10月になってしまいました。忙しかったのは歯医者さん行ったり、タブレットの交換に行ったり、イヤホンをワイヤレスに替えたり(オッチャンが使うと補聴器に見えて仕方ありません。いや、お前もなって話ですが)ウロウロしてたからです。そして本を一冊読んでたの。図書館に行った翌日に予約の本が来たから取りに来いってメールが届く。一週間しか取り置きないし、4月に予約してやっとゲット。流したらまた20人待ちになるので、即行きましたよ。
「方舟を燃やす」 角田光代
口さけ女はいなかった。ノストラダムスの大予言は外れた。噂は噂で終わった。一方で想像だにしなかったような大災害が町を破壊し、疫病の大流行に世界中が右往左往し、今も戦争が起き続けている。
そんな中を生きる1967年生まれの飛馬と1951年生まれの不三子。何の縁もなかったはずの二人の人生が2016年に繋がり始めた。不三子はクソがつくほど、真面目である。子ども達の健康と幸せを突き詰め過ぎ、ワクチン接種は一切受けず病的なまでの食事を作り続ける。飛馬は中国地方の田舎町から進学のために東京に出てきて、やがて区役所勤めとなるが小学生の時に自死した母への思いにとらわれ続けている。
何が起きるかわからない今日を生きるために何かを信じたい、と熱望する飛馬と不三子の姿は常に何かの情報を仕入れて自分を納得させようとしている自分自身に重なる。二人の昭和平成令和とコロナ禍が描きあげられていく。それは私の私達の昭和から現在の足跡だ。
図書館に行く方はぜひ予約して。買っても損はありませんよ。
「方舟を燃やす」 角田光代
口さけ女はいなかった。ノストラダムスの大予言は外れた。噂は噂で終わった。一方で想像だにしなかったような大災害が町を破壊し、疫病の大流行に世界中が右往左往し、今も戦争が起き続けている。
そんな中を生きる1967年生まれの飛馬と1951年生まれの不三子。何の縁もなかったはずの二人の人生が2016年に繋がり始めた。不三子はクソがつくほど、真面目である。子ども達の健康と幸せを突き詰め過ぎ、ワクチン接種は一切受けず病的なまでの食事を作り続ける。飛馬は中国地方の田舎町から進学のために東京に出てきて、やがて区役所勤めとなるが小学生の時に自死した母への思いにとらわれ続けている。
何が起きるかわからない今日を生きるために何かを信じたい、と熱望する飛馬と不三子の姿は常に何かの情報を仕入れて自分を納得させようとしている自分自身に重なる。二人の昭和平成令和とコロナ禍が描きあげられていく。それは私の私達の昭和から現在の足跡だ。
図書館に行く方はぜひ予約して。買っても損はありませんよ。




警戒中のキナコ