貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

6 奈良県天理市   石上神宮

2016-12-04 09:38:10 | 日記
6 奈良県天理市  5月10日 14:20~ 

石上神宮

  天理に着くまで土砂降りとなる。

  布留の宮とも呼ばれている。44年前になるかな、新婚の旅に、

 日本最古の径『山辺の道』を二人で歩いたが、その時に拝礼した石上神宮だ。

  朱色が鮮やかだったという印象が強かったが、木々も大きくなり、

 イメージはちょっと変質したが、荘厳さは変わらなかった。


  芭蕉の句碑は、宗房という若き時俳句であった。

        うち山やとざましらずの花ざかり  宗房 

石上神宮



石上神宮



山辺の道指標



人気者の守り鳥




芭蕉句碑   うち山やとざましらずの花ざかり  宗房 

    

西河:大滝ダムと 蜻蛉が瀧    

2016-12-04 09:19:18 | 日記
西河:大滝ダム 5月10日 11:45~ 

      ほろほろと山吹ちるか瀧の音



 蜻蛉が瀧(せいれいのたき)    5月10日 12:40~13:15 

  
  「松の湯川上」で昼食をとる。

  柿の葉寿司を購入。その際、蜻蛉が瀧の場所を確認する。

  運動広場など整備されたあきつ野小野公園は、駐車場も広いのに

 びっくりした。遊歩道やトイレも整備されていたが、車が3台

 駐車しているだけで、遊びに来ている人はいない。 

  遊歩道をのんびり上がっていくと、瀧の清々しい音色もこだま

 してきた。

 

  右の説明板によると、あきつ野の地名のいわれと瀧の説明があり、

 万葉集にも歌われ、本居宣長や芭蕉もこの瀧を楽しんだようである。

    ほろほろと山吹散るか瀧の音 芭蕉

 50メートルほどの瀧は、上から下から四方八方から眺められる

 ように整備されていた。 

  一本柱の回り階段を20数メートル降りると、瀧の全景が絶大な

 巌の奥を流れ落ちている。巌も裂いたか。右下に句碑あり。

  芭蕉の句碑と喜んだのも束の間、弟子の其角の句碑であった。
      

      三尺の身ににしかうのしぐれかな  其角

蜻蛉が滝



蜻蛉が滝の説明板



其角の句碑