先日の記事のコメント欄でwander-tさんに教えていただきました。熊森が口蹄疫対策にも意義を唱えるようです。
会員のみなさんへ
>5月25日(火)宮崎県口蹄疫
>宮崎県口蹄疫発生対策として、半径10キロ以内の牛や豚30万頭にワクチンを接種して、その後、全頭殺処分し、焼却などを行うそうです。この病気に感染した家畜がこれまでに約200頭出ているそうですが、だからといってこのような対策は本当に正しいのでしょうか。
>もしこの感染力の強い伝染病が、人間の場合だったらどうするのだろうかと思わず考えてしまいました。人間なら感染者の治療に全力をあげ、隔離や消毒で感染が広がるのを止めようとするでしょう。動物なら全部殺せばいいという発想に人間として戦慄を覚えますし、このような殺処分対策に異議を唱える人が報道で見あたらないのにも、こわさを感じます。対策は一つしかないのではなく、いろいろ考えられるはずです。病気の原因はウィルスという目に見えない得体の知れないもののようですが、対策として、殺さなくてもいい方法なども検討していただきたいものです。
はぁ~(^ω^♯)ピキ(ちょっと文章に怒りが滲んでおります)
そもそも口蹄疫に罹ったら商品価値(肉にしてもウイルスのキャリアーになって感染拡大の原因になる)がなくなるうえに、ウイルスをあたりにばらまき続けるわけです。さらに、口蹄疫のウイルスは感染力が非常に強い。放っておいたら連鎖式に感染個体が増えていくんですよ。また、殺処分にしてもウイルスが流れ出さないようにするために埋立地が限定されてきます。
>動物なら全部殺せばいいという発想に人間として戦慄を覚えます
そういう幼稚な発想をする前に口蹄疫がどんなものか調べてみてはいかがでしょうか?
>対策は一つしかないのではなく、いろいろ考えられるはずです。
そんなことを言ってるんならなにか有効な代案を出してくれませんかね。安全圏にいると思って好き勝手なことを。
で、ここからが保全に関わるものとして軽率と思うこと。
口蹄疫というのは偶蹄類つまりシカ、イノシシにも容易に感染する可能性があります。このまま感染が終息しなかった場合、シカにも感染が拡がって、彼らを媒介にさらに広がる可能性もある(イノシシの場合はキャリアー(長期間ウイルスが感染すること)にはならないようです)。また、「動衛研:総説 口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について」によれば、野鳥やネズミも感染拡大の媒介になるようです。そうなったら畜産を守るためにシカ、イノシシ、野鳥の駆除もありえます。それはおそらく困難を極めるでしょう。また、保全の観点からはある地域の個体群が絶滅してしまうことは好ましくない。しかし、放っておいたらまた再発するかもしれない。畜産と環境保全がどう折り合うのかまで考えて殺すなといっているのか。仮にその地域で希少な野鳥がキャリアーになっていたら熊森はどういう案を出してくれるんでしょうね?所詮他人ごとですね。
目先のことにとらわれて長期的な視野がないですね(いつものことだが)。
会員のみなさんへ
>5月25日(火)宮崎県口蹄疫
>宮崎県口蹄疫発生対策として、半径10キロ以内の牛や豚30万頭にワクチンを接種して、その後、全頭殺処分し、焼却などを行うそうです。この病気に感染した家畜がこれまでに約200頭出ているそうですが、だからといってこのような対策は本当に正しいのでしょうか。
>もしこの感染力の強い伝染病が、人間の場合だったらどうするのだろうかと思わず考えてしまいました。人間なら感染者の治療に全力をあげ、隔離や消毒で感染が広がるのを止めようとするでしょう。動物なら全部殺せばいいという発想に人間として戦慄を覚えますし、このような殺処分対策に異議を唱える人が報道で見あたらないのにも、こわさを感じます。対策は一つしかないのではなく、いろいろ考えられるはずです。病気の原因はウィルスという目に見えない得体の知れないもののようですが、対策として、殺さなくてもいい方法なども検討していただきたいものです。
はぁ~(^ω^♯)ピキ(ちょっと文章に怒りが滲んでおります)
そもそも口蹄疫に罹ったら商品価値(肉にしてもウイルスのキャリアーになって感染拡大の原因になる)がなくなるうえに、ウイルスをあたりにばらまき続けるわけです。さらに、口蹄疫のウイルスは感染力が非常に強い。放っておいたら連鎖式に感染個体が増えていくんですよ。また、殺処分にしてもウイルスが流れ出さないようにするために埋立地が限定されてきます。
>動物なら全部殺せばいいという発想に人間として戦慄を覚えます
そういう幼稚な発想をする前に口蹄疫がどんなものか調べてみてはいかがでしょうか?
>対策は一つしかないのではなく、いろいろ考えられるはずです。
そんなことを言ってるんならなにか有効な代案を出してくれませんかね。安全圏にいると思って好き勝手なことを。
で、ここからが保全に関わるものとして軽率と思うこと。
口蹄疫というのは偶蹄類つまりシカ、イノシシにも容易に感染する可能性があります。このまま感染が終息しなかった場合、シカにも感染が拡がって、彼らを媒介にさらに広がる可能性もある(イノシシの場合はキャリアー(長期間ウイルスが感染すること)にはならないようです)。また、「動衛研:総説 口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について」によれば、野鳥やネズミも感染拡大の媒介になるようです。そうなったら畜産を守るためにシカ、イノシシ、野鳥の駆除もありえます。それはおそらく困難を極めるでしょう。また、保全の観点からはある地域の個体群が絶滅してしまうことは好ましくない。しかし、放っておいたらまた再発するかもしれない。畜産と環境保全がどう折り合うのかまで考えて殺すなといっているのか。仮にその地域で希少な野鳥がキャリアーになっていたら熊森はどういう案を出してくれるんでしょうね?所詮他人ごとですね。
目先のことにとらわれて長期的な視野がないですね(いつものことだが)。
>戦慄を覚えますし、このような殺処分対策に異議
>を唱える人が報道で見あたらないのにも、
>こわさを感じます
食肉家畜だから、いずれ全部殺すんだが…
会員数を増やしている理由がなんとなくわかりました。
いつもの、中学生が立ち上がったうんにゃら、で始まる(自称)感動的なストーリー
後半は、現在の熊森が目指しているところの説明。
これがまた、「人工林と天然林のゾーニングをベースにした森林管理」「殺さずに野生動物を管理する、共存の社会」などと、その“フレーム”は間違えたことを言っていないんですよ。
しかも、しゃべりが上手い!
普段の感情的なマリコちゃん(会長)と違って、まるで一人芝居を見ているよう。
途中でPCがフリーズするという台本にはないアクシデントが発生したときに、そのアドリブ能力の無さを露呈していたのはご愛敬。
まぁ、そんな感じで、熊森について何も知らない人だったら、会費無料の会員なら入って良いかな、と思うのも無理はない、と思いました。
一度会ってみたいような見たくないような…(確実にここでネタにしますがw)。
う~ん。命を大事にとか教えてたんじゃないでしょうか。だいたい正しいしそれなら親から批判も来ないでしょうし。今さら詮索してもどうしようもないので僕は興味ありませんが。
ちょっと真面目なこと?を言うと一定の役割さえこなしていれば、その人の内面がどうかなんて親密な関係でもない限り気にされないので見過ごされてきたのか、もしくは活動を続けているうちにこうなったのではないかと。
こういう人を(理科の)教師として認めている国っていうのもなんだかなあ・・・。
まあ「手鏡でスカートの中覗く大学教授」もいたくらいだからそんなモンなのかもしれませんが・・・
彼らも仕事とは言え、決して殺したくて殺しているわけじゃない、でも、獣医であればその必要性を一番わかっているのも彼らでしょう。
そして、仕事が完了したとしても、殺された家畜や農家の人達のようには同情も補償もされない。仕事だから。
確かにそうですね。現場の方は本当に大変ということはネットで情報収集しているだけの僕にも伝わってきます。正直、自分が同じ立場だったら泣きを入れるかもしれません。
僕自身も情報すら集めずに好き勝手言う熊森には怒りを禁じ得ません。
でも、殺される家畜には屁理屈でも「かわいそう」と言ってくれる人がいて、農家には補償もされる。
その点、今回のケースで最も救われないのは、現場で殺処分を担当する獣医ではないかと私は思うんですね。
彼らも仕事とは言え、決して殺したくて殺しているわけじゃない、でも、獣医であればその必要性を一番わかっているのも彼らでしょう。
そして、仕事が完了したとしても、殺された家畜や農家の人達のようには同情も補償もされない。仕事だから。
私が外来魚を駆除するのは仕事ではありませんが、今回のケースは魚類より人間に近い哺乳類、心情を察するに余りあるものがあります。そして、それだけに無責任な感情論を振りかざす熊森には腹立たしさを感じます。