ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

ここがおかしい熊森協会0 熊森とは

2009-08-07 22:40:38 | 熊森
 前から言っていた熊森の言動、論理を批判的に検証することを始めたいと思います。その前に熊森って何ぞや?という人のために簡単に熊森の紹介をします。
熊森とは正式名を日本熊森協会といいます。もともとは兵庫県の中学生がえさ場がなくなり、狩猟や有害鳥獣駆除に会う動物を助けたいということから始まったようです。
いわゆる善意からできた団体であり出自からして動物愛護の色が強い団体といえましょう。
その後、欧米型の実践型の環境保護団体が日本に必要ということで1997年に日本熊森協会が設立しました。団体の方針としては熊をシンボルに自然を守ろうとしており、現在では熊のみでなく獣害問題全般や外来生物問題にも取り組んでいるようです。
2004年に熊森が一躍有名となる事件が起きました。えさが足りなくなっている奥山の熊を助けるという名目で熊森が全国からドングリを集め、山にまくという行為をしました。多くの生態系の保全に関わる人から遺伝子撹乱につながる、そもそも餌付けは好ましくないといった批判がきましたが、熊森の見解は問題はないというものでした。外来生物問題に首を突っ込みだしたのもこのころからだと思われます。次回からは熊森の主張について検討していきます。

参考
日本熊森協会の歩み

日本熊森協会の基本理念

ドングリ運びについての日本熊森協会の見解
(2004年11月)


追記 8月8日
タイトルを変えました。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
要は、おかしくないって事ね。 (豊山)
2010-11-24 23:43:21
カキコ無いって事は、OKって事だすね。
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豊山さん (梨(管理人))
2010-11-24 23:51:37
なにがおっしゃりたいのかいまいち分かりませんが・・・。
何についておかしくないと言いたいのですか?
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過剰な自然保護団体 (北海道十勝の住人)
2011-11-17 23:37:06
この熊愛護団体は過去にあった熊鷹論争と似た団体。本州の月の輪熊と違いサイズがデカイ。北海道のヒグマは体長3m、体重450Kgのものが捕獲されている。日高山脈での学生3名が内蔵を食い尽くされたこと。又、土中に埋められて食べ尽くされた事件。悲惨な事件を地元は忘れてはいない。ヒグマは雑食性で何でも食べる。ドングリでは足りない。コアラではないのだ。そこの認識が最大の間違いであり、ここに来あの爪で叩かれて首が折れて食べられたらいい。熊との共生なんて言ってる余裕はない。熊で食べている学者を顧問に据えていても、北海道では嘲笑の老いた理想論者として自治体住民は相手にしていない。極めてこの団体は、幼稚。
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