RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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ゼロ年代のベルリン-わたしたちに許された特別な場所の現在(いま)

2011-12-04 21:40:00 | 美術
見てきました

東京都現代美術館

会期は2011年9月23日から2012年1月9日。

今回はベルリンで活躍するアーティストたちの展示です。
ベルリン、、ドイツの北東部に位置する都市で、ドイツ連邦共和国の首都であります。
1989年にかの有名な「ベルリンの壁」が崩壊。
その後、変化を続ける街に魅了され、集うアーティストたちの展示。

私、映像作品苦手でなかなかじっくり見れないのですが。
(苦手多いな)
今回、おもしろいものが多かったです。

マティアス・ヴェルムカ&ミーシャ・ラインカウフ
「ネオンオレンジ色の牛」
マティアスさんがブランコを漕いでいます。
ベルリン市内のいたるところで。
それは予想できないような、例えば地下鉄とかなんだけど。
この作品、ブランコ全力で漕いでるなー、あんな高いところ怖くないかなー、って見ていたのですが。
ラストシーンが素晴らしい
とにかく美しい。
その視線の先の景色を私も見てみたい。

一番好きなのは
クリスチャン・ヤンコフスキー「キャスティング・ジーザス」
映像作品
引き込まれました。
すっごく面白かった
バチカンの司祭らが審査員となり、キリストのイメージにふさわしい俳優をオーディションするというもの。
役者が出てきて審査員の要求に答えて演技をするのですが。
つい、「いや、もっとこうしろよ」とか「セリフはっきり言えよ」と突っ込みたくなるのです。
審査員の「彼は顔がいいよね」とかの話にも思わずうなずいちゃう。
ずっとそれが続いてるだけなんだけどね。
おもしろい。
そしてみんながみんなステレオタイプのキリストでした。
てろんてろんの服に髭面。
このこともおもしろかった。
作り出されたイメージって強烈ですね。

このほかにもいっぱい書きたいんだけど。
最初から全て書く元気がないので(笑)
時間たっぷりとって、じっくり見ることおすすめします



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