ワールドカップの日々

　　
　急にシッポ膨らませて部屋の隅で固まるキナコ
　何か見えてんの？怖いっちゃけど…

　ワールドカップの毎日が進んでおります。全64試合は無理ですがテレビ放送のあるものはとりあえず全部録画して一日中流れておる状態。abemaはタブレットで見られるようにしたけど画面が小さいからなあ。ゴールを決めて珍しくはしゃぐメッシやらブラジルのリシャルリソンの神の足ゴールやら（あんなんキャプテン翼しかできんか思うた）ヒャッホイ。毎回、イケメン発掘に勤しむワタクシなんやけど今大会ではまだ巡り合っておりません。アルゼンチンでちょっと見かけた気がする。お名前不明。あとサウジアラビアの監督がおじ様ながらかっこいい。

　で、日本です。ワタクシはニワカやないので言っても許されると思いますがコスタリカ戦は退屈でした。昨日の韓国×ガーナ戦の方がワクワクしちゃったよ。ドイツに勝ってて浮かれてたとは思わんけれどさ。まぐれだったんだね、などという記憶に残さないためにも次のスペイン戦は退屈でない試合を見せていただきたい。4時に起床は厳しいので、起き次第にニュースは遮断して速攻で録画の試合を見たいと思ってます。

　ついでですが、我がアビスパ福岡は来季Ｊ1に残留することができました。もう最後の方は胃が痛かったよ。入れ替え戦かと危惧されましたが14位でしたのでねセーフ。京都と熊本の入れ替え戦は「どっちも頑張れ！」などという赤勝て白勝て気分で見ておりましたが、アビスパがこうだったかもで。その場合はリアルタイムでよう見んかも。

　おっちゃんチョイスののベスト8はイラン・フランス・クロアチア・ポルトガル・ブラジル・アルゼンチン・スイス・モロッコときた。と、思う。ふんふんと聞き流しておったので間違ってるかもやけど。いずれにしても12月18日の決勝戦まで楽しみたいわ。

今月の一本

　いい夫婦の日ですからね、映画館に行ってきました。嘘です。夕方のニュースで気づいた11月22日。ご飯時間に「いい夫婦の日おめでとー」と言っておきました。うふふさんに貰った東宝年内有効のチケットがもう一枚あったので（もう一名分はU‐ネクストのポイントで調達）よさげなの探してるとこでした。12月になって行こうかと思ったら上映回数が23日からは一日2回に減ることを知り急遽22日のうちに。一日5回やから好ましい時間帯がある。

　

　「ある男」　2022年　日本　★★★と半分　いや4つでもいい

　監督　石川慶
　主演　妻夫木聡　窪田正孝　安藤サクラ

　シングルマザーとなり故郷宮崎に帰ってきた里枝（安藤サクラ）は大祐（窪田正孝）と出会って再婚するが数年後に事故によって大祐は亡くなる。一周忌に訪れた大祐の兄が遺影の写真は弟ではない、と断言し、そこから大祐とは誰なのか？夫は誰であったのか？を弁護士城戸（妻夫木聡）の調査の元で探し始める。大祐（仮）の人生を掘っていく城戸であるが、それは思いがけず自身の出自や家族との関係をも掘っていかなくてはならなくなる。

　原作は平野啓一郎2018年発表作品である。芥川賞を受賞した「日触」は挫折したオッチャンがその後の作品は割と読んでおり、これは面白かったでと言うので去年読んでおりましたんよ。何と心をえぐることよ。。。と感じ入った「ある男」だけど、映像化って難しいんやないかと期待と心配の中を見始めた。ああ、そうそうと思ったり、あれ？そうだっけと忘れてたり。

　冒頭の絵画はマグリットの「複製禁止」という絵だそうだ。ここからして実に深い。主演の3人はむろん上手い（朝ドラの「エール」と「まんぷく」が並んで一瞬笑う）んやけども、眞島秀和・柄本明のうさんくささや俗物さの配置がうますぎまして。物語の我ら普通人の想像を超える展開の中、俗物さに助けられもする。

　人は自分の持って生まれた（生まれてしまった）人生を全く違う地点に置いて生きていけるのだろうか。全く違う地点に変えたいと思うほどの辛さをどう越えればいいのかというギリギリな思いを想像するだけの度量は私にあるのか。人生を取り替えたいと思ったことはないけれど失敗したことややり直したいことはいくつもある。しかし、それは人生の別フォルダに置いておきたい。私の人生は私がかいていかなくてはいかんのだ。上書き保存したって完全に削除することはできない。

　2022年の終わりにあたり、ちょっと1年や生き方を振り返ってみようかという向きにお勧めします。音楽も良かったよ。映画見てから原作読んだら少しガッカリとか(例えば[砂の器])原作読んでから映画見たら違和感アリアリとか(例えば[後妻業])多いけど、本作はどちらも胸にしみます。
　

間に合ったコスモス

　

　春は桜、秋はコスモスを見ないことには始まらん。桜はどこでも咲いてるけどね。コスモスは出かけないと見られませんよ。今年のコスモスはナシかなと思ってたけど、ちょい植物園までお散歩。紅葉した木々もあり、日中暑いくらいと言いながら秋は着実に来てますね。

 

　また来ようね、と言ったのは今年の春やったかい？と思ったら二年前でした。役立つミホんち備忘録。そういえば、近々に動物園も回ってみようねと言ったんだったわ。足元おぼつかんので、どっちかだけやないと無理なのよ。

 

　幼稚園さんが秋の遠足でウヨウヨしとりなさるのを上手に避けて一時間ほど。お昼には帰宅してオムライス。そろそろお散歩にも出不精になりそうやからね。退職者らしいユックリな秋の半日でした。

秋は進む

紅葉が進んでる中、週末は夏日でした。窓は開けっ放しでキナコは駐車場で日向ぼっこ。こんな天気の間に年末掃除と思うのになかなか。

 

　先週オッチャンをお迎えに行った帰りの22:30頃。ワタクシは片道3車線の左端を制限速度の50キロで走っておりました。むろん青信号ですよ。したらば、信号のある左の道(むろん赤信号)から自転車が車の真ん前まで飛び出しましてな。自分でも咄嗟によう止まれたと思います。オッチャンが思い切りクラクション鳴らせって言うんですが、急にはできん。何しろこれまでで2回しか警笛鳴らしたことないし。ほんっとに怖かった。家まで心臓バクバクよ。負荷かけたくないのに。○ネ！とは思わんけど、この当たり屋自転車野郎いつか事故するわ。

　拡大してみて　

 

　

　結婚記念日43周年はケーキ会食で終了しました。

キナコ12歳

　さあキナコはどーこだ？

　保護色です。干したお布団の心地よさを知ってて、取り込んだら走ってやってきます。

 

　12歳になりました。人間なら64歳、私と同い年です。一年が人間でいう4年になるので来年は68歳。キナコの方が年上になりますがな。毛艶もいいし、顔立ちも変わらんので忘れそうですが、老いてきよるんやね。

 

　今でも充分にキナコファーストではありますが、縁あってやって来たので「あー、ミホんちの猫で良かった」とずっと思って欲しいものです。思わんか…まあいいや。キナコのお仕事は可愛いことだけなので、これからも精進してください。晩ごはん、マグロやなくてゴメン。