RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

パウル・クレー おわらないアトリエ

2011-06-28 23:40:00 | 美術
見てきました

東京国立近代美術館

会期は2011年月日から2011年月日。

クレー大好き

Bunkamuraでの展示や(「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展)
静岡県立美術館での展示(「パウル・クレー 東洋への夢」)
などで見てきていますが。

期待に胸膨らませ
スイスのパウル・クレー・センターが所蔵する作品を中心に、
ヨーロッパ・アメリカ・国内所蔵の日本初公開作品を数多く含む約170点の展示です。

人、多いっ!!
なぜクレーってこんなに人気があるのでしょうか……
私が美術館に行くようになって5、6年。
その間に見たクレーの名前が付く展示は先ほど書いたものと合わせて3つ。
これだけ頻繁に行くようになったのは最近のことなので。
もっと開催されているかも。
こんなにも展示が行われる人ってなかなかないんじゃないかな。

パウル・クレーですが。
スイス生まれ。
音楽をたしなみ、詩を愛し。
これまでの展示でも作品の物語性や制作上の理念が詩情豊かに詠われていました。
今回は。
「クレーの作品は物理的にどのように作られたのか」
をクローズアップ
作品の視覚的魅力のみならず、その魅力を支える技術について見ちゃいます。


展示は自画像から始まります。
そして各地に構えたアトリエの写真とそこで制作された作品。
最後に制作技術と作品。

最後の部屋……
順序がよく分からない……
クレー作品を意識した配置で展示されています。(多分)

クレーの技法によって分類され展示されていました。
ちょっとおもしろい。
どのように制作されていくのかが分かりやすく。
あの不思議な感覚が作られていく様は見ていて楽しい。

生涯、検証し続け自分の技法を探し続けたクレー。
最後の特別クラスの作品たちは妻や自分のために手元に残していた作品だそうで。
さすがに素敵な作品だらけ。
「山のカーニヴァル」
ちょっと神秘的でカーニヴァルというよりは儀式っぽいですが。
楽しくて暖かな気持ちになります。

満足度高めな展示です



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何に因って?

2011-06-25 21:30:00 | 美術
気になるニュースがありました。

艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏が保釈されたそうです。
私が知っている、そして作品を見たことがある数少ない中国人アーティストです。

作品をしっかり見たのは2009年の森美術館での展示。
『アイ・ウェイウェイ展―何に因って?』
です。

これ、おもしろくて2年ほど前なのにけっこう記憶に残っています。
撮影可でしたので写真撮ってきました。
一部ご紹介しながら……。

脱税の疑いで拘束されていましたが。



保釈の理由として当局は、本人が容疑を認めていること、
慢性の持病があることを挙げていますが、
欧米諸国が「不当な拘束だ」として即時釈放を求めていたことから、
こうした国際的な批判に配慮した可能性もあるとのこと。

昨年末から今年頭までの会期で彼の展示があり来日予定でしたが
出国許可が出ないとかなんとかで来日中止ってことがあったので
色々気にはなっていたのです。

4月3日に北京空港で拘束。
6月22日に釈放。
長い。

艾氏の芸術活動に関する業務を手がけている「北京発課文化発展有限公司」
という会社の脱税とのことですが。
艾氏は会社の代表でも株主でもなく。
法人代表は妻の路青さんとのこと。
脱税額も明らかにされていないため、欧米では批判が。

艾氏はノーベル平和賞の獄中の民主活動家、劉暁波氏を支援したり、
四川大地震で手抜き工事により倒壊した校舎の下敷きになって多数の子供が死亡した件で
当局の責任を追及したり……。

あー、うん。

そんななかでも。
英国王立芸術学院(Royal College of Art)から
「名誉会員」の称号を贈られています。
「現代の中国及び世界において最も重要な文化人の1人」
とのこと。
拘束から2カ月。
艾氏の姉は、同氏の芸術活動が評価を受けたことを喜びつつも、
「弟がまったく(このことを)知らない」ことを残念だとしている。

あ、このシチュエーションよく聞くね。



さらにさらに。
タイム誌では2011年の「世界で最も影響力のある100人」に。
タイム誌副編集長は「勇気と芸術の才能」により選出されたと述べ。
「世界から見れば、彼は中国の希望であり続ける」というコメントを掲載。

この他「最も影響力のある100人」には、
習近平・国家副主席、梁光烈・国防部長、ほか4名の中国人と台湾から1名。
中国共産党機関紙、人民日報のサイトでは多くの「華人」が選ばれたことを伝え、
紹介したそうですが、艾氏のことは触れなかったそうです。

THE 中国ってかんじのニュースですね。


この人、北京オリンピックのメインスタジアム
「鳥の巣」の設計もされているんです。
だからほぼ世界中の人が彼の作品を見たことがあるんじゃないかと。
設計はしたけど開会式には出席せず。

う~ん。
いろいろなことが中国では難しいんだな~と。

とりあえず私は、次の作品&展示を待ってます。
少し痩せたとのことだったので。
まずはゆっくり休んで。
次への英気を養って欲しいな~。



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女子力

2011-06-25 18:20:00 | 日常
美容院行ってきたー

長さは変わってないけれど。
(いつもどおり 笑)
色変えて。
オリーブ系の色味を前回より強くして、髪がやわらかく見えるように
ま、そんなことはどうでもよくて。

今回、かわいくアレンジしてもらいました
「everydayカチューシャ アレンジ」笑
AKBかよ、っとつっこみつつ。
みつあみでカチューシャ作って。
すっごく可愛くしてくれたけど。
私の顔に合わないような……泣

いやー。
カラーリングのときにお手伝いしてくれてた女性と話してたんですよ。
「女子力高いよねー」
って。
誰がって。
私の担当の美容師さん。
ネイルもいつも褒めてくれるし。
「キラキラしてかわいい
「指で色違うのおしゃれ」
って。
さらに
「そのアイシャドウどこの??」
「すっごく馴染んでていい!!」
ってメイク、ピンポイントで褒められた
美容師さんに褒められるのは嬉しい
その人、メイクも詳しくて上手なの。

男だけどね
おネエ系、とかじゃないよ。
かわいいものが好きなだけ。
今の見た目はEXILEっぽい(笑)

ギャップがたまらなくおもしろい

私、これからも通い続けると思う

おすすめなので興味ある方紹介します(笑)

ネイル

2011-06-24 22:50:00 | ネイル
変えました

今回は単色塗りで。
色変えて。
石のせて。


あ~、
ネイルサロンだけが癒しの場所だよ
会社はイヤだし、家も落ち着かないし。


ネイリストさん、ちょっと考え似てるからラクなの。

「彼氏できました??」
「いや~全然」
「そっかー。でも1人楽しそうですもんね」
「そう見えます??」
「うん。1人を気楽に楽しんでそう。」
うん。
1人楽しい。
自分で分かってる。
けど。
人に言われたらちょっとへこんだ。
そうゆうオーラ出してるんだなーと。

休みの日に予定あっても。
「この近くだと○○美術館行ける!!」
とか考えるもんね。

これも人を寄せ付けない原因かしら……。


明日は髪の毛。
色キレイにしてトリートメントして。
癒しだ~!!

で、そのあとご飯の約束あるけど。
時間あるから美術館行ってくるよ
というか。
美術館行けるように予定組んだ(笑)


ヤバイ。
まだ首痛いんだよね。
美容院で髪洗うとき……
死ぬかも……………。



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もてなす悦び ティーパーティー

2011-06-23 23:45:00 | ミュージアムショップのお菓子たち
もてなす悦び展のお土産です


ティーカップのアイシングクッキー
かわいいです
350円ぐらいだったハズ。


紅茶は三菱一号館オリジナル。
ニルギリにしました
850円。
パッケージがすごくかわいいんだけど。
これ、どうやって出すの??
割る??
なんかもったいなくてイヤだ


展示のようにティーパーティーイメージで。
ティーカップに紅茶を入れて。
(ティーカップの使用2回目 笑)
お菓子の準備をしたら、わぉ、かわいい

カメラ、カメラ

一通り撮影して(笑)

冷蔵庫からお菓子出したら結構な量に。
まだまだあるけどね★


ジオラマで撮りました。

食す頃には紅茶が冷めてる……
ニルギリはアイスティーでも美味しく飲めるそうなので。
明日はアイスにしよう……



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もてなす悦び展

2011-06-22 23:45:00 | 美術
見てきました

三菱一号館美術館

会期は2011年6月14日から2011年8月21日。

今のところ、三菱一号館は開館以来皆勤賞です。
すべての展示を見に行ってます。
仕事後に行けるということが大きい。
週の真ん中、水曜日。
週末まで待てない!!
美術品を見て落ち着きたいってときにぴったり(!?)

さて、もてなす悦び展。
今回のチラシ、素敵です
どんなもてなしが見れるのか……

19世紀後半のロンドン、パリ、ニューヨーク。
新興富裕層の台頭がめざましい各都市では、万国博覧会の開催を機に、 日本に対する興味・関心が。
遠い異国を連想させる品々を愛でようとする傾向が広まり。
芸術家たちはさらに、新たな創造の源をそこに見出そうと。
こうして巻き起こったジャポニズム旋風。
様々な作品が生み出され、 人々の生活に新たな異国情趣が。

今回はそういった作品だけではなく、制作過程も。
素描や関連資料まで展示されています。

入ってすぐはあさがおがテーマ。
ティファニーのガラスの器が美しい
朝顔形コンポートにはバニラアイスのせたーい!!
すっごくおいしそう

さて、素晴らしかったのは茶会
テーブルセットが再現されています。
一列にならんだ28客のティーカップ。
いやー、迷います。
どれを使ってお茶をいただこうか……。
ベリーク社の「梅枝文カップ&ソーサー」
マイセン「花鳥文カップ&ソーサー」
あたりがいいです。

大切にするので1つぐらいください(笑)

イギリスやアメリカなどで創り出された美しい品々。
こんなの家にあったら眺めるだけで楽しい気持ちになれそう。

見応えあって楽しい展示です


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松尾高弘 インタラクティブアート展

2011-06-21 21:50:00 | 美術
見てきました

POLA MUSEAM ANNEX

会期は2011年6月5日から2011年7月10日。

仕事後に見に行きたいな~と思って気軽に行けるのがいいところ。
無料だし。

POLA MUSEAM ANNEXはビルの3F。
エレベーターから降りると。
真っ暗な入り口が待ち構えています。
「え??ここ入る??」
と暗いことにビビりつつ入ると。
真っ暗、な先に上から落ちてくる光。
新作の「White Rain」
ワイヤーが垂れていて、滴のような光が落ちてきます。
ワイヤーの中に入ると光が雨のよう。
近づくと光の粒がいっぱい降ってくるんです。
キレイ~

続いて。
暗い部屋の中に薄いスクリーン。
近づいて、スクリーンに触れると。
ゆらゆらと動く青白く光るくらげ。
さらに触れると。
くらげが動き出した&増殖した!!
おもしろい
海の中にいるような夜空の中にいるような。
幻想的な世界です。


今回は鑑賞するというより空間の中でその世界観を体験する展示。
おもしろいし、キレイ。
なんか癒される。
是非体験して頂きたい!!

これ、仕事後にまた行くつもり



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美しき日本の原風景 ー川合玉堂・奥田元宋・東山魁夷ー

2011-06-20 21:30:00 | 美術
見てきました

山種美術館

会期は2011年6月11日から2011年7月24日。

「美しき日本の原風景」ってことで。
日本画家たちの描いた美しき日本の風景が見れちゃいます。

川合玉堂「水声雨声」
水の流れる音、雨の降る音がまさしく聞こえてきそう。

圧巻なのは
奥田元宋「奥入瀬(春)」
大きい。
色の鮮やかさなども美しい
個人蔵ってことで次はなかなか見れないかもしれない……。
てか、こんな大きな作品……。
すごいの一言。

東山魁夷「緑潤う」
あー、私こうゆうの好きだよ。
(おもいっきり個人的意見)
鮮やかで爽やかな緑が眩しい。


美術館出たら雨が振りだしていましたが。
雨も景色として美しいよね。



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ジパング展 ~31人の気鋭作家が切り拓く、現代日本のアートシーン。~

2011-06-18 23:05:00 | 美術
見てきました

日本橋高島屋

会期は2011年6月1日から2011年6月20日。

日本橋高島屋で現代アートです。

日本橋高島屋という私にだいぶ不釣り合いなところへ行くってことでビビりつつ(笑)


31人の作家による、絵画や立体、映像などの作品が展示されています。

けっこう(というよりほとんど)初めましてな人&作品が多い中。
(予備知識ぐらいつけてから見に行けよとも思いますが。)
このかんじ見たことある、と感じる作品があるのでどこかでチラリと見ている方も多そうです。
(おいっ!!)


さてさて。
鴻池朋子「無題」
襖です。
鹿が描かれていています。
中央にはドクロ。
「織田信長の寝室の襖、これだったらいいのに」
と謎な感想を思い浮かべました(笑)

池田学「ブッダ」
ペンで細部まで描かれています。
独特の世界観が素敵です。
「氷窟」とか。

吉田朗「ボサツX」
輝いていました。
ライトを浴びてキラキラと。
ボディー(表現として正しいのか!?)もツヤツヤで。
素材が気になる!!
ガラス繊維強化プラスチックにウレタン塗装
勉強になる~

今回、ポストカード2つ買いました。

渡邊佳織さんはほんわか素敵
「開け心」
実物はとってもキラキラしていて。
優しさが伝わってくるの。

もう一つ。
あ、このかんじ。
「浸食」
熊澤未来子さん。
この間のVOCA展で見た。
大きな画面いっぱいに書き込まれた町並みや人びと。
町並みや表情は正確で丁寧で。
う~ん。
引き込まれる。
日常なんだけど、なんか違う世界みたい。
架空の世界じゃないけど、現実とも違うような……
なんか表現できないんだけど。
この感覚、はまりそう。


充実していて面白い展示でした。
ただのデパートの展示と思うことなかれ。
素晴らしかったです

会期も残り少しなのでお早めに



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