RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

独断と偏見で選ぶ!! 美術展大賞2011

2011-12-31 23:45:00 | 美術
さぁ。
前置きが長くなりすぎたのでサクサク行きましょう!!
(最初からそうしろって!??)

第10位
「空海と密教美術展」
東京国立博物館
国宝・重要文化財ばかりというかなり豪華な展示。
日本の文化に影響を与えてるものを見れたということに感謝です。


第9位
「フェルメールからのラブレター展」
Bunkamura ザ・ミュージアム
フェルメールが3点来日、ということも話題です。
修復後初公開の「手紙を読む青衣の女」の青の美しさに目を奪われ。
当時の生活も面白く。
手紙というコミュニケーションツールに注目した点もよかったです。


第8位
「磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才」
練馬区立美術館
この画家を知れてよかった。
心からそう思える展示でした。
写実に興味を持ち、写実の魅力に引き込まれた展示でした。


第7位
「香り かぐわしき名宝展」
「香り」に注目したおもしろい展示。
絵画でどのように香りをつたえるか、という視点は新鮮でした。
速水御舟や上村松園のすばらしい作品が見れたことがランキング入りの大きな理由かな。


第6位
没後150年 歌川国芳展
森アーツギャラリー
今年は歌川国芳の展示が太田記念美術館でもありましたが。
こちらの出展作品もすばらしかった。
細かなジャンルに分け、丁寧に解説されていたのもよかったです。
後期は年明けに始まるので、こちらも注目です。


第5位
江戸の人物画(前期後期)
府中市美術館
単純に好きな作品が多かった、ということ。
府中市美術館の展示の仕方も楽しめました。
江戸時代の人物画って考えると浮世絵の大首絵とか思いつきますが。
妖怪とか仙人も人物として展示されていて。
江戸時代の人々の考え方も知れる展示でした。


第4位
生誕250年記念展 酒井抱一と江戸琳派
千葉市美術館
約300点もの展示品というボリューム。
まさにベスト・オブ・抱一!!
琳派大好き。
そして江戸琳派に対する理解がますます深まり。
抱一だけではなく弟子など関連する人の資料など、今まで知らなかったことがたくさんで。
濃厚な展示内容にしばらくは思い出すだけでニヤニヤできました(笑)


第3位
「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」
震災後初めて見に行った展示でした。
フェルメール作品があるのにあんなに人がいない展示は初めて。
そんなことも印象に残っていますが。
作品はすばらしく。
地理学者の何か思いついたような横顔とそれを照らす光。
すごく印象的です。


第2位
ヴィジェ・ルブラン展 ー華麗なる宮廷を描いた女性画家たち
三菱一号館美術館
この時代の女性画家に焦点を当てた展示。
これって珍しかったと思います。
女性の視線から描かれた宮廷は面白かった。
当時の流行が分かるっていう点も興味深いところでした。


第1位
松井冬子展「世界中の子と友達になれる」
横浜美術館
迷いに迷いました。
12月に見に行ったから印象が強いというのもあるのかもしれません。
だから迷ったんです。
でもさ、私の決めるランキングじゃん、って思って(笑)
単純に好き。
卒業製作から代表作に至るまで、そしてスケッチなどの資料などまさに今までの画業、全てが見れるといっても過言ではない充実ぶり。
これ書いてるときにテレビつけたらNHK紅白歌合戦に審査員として出ていてびっくりしました。
こんな偶然も1位にするべきと背中を押したのか(笑)
もう一度見に行きます。


以上です。
タイトルにもありますが
"独断と偏見"で選んでおります。
今年は見た展示が増えたので10こを選ぶのになかなか時間がかかりました。
人それぞれ意見があるでしょうが。
私はこれが好き!!
で選んでいます。

今年は有名どころも多かった。
「ゴヤ」は着衣のマハを見れてとてもテンションあがりました。
「レンブラント」も油彩や版画などさまざまなものが見れたし。
かの有名なフィリップスコレクションが見れたということで「モダン・アート、アメリカン」もよかった。
「シュルレアリスム展」も今年だったんですね。

日本画ですと酒井抱一が生誕250年ということで関連展示が多かった。
(出光美術館畠山記念館)
琳派大好きっ子としては楽しくて楽しくて。
あとは生誕130年の松岡映丘
良質の作品ばかりで満足度はかなり高め。
「長谷川等伯と狩野派」もよかったですね~。
「写楽」もほぼすべての作品が見れて満足満足。

生誕100年で岡本太郎もおもしろかった。
ますます好きになりました。
平山郁夫も2回見に行きました。

8位に礒江毅を入れましたが。
同じ写実で犬塚勉も面白かった。

「古代ギリシャ展」は展示品がどれもすばらしく。
芸術性の高さを見せ付けられました。
「パウル・クレー」も充実した展示で楽しかった。
「南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎」とかもよかった。
「胸中の山水」も好き。
「北斗七星の庭_重森三玲展」もまた見たい。
「ジパング展」は現代アートの展示としては2011年最高でした。
草間彌生は来年の個展も楽しみ。


いろいろ思い返していたらすごく長くなってしまいました。
どの展示も思い入れがあり、今回は選ぶのにかなり苦労しました。
こんなブログを読んでくださってありがとうございました
今年は美術館行った回数も伸びましたが、ランキングも飛躍的に伸び。
自分でもびっくりしております。
来年も美術館は行き続けます
そして書いていきます
良かったら読んでください。

それでは良いお年をお迎え下さい


今年最後のお願いです。
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独断と偏見で選ぶ!! 美術展大賞2011  長い長い前置き?

2011-12-31 23:35:00 | 美術
今年もあとわずかとなりました

年々月日が経つのを早く感じるようになり。
何か分からないものに追われているようで。
イヤになっちゃいますね~

さて。
タイトルどおりです。
10位から1位までの発表です
今日は長くなりなります。

ここ何日かで手帳を見返したりBlog読み直したり。
昨年も「きれい」とかそんなありきたりな言葉でしか書いてない……
って書いていましたが。
今年もだよ、全然参考にならないよ
作品見たときは感動したんだろうけど。
読み直したら伝わらないよ。
成長してないー!!!!
ふぅぅ。日本語力・語彙力の向上を来年も誓わねばなりません……

前置きがどんどん長くなってきた。

昨年は「今年70こぐらい展示見てきた。すっごく増えた。」
とか書いてましたが。
今年、なんと。
214
もの展示を見に行きました。
前期・後期分かれていたものや複数回見に行ったものもあるので、
"美術館・ギャラリーへ行った回数"
ですと222回。
なんか、すごいね、自分。
1年365日だからね。
少なくとも2日に1回は行ってないと。
平日仕事後と休日にこれだけ行ったかと思うと……
なんか、アホだね。ほどほどって言葉もあるのにね。

上半期(1~6月)の時点では100行ってなかったので。
下半期(7~12月)にすごく行ったことに。
そして気になるところは10月と11月。
この二月で50も行っているのです
10月と11月は仕事が忙しく残業時間が自分の過去最高を記録していたとき。
仕事後行けなかったにも関わらず……。
どうやら仕事のストレスと比例しているようです(笑)
反対に仕事が落ち着いた12月は半数近くまで減っているので。
(10月11月に見まくったため、見に行く展示がなくなったとのウワサも 笑)

さぁ。
早速いきましょう、としたいのですが。
次の記事へ書かせてください……。
長くなりすぎるとケータイで見るときイヤになっちゃうんだよね。
(すっごく個人的な事情)



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没後150年 歌川国芳展(前期)

2011-12-29 22:20:00 | 美術
見てきました

森アーツギャラリー

会期は2011年12月17日から2012年2月12日。
前期は2011年12月17日から2012年1月17日。
後期は2012年1月19日から2012年2月12日。
前期と後期で大幅な入替えがあるそうなのでどちらも期待です


今年は歌川国芳没後150年!!
太田記念美術館で開催された展示(前期後期)も記憶に新しいですが。
ひらひら(国芳のあだ名。詳細は太田記念前期。)の鮮やかなる世界観が楽しめる展示です。

歌川国芳(寛政9[1797]-文久1[1861])
奇想天外なアイデアと斬新なデザインで破天荒な浮世絵師なんて紹介もされますが。
浮世絵の粋にとどまらない魅力的な作品を多数生み出しました。
今、見ても面白く、魅了し続けるというのは素晴らしい!!
ひらひら、実は国際デビューもしちゃってます。
2009年にはロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで「KUNIYOSHI」展が。
大英博物館所蔵品だそうです。
すごいな、大英博物館。
何でも持ってるんだな~。
この展示、2010年にはニューヨークで開催。
COOLな浮世絵代表として世界を渡り歩いているのです。
発想の自由さ、豊かさ、そして水滸伝シリーズにおける迫力ある画。
うん、かっこいいよ、KUNIYOSHI!!
(ローマ字綴り、ちょっと気に入った 笑)

今回は代表作はもちろんのこと、未紹介の作品、新発見の作品など約400点!!
盛りだくさんで国芳の魅力を堪能できちゃうのです。


どこかで見たことある作品ばかり。
やっぱり武者絵は迫力あっておもしろい。
戯画、あとは猫や金魚には癒されます。

国芳のかっこいい作品も、かわいらしい作品も、笑えちゃう作品も、、すごく楽しめる展示です。

これが今年最後に見た展示です。
そして今年最後の美術記事になります。
1年間、色々なものを見てきました。
読んでくださった方、ありがとうございます。
大晦日には昨年に引き続き
「独断と偏見で選ぶ!!美術展大賞2011」
をUPするつもりですのでよろしかったらそちらも読んでください。
今、必死にまとめています(笑)



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メタボリズムの未来都市展

2011-12-28 21:30:00 | 美術
見てきました

森美術館

会期は2011年9月17日から2012年1月15日。

太りすぎは健康によろしくないと叫ばれるようになり。
腹囲がウンcm越えるとダメだとかなんとか。
皆さんのおなかは大丈夫でしょうか。
そう、メタボリックシンドローム。

……そのメタボではありません。

メタボリズム運動とは。
戦後起きた日本初の建築活動にございます。
時は1960年代、戦争で荒廃した日本が復興し高度経済成長期へと移行した時代。
未来の都市像を夢見て新しい思想を生み出した建築家たちがいました。
黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦……丹下健三に強い影響を受けた建築家です。
とっても豪華
建築に詳しくなくても聞いたことのある人だらけ。
そのメンバーを中心に展開されたのが「メタボリズム」
生物学用語で「新陳代謝」を意味します。
この展示を理解するために調べて初めて意味を知りました。
また、ひとつ、知識が増えました。
人はこうやって学び、成長していくのですね~(笑)

さて、メタボリズム 新陳代謝ですが。
環境に適応する生き物のように次々と時流によって姿を変え増殖していく建築、都市のイメージ。
東京湾を横断して伸びていく海上都市、高く延びるビル群を車が走る空中回廊でつないだ都市。
ちょっぴりFS風味な、未来感ある壮大な発想です。

この展示は世界で初めて、メタボリズムを総括するもの。
とにかく盛りだくさん。
映像やら模型やら、気合いを感じます。
全部しっかり見るには4~5時間かかりそうです。
時間がなかったのでそんなに滞在していないのですが。
メタボリズムに関して学ぶにはまたとない機会になりそうです
建築わからなくても映像おもしろいのでおすすめです。



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嘆きの丘

2011-12-28 20:30:00 | 日常
3連休が終わったら慌ただしく年末ですね

今年はクリスマスが土日に被ったので、恋人なんかと楽しく過ごす人ばかりでBLOG見てくれる方も減るかしら
と思っていたのですが。

地球、爆発すればいいのに

アクセス数はいつもの週末と変わりありませんでした。
このBLOG読んでいる方は独り身が多いのか、それとも……。
うん、カップルで街が溢れかえるってのはメディアの作り上げた幻想のようです。
あれ!? じゃあ、私が見たカップルたちは、、、
私はとうとう、普段目に見えないものが見えるようになってきたようです。
(たぶん、違う)


美術館行ったり、なんか作ってみたり、ハガレン読んだり(何回読んでいるのか……)
いつもどおりの充実した休日でしたな(笑)
というより今週実家帰るからお土産買いに行ったり、支度したり。
年末年始前、最後の週末って忙しさが……。

てか、最終回に近づいていくと
「早くみたい」って気持ちと
「終わるの悲しい」って気持ちがあるよね。
うん、もう終わっているし、結末知ってるのにね(笑)

あとは、2月に発売される
「劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」
はBlue Rayで買うべきか、DVDで買うべきかを悩んでました。
そして、ハガレンアニメのDVDを買おうか真剣に悩んでいました。
買う気なかったんだけどな~。
You Tube見てたら動く大佐がかわいくて(笑)
休日の夕方見てたよ~。
17時からだっけ!?17時半からだっけ!?
懐かしい。
てか、大佐、あんな声だった!?
見てたのって大学生の頃!??
忘れてきてるわ……
あ、まだ、フィギュアに手出してないからまだ大丈夫!!
(何基準!??)
てか、フィギュアの顔、かっこよくなかった~。
あ、一応ね、一応確認しただけだから。
買わないよ。
アル、ブリキとかで作ってくれないかしら。
そしたら絶対買うのに(笑)



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永遠の、永遠の、永遠

2011-12-27 21:00:00 | ネイル
ネイル、変えました

年内最後のサロン、ってことで。
このネイルで年越しです

年末年始は赤と白を使いたいな~と、毎年思いつつ。
毎年していませんでしたが。

今年はしました。
赤と白。

って思っていたのとちょっと違う方向になりました。
まるで、彌生!?(笑)

うん、最初は赤と白使って、ゴールドのライン入れたりして。
いかにもめでたい系にするって思ってたんだけど。
デザイン見ていたらこっちが良くなってきたんだもん。

今回は石のせてないシンプルなものになりました。
薬指だけ黒のホロでリボン作ってもらいました。



う~、かわゆす!!
かわいいから思ったのと違ってもOK!!

タイトルは来年、国立国際美術館で開催の草間彌生展のタイトルから。
楽しみですな~



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船でオランダに輸出すると、船の到着は約1 ヵ月後

2011-12-26 21:30:00 | ミュージアムショップのお菓子たち
到着後は通関やらなんらやらもろもろあるので、お客様の手に届くのはさらに先になります。
私はだいたいプラス1週間を見込んでいます。
で、私はオランダ担当してないので詳しいことはわかりません。

17世紀のオランダでは手紙のやりとりが普及した、と
フェルメール展の記事で書きましたが。
船乗りさんに手紙を出すと、色々なところをまわりにまわって。
お返事届くのは約2年後だったそうです。
下手すると、手紙より先に本人が帰ってくるかもね

さて。
恒例の(!?)お菓子です
こうゆう大きくって目玉のある展示はコラボ菓子が大体あるのですが。

フェルメールの「手紙を読む青衣の女」がプリントされた缶。
オレンジ味とチョコにココナッツのサブレ。
東京風月堂です。


あとは輸入菓子。
オランダのお菓子です。
ワッフルみたいなのにキャラメルっぽいソースが挟まってます。
なんか、オランダ系の展示行くとパッケージは違えど、毎回こんなの買ってる気がする。



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フェルメールからのラブレター展

2011-12-25 21:30:00 | 美術
見てきました

Bunkamura ザ・ミュージアム

会期は2011年12月23日から2012年3月14日。

今年の夏から始まった改装も終わり。
いよいよ展示が始まります!!
なんとフェルメールが3点も来日!!
ありがとう、ありがとう

さて、今回はフェルメールの作品に注目が集まっていますがポイントは手紙。
フェルメールの3作品は全て手紙絡みですし、その他の作家の作品にも手紙が。
今回は手紙を含めたコミュニケーションからフェルメールの時代にみられる人々の絆を見ていっちゃう展示です。

今回、前売りで3枚買ったので3回行く予定です(笑)
ですので、気に入った作品も3回に分けようかと。
だって書きたいの多いのー!!
フェルメールも3作品だから1回ずつ書けるし。

で、今回はフェルメールの「手紙を読む青衣の女」とその他印象に残ったものを。

「手紙を読む青衣の女」
トップ画像のチラシもチケットもそれにしました(笑)
修復後、世界初公開です
恋人からの手紙を読む女性。
ラピス・ラズリの青が鮮やかで綺麗です。
この時代の画家の特徴として様々な小道具を寓意的に書き込むことがありますが。
この作品ですと地図。
地図は多くの場合、恋人不在をほのめかすモチーフ。
オランダは商業国。
当時、海外や船上で働くことの多かったオランダ男性にとって手紙は安否を伝える大切な手段。
相手の近況を知る唯一の手段ですから女性も真剣です。
手紙に夢中になる静かな瞬間が鮮やかに表現されています。
修復前の様子がパネルで紹介されていましたが、かなり色が落ちていました。
難しい修復も終わり、こうやってまた一般公開されることを嬉しく思います

フランス・ファン・ミーリス(1世) 「手紙を書く女」
私は今回この作品にとても惹かれました。
大好き
物の質感がやばいです。
触れたい。
触れたらドレスは本当に柔らかいんだろうなって思う程の描写力。
手紙を書く女性の美しさもさることながら光と影の表現がドラマチック。
リュートが描かれていますが、リュートは愛のシンボルとのこと。
この女性が"音楽をともに奏でる"ことを望む恋人不在の象徴だそう。
このテーマにこの表現力。
今回の展示で一番輝きを放っていたと私は思います。
作品、小さめですので凝視です(笑)

17世紀のオランダでは識字率の高さ、郵便制度の発展に伴い手紙のやりとりが普及。
自分の気持ちを紙に書く、この新しい行為によって感情や気持ちに対する意識が変化し。
絵画でも手紙をテーマにしたものが人気になります。
フェルメールも今回の3作品以外にも3作品、合わせて6作、手紙の作品を描いています。

手紙の流行に伴い「手紙の文例集」も流行ることに。
職種別ビジネスレターの書き方、季節の挨拶状やお礼状、礼儀作法など。
今と変わらないんですね。
そんな中、一番刊行が多かったのは「ラブレターの書き方」
今も昔も恋に悩むことは変わらないのですね。
ラブレターの文例集では、歳が離れた相手や身分違いの恋などの状況別。
交際の申し込みを断る、なんてのもあったそうで。
ちょっと読んでみたい
今のようにメールで気軽に出来る時代とも違うだろうし。
言葉の重みは今以上でしょう。

改装後、初めての展覧会。
クリスマス含む3連休。
人気のフェルメール作品。
こんなことが重なり、人はかなり多いです
改装で大きく変わったなーと思うのはロッカーの位置ぐらいかなー。
前より少し増えたよ
展示室内はあんまり変わってない気が……
配置とか見て回る部屋とか。
うん、見えないところで変わっているのでしょう。

さて、この冬
ラブレターを書く相手がいない人も
もらう予定がない人も
この展示で人を思う気持ちに触れてみてはいかがでしょうか。
温かい気持ちになれるかも……!?

地球、爆発すればいいのに。

(笑)



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アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue

2011-12-24 21:30:00 | 美術
見てきました

21_21 DESIGN SIGHT

会期は2011年9月16日から2012年4月8日。

今回はアーヴィング・ペンと三宅一生。
この2人が主人公。
三宅一生は聞いたことある人ばかりだろうからはしょります。
デザイナーです。以上。(笑)
アーヴィング・ペンはファッション、ポートレート、静物写真などを手がけた、アメリカを代表する写真家。
先日、POLA MUSEUM ANNEXで見てきた「Chic and Luxuary」でも何点か展示されていました。

アメリカと日本。
2人の接点は1983年。
ヴォーグ誌のページでペンが初めてISSEY MIYAKEの服を撮影したことから始まります。
その写真を見た三宅は「こんな見方ができるのか」と自分のデザインしたものながら、その見え方の違いに驚きます。
そして、その後パリコレで発表してきた服の撮影を依頼。
87年S/Sから99年A/Wまで13年間にわたり年2回の撮影がニューヨークで行われました。
12年間で24回の撮影。
三宅は一度も撮影に立ち会いませんでした。
と、同時にペンもISSEY MIYAKEのコレクションを見ることはありませんでした。
届いた服を見て撮影。
そうやって撮影された写真は250点超。

今回はそんな2人の仕事っぷりが存分に紹介されています。
一度も立ち会わなかった、一度もショーを見なかった。
そんなことが信じられないくらい、息の合った完璧な作品です。
お互いの仕事を尊敬し、信頼していた。
プロってこうゆう人のことなんでしょう。

三宅一生の東京での服作り、パリコレでの発表、ニューヨークのペン・スタジオでの撮影、さらに撮影された写真を使った田中一光によるポスター制作までをまとめたアニメーションはなかなか愛嬌あっておもしろかった
ペンの撮影したものも展示されていたのですが、三宅一生を写したものも。
すごく素敵なものだらけ。

今回、会期長いな~って最初思っていたのです。
納得です。
丁寧に作りこまれた会場、工夫された展示。
会場入ってすぐに目を奪われる。
1人でも多くの人に見てもらいたい!!
そんな気合を感じられる展示でした。

12月23、24、25日の3日間は21時まで開館しています。
入場料もいつもの半額!!
500円(一般)で見れちゃいます。
素晴らしいクリスマスプレゼント
ただ16時半以降はイルミネーション混雑回避の一方通行規制があるそうなので。
気をつけてください。

展示はおしゃれで美しい。
楽しい時間をぜひ



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スイーツアート展2011

2011-12-23 21:30:00 | 美術
見てきました

帝国ホテルアーケード

会期は2011年12月1日から2011年12月25日。

帝国ホテルの地下1階。
そこは1923年に日本で最初のアーケードとして誕生し、今も約50店舗の専門店が軒を連ねております。
そこで行われるのが「スイーツアート展」

スイーツアート、、
それはお菓子で作られた美しいアート作品。

お菓子と美術をこよなく愛する私のための展示ではないか!!(笑)

と、いうわけで、23日(金)朝10時。
前日、会社の忘年会で飲みすぎ浮腫んだ顔を叩きつつ。
行ってきました!!

っといっても。
帝国ホテルですよ
わ、わたしみたいのが入っていいんですかね、
と若干、挙動不審気味に。



目玉はこちら。

世界最大級
高さ4mの「マカロンタワーのクリスマスツリー」
本物です
お菓子です



これとか。



これとか。



これとか。



このシクラメンさえもお菓子!!

お菓子すごい


そして注目はこちら!!

「幸せを呼ぶ、お菓子のリース」
日本は『八百万の神』のいる国ですが。
お菓子にも神様がいるんです!!
和歌山県の橋本神社。
ここはお菓子の神様を祀っているんです。
このお菓子のリースはここでご祈祷を受け、神様の力を宿したハッピースイーツなのです
「甘い恋愛が訪れる」
「一生甘いものに困らない」
というご利益があるとか……。
すばらしいご利益です。
なんでもケータイの待受けにするといい恋できるとかなんとか。
さぁ、みなさん、ぜひぜひ待ちうけに!!
"ただの大きいバームクーヘンに飾りつけしただけじゃん"
とか野暮なことは言ってはいけません。
おまえ、甘いものの食べすぎでおかしくなったんじゃないの!?
とか思ってもいけません。
私は今日も平常です。
ま、"ハッピースイーツ"は書いててどうかと思ったけど(笑)
これ、お菓子のところに書いてあったの。私の言葉じゃないから!!


ともあれ、待ちうけに

え!?
いらないって!??

……地球、爆発すればいいのに。


クリスマスまでの展示ですので、甘く美しく鮮やかな世界にぜひぜひ



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