあるなんてこたあないやろね。でかいリムジンやなくて環境に優しいといわれる車で乗り付ける俳優達が結構いたけど、ただのポーズで終わりませんように。バカスカと使い捨ての好きなアメリカで<不都合な真実>が叫ばれることがいまいちピンとこんなあ。
同時通訳のすごさは、本当に真っ直ぐに訳しちゃうってことだね。入場前のグレッグ・ギニア(やったと思う。リトル・ミス・サンシャインのパパ役)がインタビューを受けて、それを「…いやあ、昨日まで○○と暑いところでバカンスだったんだよ。彼の体臭がひどいので辟易したんだ。二度と彼と暑い国には行きたくないねえ…」と淡々と通訳してたのを大笑いしてしまった。○○はたぶん俳優仲間だよ。これ、今日の字幕版ではカットだろうなあ。
この一年に亡くなった映画関係者のビデオが流れ、ジャック・ワイルドもいて寂しかったわね。そうそう、「小さな恋のメロディ」のさ。さっさと整骨医に転身しちゃったマーク・レスターと違って生涯を映画界と離れられなかったんだねえ。
私の好きな「リトル・ミス・サンシャイン」からは助演男優賞としてアラン・アーキンが選ばれました。