
おっちゃんの出張に備えて多めに本を借りてきた。「読書の秋」だなあ。寝坊してもいいから夜中まで本を読もうと思うのに、いつも通りに11時半には眠くなってしまう。で、きっちり6時半に起きる私。(いつもは5時半起床でお昼寝つき)ったく融通がきかないというか体のつくりが原始的というか。
***今週の一押し***
「東京タワー オカンとボクと時々オトン」 リリー・フランキー
新聞に新刊案内が載るとチエックして、おもしろそうだと図書館で予約。ちょっと出遅れるとしばらく待たされてしまう。これは三ヶ月待ちで。
リリー・フランキーを御存知だった?この本で初めて知ったけどイラストレーター、絵本作家、演出家…など沢山の顔を持つ人らしい。1963年の福岡は小倉生まれ。小倉から筑豊にそうして大分、東京へと出て行く作者の軌跡と母を東京に引き取って亡くすまでの暮らしを書いた自伝小説。
「オカン。あれから、何年か経ったけど、今でもボクは淋しいでたまらんよ。」と母を思い出す作者の声に読者は故郷の母や亡くなった母を思い出して目頭が熱くなるだろう。思い出すオカンの姿はサヤエンドウの筋をとっていたり、包装紙を切って封筒を作っていたりするのだ。
さんざんオカンに心配かけた作者であるが「オカンの毎日は幸せやったんやろうか?」と今でも自分に問いかける。私自身オカンとなって25年近いが、オカンの幸せは子供が難関とよばれる学校に行くことや、お金をいっぱい稼ぐことなどではない。自分自身を大好きでいてくれること、自分の人生を愛して暮らしてくれることである。リリー君、大丈夫だよ。キミのオカンは幸せだったさと声をかけたくなる一冊だ。
**他には**
「法王庁の帽子」 森村誠一
6編の短編集。気軽にどうぞ。
「炎のあとに、君よ」 早乙女勝元
今や作家か平和活動家か分からなくなった早乙女氏の自伝小説。
「半眼訥訥」 高村薫
エッセー集。骨太小説を書く人のエッセーはやっぱり骨太。
「還流」 稲葉真弓
今から読みます。
「焼きたてパンとジャム」 カントリーホーム
涼しくなったのでそろそろパン作り再開か。



ご飯はこんな感じ。カップ麺も有力候補やったんやけど。

