RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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モダン・アート, アメリカン -珠玉のフィリップス・コレクション-

2011-11-15 21:30:00 | 美術
見てきました

国立新美術館

会期は2011年9月28日から2011年12月12日。

フィリップス・コレクション。
マネやルノワールなどの印象派の作品やピカソの作品を所蔵していることで有名ですが。
えっと。
だれ?
な方ばかりなのです。
今回、有名どころは少なめで。
名前を聞いたことがない作家ばかりでした。
だからなのか……。
国立新の大型展示にしては比較的すいていて見やすいです。

展示は第1章 ロマン主義とリアリズムからはじまり、印象派へと続いていきます。
……なんだかなー。
私、このへん好きじゃないかも、とテンション下がりぎみで鑑賞
第4章にポスターにも使われているオキーフの作品が。
このあたりから気分ちょっと持ち直し(笑)
ジョージア・オキーフ「ランチョス教会、No.2、ニューメキシコ」
砂漠に岩の固まりみたいのが描かれています。
教会には見えません……。
でも、こうゆうの、好き(笑)

エドワード・ホッパー「日曜日」
今回ポスターにも使われていて目玉なはずなのに!!
はずなのに。
漂う哀愁と孤独感が半端ないっ!!
看板も文字も見当たらない街の一角に腰を掛ける男は憂鬱そうでもあり。
都会の孤独ってこうゆうことかな。
心証風景ってかんじがすごくしました。
とりあえず、全力で励ましたくなる佇まいです(笑)

同じくホッパーで「都会に近づく」
ぽっかりと空いた鉄道のトンネル。
吸い込まれたら別の世界へ行ってしまいそうです。

上記2作品共に都会を扱っているのに都会らしい騒々しさは一切ありません。
むしろ淋しさ、孤独を感じるのです。
都会に近づくのに、人が多いはずなのに。
どこか取り残されたような不安感があります。

エドワード・ブルース「パワー」
摩天楼にかかる雲。
その隙間から漏れる光。
まさに何かが降り注いでいるようです。
今回の展示で一番好き
なんか笑った。

ポストカードも購入しました

今回、全体的に地味な印象が拭えない……
けど、知らない作家さんが多いので新しい発見を期待できる、そんな展示でした



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