ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

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兵庫県クマシンポならなしとりの感想

2011-03-28 10:13:39 | 熊森
 さて、熊森への反論も終わったところで、梨の感想も書いてみます。レポそのものは過去に書いたので、その中から重要と思ったことをピックアップします。
まず、兵庫県内はクマの餌となる堅果(ドングリ)の森が優占した状態であること、個体の栄養状況、繁殖状況も良好となっています。クマというのは、栄養状況が良くなければ繁殖できませんから、繁殖が良好ということは餌もあるということです。熊森の言うような「奥山に食べ物がなくてクマが里まで下りてきている云々」はもはや説得力がなく怪しいのです。
また、去年、兵庫県内で捕殺が多かったのは人身事故を起こしやすい人家や集落に執着する個体が多かったためです。一方、柿の木を切るなどして対策をしたところでは、去年でもクマの出没がなかった集落もあります。もちろん、クマの出没がなくなるまでには様々な努力があったわけですが。「餌場をつくらない、近づけさせない」がどれほど重要であるかが分かります。
そして、シンポに参加して実感したことは、専門家といっても、行政内部で働く人たちには熊森批判をすることは難しいということです。今回のシンポでは直接熊森に言及するものはありませんでしたが、それでも彼らは悪意に満ちた見解を発表しました。そうでなくとも、日ごろから行政への電話、メール攻撃を推奨するようなところです。
以前、某県の担当者の方からも聞きましたが、行政の人はそういう奴らであっても共存せざるを得ないんですよ。
そう考えると、専門家として熊森を批判できる人は、消去法で大学のようなある程度独立した機関にいる人や過去に獣害のことを学んだ人になりますよね。
なんで、ならなしとりが熊森の検索で上位に来るような状況になってるんですか?適任の人は他にいくらでもいますよね?梨自体は素人に毛が生えた程度の人間ですよ?
僕としては、今の熊森騒動をブラックバス問題と重ねて見ることがあります。専門家の動きがだいぶ異なるんですけどね(たぶん続く)。
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2 コメント

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クマ怖い (Unknown)
2011-04-09 20:48:35
去年のうちらの地域(京都)はクマの主食である木の実が枯死する等して、クマ飢餓と呼べる状況でしたね。20年以上暮らしてて初めてクマが家の真後ろの山まで下りてくる等、尋常じゃない事態になってました。一部地域ではクマの生息数が増加、そのためクマが山から人里まで下りてくるとは聞いてましたが、別の事態で下りてくるとは思いませんでしたよ。
Unknown ("ね")
2011-04-12 01:21:07
やるべきは日本哺乳類学会ですかねぇ。
かの団体に対して動く気はないと聞いたことがあります。
放って置けばいい輩でまともに相手できないとしている感じが。
でも、放置してはいけない状況になりつつある気配がするのです。
散々皆さんがドングリ運びで指摘したように、国民は分かり易い方に流れてしまう。
その前に、理解の為の良質な情報を提示しないとかの団体の思う壷にはまるのでは。
ある日突然魔法のように奥山が復活(出現?)する訳でもあるまいし。
では、"ね"

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