令和4年1月4日(火)
今日、ツイン・クイーン誕生の報。
母子とも元気だそうで、一安心。
一気に三人のじいじになっちゃった。
金沢での芭蕉の動向!
七月十六日、本家に宿泊した他は
七月十六日、本家に宿泊した他は
最初の日と同じく分家の宿に宿泊。
十七日、源意庵宅で句会、
十七日、源意庵宅で句会、
二十日、斎藤一泉の松玄庵で歌仙の連句、
夕方野端山遊ぶ。
連句の場で一句。
秋すゞし
秋すゞし
手(て)毎(ごと)にむけや
瓜茄子(なすび)
二十一日、高厳寺で遊ぶ。
二十一日、高厳寺で遊ぶ。
二十二日、願念寺で一笑の追善会。
ここで、新作俳句を芭蕉が披露する。
塚もうごけ
塚もうごけ
我泣声は
秋の風
二十三日、宮の腰で遊ぶ。
あかあかと
二十三日、宮の腰で遊ぶ。
あかあかと
日は難(つれ)面(なく)も
秋の風
この句は、金沢に入る途中の作品だが、
この句は、金沢に入る途中の作品だが、
あたかも金沢を出る時のような位置に
提示される。
「秋の風」で 威勢よく押さえた二句を
並べて読者の目を引いてやろうという
芭蕉の心意気を示すようで面白い。
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