2013/5/13の「2レ」(北斗星上り)速度グラフです。(関連記事)

札幌~幌別。
札幌駅は1分ほど遅れて発車です。
苫小牧までは駅でスピードを落とす場合がある様子がわかります。
沼ノ端からは直線区間が多いので安定した速度で走行しています。

幌別~北豊津。
東室蘭からはカーブや単線区間などで速度変動が大きくなっています。
また微妙に遅れが蓄積されていて、長万部では約3分遅れになりました。
乗車中は時刻確認していなかったので、遅れているのには気づきませんでした。

北豊津~函館。
北豊津から鷲ノ巣は駅のたびに単線複線が入れ替わり、駅毎に70km/h制限が
かかっています。
森から七飯は登りやカーブでのんびり走行になっています。
七飯からは直線区間ですが、抑え目の走行です。
森までは約3分遅れでしたが、どこで取り戻したのか、函館着はほぼ定刻でした。

函館~青函トンネル。
函館発は定刻です。江差線内は60~70km/hの走行が続きます。
青函トンネルには22時38分ころに突入です。

青函トンネル~狩場沢。
青函トンネルから出たのは23時15分ころです。
計算上はトンネル内走行速度約90km/hのようです。
蟹田駅で運転停車がありました。23時37分着、23時39分発で記録されています。
津軽線交換可能駅でのポイント通過速度は75km/hに設定されているようです。
青森駅では機関車交換の運転停車です。0時4分着、0時13分発で記録されています。

狩場沢~御堂。
青い森鉄道の八戸までは100km/h弱での走行です。
八戸からは山間部となり速度低下気味です。
一戸駅手前や小繋駅手前で大きな速度低下が見られます。
特に速度を落とすような場所ではなく、理由不明です。
十三本木峠越えは約70km/hでの走行です。

御堂~山ノ目。
盛岡駅で運転停車があります。2時38分着、2時40分発で記録されています。
盛岡からは平坦な直線区間が多く、100km/h弱で安定した走行を見せています。
速度低下の駅はポイントの速度制限があると思われます。

山ノ目~岩沼。
一ノ関駅で運転停車です。3時43分着、3時44分発で記録されています。
宮城県に入ると平野部なのですがちょこちょことカーブがあり
あまり速度が上がっていません。
岩切駅では理由不明の大きな速度低下が見られます。
仙台駅で函館以来の旅客扱い停車です。2分ほど遅れています。

岩沼~郡山。
福島駅でも約2分遅れですが、郡山駅でいつの間にか定刻に取り戻しています。
福島県内もちょこちょことカーブがありますが、宮城県内よりは速度が出ています。

郡山~宇都宮。
このあたりから駅で速度を落とす様子が見られます。
通勤通学ラッシュで駅が混雑する時間帯だからでしょうか。
黒磯駅は交直切り替え駅ですが、少し速度を落としてそのまま通過しています。
宇都宮駅では1分程度の遅れです。

宇都宮~上野。
ラッシュのピークは過ぎていますが、列車本数の多い区間です。
小山~古河間では今回最高の110km/h弱の速度が記録されています。
新白岡付近の速度低下は先行普通列車が白岡駅に入るまでの調整のようです。
大宮駅も1分程度の遅れですが、上野には定刻で到着しました。
定刻着ということで途中も順調だったものと思っていましたが、
じっくり見直してみると微妙な遅れが結構見られます。
定刻運行はなかなか大変なものなのだなと改めて感じました。
(グラフの作成にはカシミール3Dを使用させていただきました)
(etrex30Jで「記録方法:自動、記録間隔:最高」の設定で記録した軌跡です)