RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

独断と偏見で選ぶ!! 美術展大賞2012

2012-12-31 21:30:00 | 美術
今年もこの日がやってきました
「独断と偏見で選ぶ!!美術展大賞」
毎年書いてるけど、既に終わった展示ばかりなので、これを読んで見に行くことは出来ません。
誰得記事だよ!?とか思いつつも自己満だからね。

昨日「特別賞」について書いたので。
どんどん順位を書いていこうと思います。

第10位
「ルドンとその周辺 -夢見る世紀末」
三菱一号館美術館
ルドンが好きだから。
それだけ、、ってわけでもありませんが。
「笑う蜘蛛」や「骸骨」が見れたことに感激。
また、「グランブーケ」の圧倒的な存在感、オーラにも魅了されました。

第9位
「大英博物館 古代エジプト展 -『死者の書』で読みとく来世への旅-」
森アーツセンターギャラリー
世界最長の死者の書「グリーンフィールド・パピルス」
これが全面公開、ということで話題だった展示。
古代エジプトという惹かれるテーマに世界最長の死者の書。
とても楽しく、ミステリーハンター魂(!?)が震えました。

第8位
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」
Bunkamura ザ・ミュージアム
この展示を見るまでレーピンのことを知らなかったのですが。
その表現力と巧みな筆遣いにびっくり。

第7位
「セザンヌ パリとプロヴァンス」
国立新美術館
ザ・ベスト・オブ・セザンヌ、な展示でした。
初期の大作から教科書で見たことある作品も。
100%セザンヌで、満足度も100%な展示。

第6位
「ジャン=ミシェル・オトニエル:マイウェイ」
原美術館
単純に好き
それだけ。
原美術館の空間にぴったりな展示だったと思います。

第5位
「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」
Bunkamura ザ・ミュージアム
「衣類の習作」に度肝を抜かれた展示。
なぜ天才と言われるのか、これを見せ付けられた展示でした。

第4位
「北京故宮博物院200選」
東京国立博物館
「清明上河図」が来日するってことで話題の展示。
私も並んだよ、見るために。
180分。
今後、これぐらい並べるかは不明。
何が私を突き動かしたのか……
でも並んででも見てよかった、と思える展示でした。

第3位
「シャルダン展-静かなる詩情-」
三菱一号館美術館
好き、すごく好き
静けさが漂っていて落ち着いて見れます。
また、シャルダンの傑作と呼ばれるものたちが多数来日していることでも注目。
今後日本では見れないかもしれません。
まだ会期残っているので行こうと思います。

第2位
「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝 (1)(2)
東京都美術館
「真珠の耳飾りの少女」が来日する、ということで話題の展示。
もちろん「真珠の耳飾りの少女」の美しさは言うまでもなく。
レンブラント、ヴァン・ダイク、フランツ・ハルスなど、すごいの揃いでした。

第1位
「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」
国立新美術館
後々まで「行ってよかった~」と思える展示でした。
豪華な作品と展示室。
美術館側の見せる努力も素晴らしかった。
本当にありがとう、という展示。
天井画やバロック・サロンの圧倒的な美しさは忘れられない。

って、わけで。
あんまり面白みのないランキングになってしまいましたが。。
2012年は「キャー、私好み!!」っていう変化球の展示が少なめだった気も。
みんな大好き、は多かったけど。
2013年も美しい作品、知らない作品、新しい出会いに期待してます



ブログランキングよかったらお願いします

独断と偏見で選ぶ!! 美術展大賞2012  特別賞

2012-12-30 21:30:00 | 美術
もう、2012年も終わっちゃいますね……
今年は後半かなり失速しましたが、190の展示を見に行きました
残業が増えだした9月ごろから急激に減り、10月には過去最低の4つ……
上半期は113、下半期が77
来年はもっと行きたい!!

さて。
毎年書いている「美術展大賞」
その名の通り「独断と偏見で選ぶ」ので私の好みが思いっきり出ているでしょう。
いや、一応一般受けとか考えたりするけど。。
これ読んでいる時点で一般からはずれるかな~とか考えたりも(笑)

毎年これ考えるの、地味に時間かかるの。。
年始から思い返して手帳を見たり、チラシを見直したり。
「あぁ、これおもしろかったな~」
「あ、これ今年だったのか~」
「え、こんなの行ったっけ!??」
とか。
そう、大掃除中に捨てるはずの雑誌を見始めちゃうような感じ。

で、ある程度絞ると順位考えるんだけど。
「こっちとこっちならどっちが……」
とかで時間かかる。。

ってワケで、実は未だに順位が決まってなくて。
絞ってもいなくて。
とりあえず、特別賞のほうから書こうと。


"今年は美術展の当たり年"

なんて言われていて。
そのとおりに世界的に有名な作品や有名な美術館の展示が目白押しで見たい展示が多すぎる年でした。
また、動員数も全体的に多くなっていた気がします。
一般受け、というか、「あ、見てみたい」と入りやすい展示も多かった気がする。

そんな2012年。
ひときわ異彩を放っていたのが草間彌生。

派手な水玉模様の服。
赤いおかっぱの髪。
最近のオークションでは現役女性アーティストとしては世界最高の6億近くの値がつく83歳。
今年は露出が目立ちました。
六本木アートナイトでの挨拶、展示。
ブリスベン、ロンドン、ニューヨークなどでの個展。
世界ツアーです。
国内は、個展「永遠の永遠の永遠」が大阪の国立国際美術館を皮切りに、埼玉、松本、新潟と巡回。
ルイ・ヴィトンとのコラボは5大陸450店舗で草間商品を扱い、ディスプレイも草間色に。
店頭に登場した草間等身大人形はハリウッド製。
ここにきて一気に存在感を増し、世界中でフラッシュを浴びています。
"無限の宇宙を探しても、こんな芸術家ほかにはいない"
とありましたが、
"こんなに勢いのある日本人はいない"
ってぐらい暗い話題の多い日本の正反対へ走っていた気がします。

ってワケで、今年の特別賞は「永遠の永遠の永遠」
これ以外にはない!!
てか、これ順位に入れちゃうと「あぁ、やっぱりな」って感じの順位になるだろうし。
いくら独断と偏見で選ぶっていってもあまりにも予想できる展開すぎてつまらない。
良い意味で異彩を放ち人々を虜にしていた展覧会だったと思う。

そして、もう一つ。
「故宮博物院」
今年は台湾行ってきたので。
故宮博物院に行けたってことがすごく嬉しかった
さすが、というか。
観光客も多かった~
所蔵作品数も約60万9000点と多くて。
じっくり見きれない
また機会があったら行きたいな~
食べ物もおいしかったし

明日は美術展大賞です(予定)



ブログランキングよかったらお願いします

白隠 禅画に込めたメッセージ

2012-12-29 21:30:00 | 美術
見てきました

Bunkamura ザ・ミュージアム

会期は2012年12月22日から2013年3月24日。

今回は白隠慧鶴(はくいんえかく 1685~1768)
臨済宗中興の祖と称えられ、一万点にも及ぶ禅画を残した江戸時代の禅僧。
現在の静岡県沼津市の東海道に面する問屋の家に生まれます。
さすが静岡★(→!??)
幼い頃に母親に連れられていった近所の寺で地獄の説法に戦慄。
出家したいと強く願うようになり、15歳で生家近くの松蔭寺で出家。
その地獄の説法が気になる……

それらの作品は民衆の教化に用いられていました。
これまで一部の研究者、コレクターたちによって高く評価されてきましたが、
一般的な知名度というと……。
う~ん、という感じ。
白隠作品の多くは、寺院、個人などに所蔵され、一般観客の目にふれる機会はこれまできわめて稀。
今回は、史上初の本格的な白隠展として企画されました。
全国に散在する作品のうち、選りすぐりの約100点が展示されています。

「南無地獄大菩薩」
書です。
通常、南無のあとはありがたく尊崇するものがくるそうです。
でもこの書は地獄大菩薩。
これは白隠の対極主義の表れとか。
表裏一体、という意味を込めているそうです。

「半身達磨」
大きいです。
縦2メートル近くもあるもの。
80歳を越えての最晩年作。
そして白隠の作品のなかでももっとも有名なもの。
禅宗の開祖である達磨大師を描いた、通称「朱達磨」
朱色の衣を身に纏った達磨。
背景が黒で塗りつぶされているため達磨の存在がぐっと増します。
ろう引きで「直指人心、見性成仏」の賛が入っています。
"まっすぐに自分の心を見つめて、仏になろうとするのではなく、本来自分に備わっている仏性に目覚めなさい"
と白隠は説いています。
すごく、、深いです。

「すたすた坊主」
今回の癒し系NO.1!!
注連縄を腰につけただけの坊主がにこにこ笑っています。
寺社に代参りするといって裕福な商家に金をせびりに行く、とか。
そんな坊主、いるのかよ!?
この笑顔からそんな感じには見えませんが、このような坊主が現実にいたそうです。

「吉田猿候」
猿がなにか文字を書いています。
白隠は"徒然草"を書いた吉田兼好が嫌いだったとか。
書いている字をよく読むと、つれづれなるままに……
そう、猿は吉田兼好のこと。
そこまで嫌いだったのか……

「死」
こちらは書。
その名のとおり、"死"の一文字が描かれています。
なんだか足を止めてしまいました。
死って、、すごくきれいなのね。
って字の形がね。
怖さとかそうゆうものより、生きることを逆に考えさせられる作品でした。

「無字」
こちらも書。
淡墨で"無"と書かれています。
そしてその"無"に濃墨で斑点の模様が。
偶然なのか、わざとなのか、分かっていないそう。
不思議なオーラを放つ作品でした。

会場は六角形の部屋をつなぎ合わせたようなレイアウト。
すっごく楽しい。
この展示に対する気合が感じられます。

この展示が2012年、最後の展示になります。
なかなか深くて最後にはぴったりな展示だった気がします。
白隠さん、ありがとう。
年末年始に自分を見つめなおし、これまでの反省とこれからの目標を考えたいと思います。

明日から楽しくない記事ばかりになってしまうのでしょう。。。
展示見に行かないとつまらないな~。
ただ、31日には毎年恒例「独断と偏見で選ぶ!!美術展大賞」は書くので。。
今からじっくり考えたいと思います。



ブログランキングよかったらお願いします


ゆくとしくるとし 茶道具と丸山派の絵画 (前期:ゆくとし)

2012-12-28 21:30:00 | 美術
見てきました

三井記念美術館

会期は2012年12月8日から2013年1月26日。
前期は2012年12月8日から2012年12月24日。
後期は2013年1月4日から2013年1月26日。

前期を見てきました。
2012年中の展示は「ゆくとし」になっています。
円山応挙「雲龍図」
画面いっぱいに描かれた龍。
迫力あります。
ちなみに私の今年の年賀状はこの作品のポストカードでした。

円山応挙「稲麻綿図」
応挙作品ではこれが一番好きかな。
それぞれの植物がのびのびとしていて、さわやかさを感じます。
葉などは一筆で描かれたそうで、その墨の濃淡も素晴らしいのです。
これ、描くとき緊張するだろうな~と思いつつも。
さすが、応挙!!と言わざるを得ない出来映え。
素晴らしいです。

山口素絢の「鬼図」
素絢(そけん)は応挙の門人。
応挙の門人のなかでも優れた十名は"応門十哲"と呼ばれましたが、その中の一人です。
描かれているのはその作品名通り、鬼。
突然目の前に現れた柊鰯に目も飛び出さんばかりにびっくりする鬼。
恐怖は感じません。
むしろユーモラスでかわいらしさが漂います。

2012年もあっという間に終わってしまいましたなぁ~。
年をとると1年過ぎるのが早く感じる、と言われますが、まさにその通り。
今年は去年よりも早かった。
ってことは来年はもっと早いのね……
来年はたくさんのいいことがありますように。
あと数日の2012年を憂い、しみじみと美術館を後にするのです。。(笑)



ブログランキングよかったらお願いします


愛はとこしえ

2012-12-27 21:30:00 | 美術
「愛」

ってなんだろうね……


さて。
展示情報を常にチェックしている私ですが。
来年、楽しそうな展示を発見

「LOVE展:アートにみる愛のかたち」

2013年4月26日から森美術館で開催です。

注目は、"愛"をテーマに走り続けてきた草間彌生が新作インスタレーションを出品すること。
新作
楽しみ

他には、ヴァーチャルな世界からボーカロイドの歌姫、初音ミクも登場。
って、、何故に??
ネギ愛とかか???
「世界的な拡がりを見せる「初音ミク現象」を通して、今日的なつながりと熱狂を伝える。」
とのことです……

さらにさらに。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ロンドンのテート・モダン美術館の協力により、フリーダ・カーロ、フランシス・ピカビア、ジョルジョ・デ・キリコ、ルネ・マグリットらの名画が集結。
ってすごいぞ~!!!!!
キリコとかマグリット見たい見たい

フリーダ・カーロ「私の祖父母、両親そして私(家計図)」
フランシス・ピカビア「恋人のポートレート」
日本初公開だそう。
楽しみすぎる!!!!!

気になった出展作家は、
マルク・シャガール
サルヴァドール・ダリ
ジョルジョ・デ・キリコ
デミアン・ハースト
デヴィッド・ホックニー
アルフレド・ジャー
フリーダ・カーロ
ルネ・マグリット
ジョン・エヴァレット・ミレイ
ジャン=ミシェル・オトニエル
フランシス・ピカビア
オーギュスト・ロダン
…………。

って。
狙っている客層がよく分からない展示だな……


この展示では「愛」に注目。
人間の根源的な希求であり、いつの時代、どこの地域のアーティストにもインスピレーションを与えてきたもの。
そんな「愛」について美術史を彩る名作、意欲的な新作など約100点の作品が表現。
「愛ってなに?」、「恋するふたり」、「愛を失うとき」、「家族と愛」、「広がる愛」の5つのセクションに分かれて展示されるそう。


会期は長くて2013年9月1日まで。
3回ぐらいは見に行きそうですな



ブログランキングよかったらお願いします

生誕100年 高山辰雄・奥田元宋展-文展から日展へ-

2012-12-26 21:30:00 | 美術
見てきました

山種美術館

会期は2012年12月1日から2013年1月27日。

今回は高山辰雄と奥田元宋。
ともに1912年生まれ。
今年生誕100年。
それを記念した展示です。

高山辰雄(1912-2007)
東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科に入学し、在学中から松岡映丘の画塾に入り、師事します。
戦後まもない1946年ごろにゴーギャンの伝記を読んで感銘を受け、作風にゴーギャンの影響が見られるように。
その後は日展で特選を度々受賞。
独自の幻想的な画風が定着します。
「命あるものの、何をしたいのかを、絵の上に探している」
と語り、人間の内面を追い続けました。

奥田元宋(1912-2003)
広島県に生まれ、同郷の日本画家、児玉希望の内弟子として本格的な画家生活に入ります。
戦時中の疎開先でモデルも資料も不足するなか、自然の写生に没頭。
風景画を描くように。
その後の日展で特選を受賞し、風景画家としての画業を歩み始めます。
「元宋の赤」と呼ばれる鮮やかで独特な赤い色を使いました。
「半心半眼」で「対象をありのまま描写するのではなく、心でとらえた姿を描く」
と、静謐な風景を数多く描きました。

今回は第1章が高山辰雄と奥田元宋
第2章が文展から日展へ
となっております。

ってワケで好きな作品を

高山辰雄「緑の影」
独特な世界観で描かれた紫陽花。
静けさが漂うのに、花は堂々としていてなんだか不思議です。

高山辰雄「中秋」
全体が金色です。
でも眩しい感じはなくて。
ぽっかりと浮かぶ大きな満月は銀色。
小さな人気のない家。
不思議な世界ですごく好き。

奥田元宋「松島暮色」
水面に浮かぶ小さな島。
松島。
うっすらと雪を被った木々。
雪景色っていいなぁ~。

奥田元宋「奥入瀬(秋)」
"元宋の赤"がふんだんに使われた作品。
色鮮やか。
思わずため息ものの迫力。

なんか、少ない気もするけど、こんなものかな……。

第1章は高山辰雄は9作品。
奥田元宋はスケッチや下絵7点を含めて、15作品。
第2章は古径や松園、玉堂などお馴染みの画家の作品で25点。

あれ……展示の名前になっている割りに少ない気が………。
そして以前にもこんなことがあったような~。

1章以降で気になった作品を。

川崎小虎「春の訪れ」
女神が空を飛んでいます
淡い色合いが爽やか
周囲に咲くはなも色鮮やかで優しげ。
木蓮が存在感あって美しいです
"小さいころ空を駆けることができると思っていたし、夢にも見た"
とは子虎の弁。
素敵です

川本末雄「秋耀」
これが一番好き
湖に浮かぶ島が温かい色で描かれています。
日本画、、というより童話の世界。
霞がかった湖。
そこに浮かぶ木々の紅葉した島。
不思議な雰囲気です。

あとは第3章として第2展示室にも作品が。
東山魁夷「春静」「緑潤う」「秋彩」「年暮る」
この四季の絵画を一度に全部見るの初めて。
素晴らしい日本の景色。



ブログランキングよかったらお願いします


馬込生活は一番面白い時代でもあった 馬込時代の川瀬巴水

2012-12-25 21:30:00 | 美術
見てきました

大田区立郷土博物館

会期は2012年12月1日から2012年12月24日。

川瀬巴水(1883-1957)
大正・昭和期の浮世絵師、版画家です。
鏑木清方に師事し、日本の浮世絵版画を復興すべく、新しい浮世絵版画である新版画を確立した人物として知られます。
日本各地を旅し、旅先での写生を原画とした版画を多く発表。
日本的で美しい風景を表現しました。
また、アメリカの鑑定家ロバート・ミューラーの紹介によって欧米で広く知られています。
海外での評価は高く、浮世絵師の葛飾北斎・歌川広重等と並び称される程の人気があるそうです。

巴水は版画制作期間のうち、最も長い31年間を大田区で過ごしています。
そして「馬込生活は一番面白い時代でもあった」と述懐しています。
師である鏑木清方の下で同門だった伊東深水もこの地に居を構えていました。
巴水の有名作品の殆どを生み出したのが、ここ大田区なのです。

さて。
大田区立郷土博物館。
初めて行きました。
五反田で浅草線に乗り換えて。
西馬込まで。
西馬込も初めて。
郷土博物館までは駅から徒歩7分。
近い!!
はずなのに。。
30分歩いても着かないんですけど。。
なんで??
結局大きく回って35分後にやっと到着。
つ、疲れた。。。
途中曲がったのがいけなかったのでしょう。
なぜなら最初に通った道を反対側から戻ってきたからです(笑)
いや、笑い事じゃないけど。



やっとの思いで辿り着いた展示。
「こんなに苦労したんだから絶対楽しいはず!!」
と無理矢理思い込み。
うん、楽しかった。
見に行ってよかった。
しかも無料だし!!(→結構重要。)

さっそく作品に。

「馬込の月」
大田区が舞台の作品から。
巴水の代表作の一つでもあります。
空の色と月の明るさ。
シルエットで表現される風景がとにかく幻想的で素敵です。
こんな景色を見たい。

「池上本門寺」
雪景色はとにかく美しい。
巴水の作品で一番素敵なのは雪景色と思う。

「ダリア」
色鮮やかです。
そしてとても写実的。
巴水の描いた花の絵を見たのは初めて。
これだけでもすごく嬉しい。

「The Miyajima Shrine in Snow」
宮島が描かれた作品。
鉄道省国際観光局宣伝ポスター"Japan"のものになります。
こんな作品で日本を紹介されたらそれは興味持つよ。
素晴らしい景色。
とりあえず、、"そうだ!!広島へ行こう"となる作品。

郷土博物館の2階でしかも無料展示。
そんな状況で期待以上のものがありました。
全部で94点の版画作品。
展示リストも用意されていました。
やるね!!大田区!!

来年2013年は巴水生誕130年目。
千葉市美術館では大規模な「川瀬巴水展」が開催予定。
楽しみじゃ~!!

ちなみに。
帰りは10分弱で駅まで行けました。



ブログランキングよかったらお願いします


クリスマス

2012-12-24 21:30:00 | 食べ物
メリークリスマス

みんな、まきは集めてきたでしょうか??
煙突がないからサンタさんになかなかアピールできないので、
今年はまきを焚いて狼煙の如く、サンタさんにアピールしたいと思います
(たぶん)イイ子にしていたから来い

クリスマスのお菓子たち
キレイな箱に入れて、クリスマスカードつけたらそれだけで立派なプレゼント

てか、私がこれもらったら嬉しい!!(笑)

みんなの家にもサンタさんがくるといいね



ブログランキングよかったらお願いします

クリスマスは稼ぎ時★

2012-12-23 21:30:00 | 食べ物
この時期
ケーキ屋さん混んでてヤダよね。。
クリスマス前から年末にかけて。
普段買っているケーキが減ってホールのケーキが増えるし。
ホールでも食べられるけど。
ホールじゃなくて小さいのを色々食べたいのに~!!

12月は1年で一番ケーキの消費量が増えるそう

いつも買っている私はなかなか買えなくなるので
私にとっては12月は1年で一番消費量の少ない月になる(笑)



ブログランキングよかったらお願いします

気ままにアートめぐり─印象派、エコール・ド・パリと20 世紀美術

2012-12-22 21:30:00 | 美術
見てきました

ブリヂストン美術館

会期は2012年10月26日から2012年12月24日。

ブリヂストン美術館といえば印象派の印象が強いですが。(しつこい…)
日本と西洋の近代美術を初め、古代美術から戦後~現在に至るまで幅広いコレクションを持っています。
今回は展示室ごとに時代、地域が設定され、展示室を移動するごとに新しい違った美術を楽しめる、
そんな展示になっていました。
展示数は約170点とボリューミー。

ルノワールの「座るジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
ピカソの「腕を組んで座るサルタンバンク」
マネの「自画像」
岡鹿之助「雪の発電所」
まあ、お馴染みのメンバーです。
なんか新鮮味に欠けるけど。

岡鹿之助は「望楼」がよかったです。
私、これ見た記憶がないんだけどなんでだろ。
年に3~4回は行っているブリヂストン。
今まで展示されていなかったのか、見落としていたのか。。
見落としていたのならもったいない!!
「ちゃんと見ろ!!」
と過去の自分に伝えに行きたい。

そうそう、コローの「ヴィル・ダヴレー」にはちゃんと挨拶してきました。
(ある意味、恒例行事)



ブログランキングよかったらお願いします