RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

草間彌生展 Kusama's Body festival in 60's

2011-09-29 22:40:00 | 美術
見てきました

ワタリウム美術館

会期は2011年8月6日から2011年11月27日。

その作品とご本人の存在感が強烈な草間彌生の展示です。
主に60年代の草間アートに注目した展示。

草間彌生は1957年に日本を離れ、シアトルを経由しニューヨークを拠点に活動。
73年に帰国するまでの16年間には、ニューヨークだけでなくイタリア、ドイツ、オランダと精力的に作品を発表。
現在の多様な作品スタイルを生み出します。
こうした初期の活動は海外の美術館によって、高く再評価され。
2011年から2012年にかけて、世界の名立たる美術館を巡回する大規模個展が開催されます。
今回の展示は貴重な映像作品を国内で初めて無修正オリジナルバージョンで上映。
その他にも多くのドキュメントや草間自身によって語られたテキスト、立体作品、インスタレーションなどが見れちゃいます。
盛りだくさんな内容なのです

おもしろかったです。
好きから大好きになりました

見るのは2F→3F→4F。
2Fは草間がアメリカへ渡るところから。
今まで知ることがなかったけどなかなかすごい活動してるのね。
「前衛の女王」って呼ばれたことも。
アメリカでの活動の写真と自伝の中の言葉が壁に貼られています。

4Fの「水玉強迫」はその中にいるとなんだか……
ふわふわしてきます。
すっごく楽しい

一番好き(!?)なのは、3Fにある映像作品。
「マンハッタン自殺未遂常習者の歌」
比較的最近の草間彌生が作詞・作曲草間彌生の歌、「マンハッタン自殺未遂常習者の歌」を歌っています。
シュールです。
そして日本語なのに歌詞が聞き取れません。
英語の字幕がついているからそれでなんとなく意味を理解する……
私、英語できないんだけどさ。
何度か聞いてぽつりぽつりと聞き取れる。

どうしよう、この中毒性。
耳から離れないんだけど。



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おかしな実験室

2011-09-28 21:30:00 | 日常
科学未来館行ったとき。
売っているものがなかなかおもしろくて楽しかったです
(小学生並の感想……)

ASIMOのフィギュアが欲しかった~( ̄~ ̄;)
\2,100
高いわけではないけれど。
なんか買わなかった。

あと、ミドリムシクッキー。
……ミドリムシって顕微鏡で見たあのミドリムシですか??

怖くて買えない!!食べれない!!

で。
私が買ったものは。

すいとるクン
\735-
「吸収ポリマーおもしろ実験キット」
とあります。
実験キットは他にも色々あったんだけど。
手軽で準備するものが少なくて、汚れなそうなもの……
と考えたらこれに(笑)
"保冷剤と芳香剤をつくってみよう!"
って書いてあったのも決め手。
実用的!!(笑)
「DNA抽出キット」も魅力的でしたが用意するものに
"鶏レバー(なるべく新鮮なもの)"
ってあったので断念。

さっそく開けて。

説明書が2枚。


「高分子とは」
って説明があって、さすが子供向け。
分かりやすい、と思う。
多分。
理解する気がない私にはさっぱりです。

説明書を読んでいくと。

なにこれ、実験してみたほうがいい?
芳香剤作ることしか興味なかったから、水をどれぐらい吸うか、とか数値はかるのめんどくさいな~。
ま、実験キットだし仕方ないのか。
やらない方向で(笑)

では、以下、芳香剤作りです
用意するものは
写真
* ビン(5cm×5cm程度の大きさ)
* 水
* 香水
香水はDOLCE&GABBANAのrose the one。
前はクロエ使ってたけど人と被るからさ。
もう残りもないし、ボロボロだよ(笑)
買いに行かないとね~。

ポリマーは1g。

少ないですな~。


ビンにポリマー入れて。
水は50ml。


30分経過。


1時間経過。

思っていたように瓶いっぱいにはならなかったので。


小さい瓶2つにわけました。
彩りでビーズ投入。
ピンクが香水で緑はペパーミントオイル入れました。

ペパーミントの香りってGが嫌いなんだって。
そう聞いてから部屋の掃除をするときペパーミントオイルを入れた水で雑巾濡らして使ってる私。
虫対策も出来るし、ほんのり香るし、爽やかでおすすめ。
ペパーミントの芳香剤を部屋に置いておけばさらに完璧でしょう(笑)
香りの強さの調節は蓋の開け閉めで。

芳香剤買ったほうが安い!??
そうだけどさ。
好きな香りで好きなように作るのは楽しいよ

あと、吸水ポリマーは水をたっぷり含むので。
水耕栽培にも使えるそう。
毎日の水やりがめんどくさいって人にもおすすめ。
次はそれで何か育てます(笑)


学校でこうゆう実験いっぱいやったらいいのに。



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人と煙と消えるかたち 袴田京太郎

2011-09-27 21:30:00 | 美術
見てきました

静岡市美術館

会期は2011年7月12日から2011年10月23日。

"Shizubi Project"なるプロジェクトの第1回目。
エントランスホールで現代の多様な美術の姿を紹介する、というもの。
記念すべき1回目は静岡出身の彫刻家・袴田京太郎さん。
彫刻家ですが、一貫して"彫刻とは何か"を問い続けてきたそう。
う~ん。
何ですかね。
彫刻って。
曽根裕展で「彫刻部門」に出品された映像作品見ましたが。
"時を刻む"ということの記録も彫刻になるのかなー、と考えたりしましたが。
難しい……。

そんな難しいことを問い続け、ベニヤ板や金属板、強化プラスチックなど彫刻のイメージには結びつかない素材から制作される作品たち。

真っ先に目につくのは
「Families」
アクリル板で作られたカラフルな彩りの人形。
壁にくっついているさまは不思議で。
なんとなくふわふわしたかんじがしてきます。

「これ、おもしろいね」
とは母親。
うん、はっきり言ってかなり好き
こうゆう作品。
白い世界に明るい彩りと不思議な浮揚感。

樹脂石膏で作られた「内臓山脈」なんかもかなり好き。

アクリル板とプラスチックビーズの「届かない呪文」はなんだか……。
色々考えて、結果悲しくなりました

どれもかなりおもしろい。

作品集も10月初旬に出るようなので。
気になる、気になる。



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2011-09-27 20:30:00 | 食べ物
実家帰ったら食べたくなる。
quatra-epiceのケーキ
秋ですな~

さつまいもと黒糖のシフォンケーキはふわふわっぷりとさつまいもの甘みがいいかんじ。
和栗のモンブラン。
大好き
今まで食べたモンブランの中で、このモンブランが一番好き
いちじくのタルトはいちじく大好きっ子には見逃せないでしょう(笑)

母親と半分こして食べました



かぼちゃのタルトと栗のエクレアは東京まで持って帰ったよ(笑)
家帰ったらお腹すくじゃん
さっそく食べて。
その美味しさと優しさに涙でそう……。

せめて……、
せめて月2ぐらいで食べたい!!



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アルプスの画家 セガンティーニ ー光と山ー

2011-09-26 21:30:00 | 美術
見てきました

静岡市美術館

会期は2011年9月3日から2011年10月23日。

週末、実家帰ってました。
で、行ってきました。

昨年、開館したばかりの美術館です。
駅からのアクセスもよく周りにはパルコやマルイも。
なんて、私好みの立地(笑)

行きたい行きたいと思いつつ。
普段東京にいてはなかなか行く機会がなく
タイミングよく帰ってきていても東京で見た展示が巡回しているという様で(笑)
今回はアルプスの画家、セガンティーニ。
日本での展覧会は"33年ぶり"とのことで。
33年じゃ生まれる前だな~と思いつつ楽しみにしていました。
東京では損保ジャパン東郷青児美術館で当初は4月に開催予定でしたが。
震災の影響で一度白紙になり。
11月23日から同じく損保ジャパン東郷青児美術館で開催の運びとなりました。
よかった

「アルプスの」
ときたら
「少女ハイジ」
ですが。
そんなハイジの世界が広がっています。
スイスの美しい自然を堪能できる展示です。

ジョヴァンニ・セガンティーニ(1858-1899)は、19世紀のイタリア、スイスを代表する画家。
両親を早くに亡くし、不遇な少年時代を過ごします。
画家を志し、17歳でブレラ美術学校に入学。
しかし教師と合わず、展示会での自分の絵の扱いに対して激高。
街で暴れて退学となります。

初期の明暗法を用いた作品は批評家の注目を集め「イタリアのミレー」とも。
28歳の時、スイス・アルプスへ。
独自の色彩分割技法を用いて、アルプスの風景やそこで暮らす人々を描きます。
その後、アルプスの風景に母性や生命などのテーマを結びつけるようになり、象徴主義の傾向を示します。
しかし「私の山がみたい」という言葉を残し、41歳で急死。

確かにミレーっぽさを感じる作品も。
「水飲み場にて」
木炭で描かれた作品ですが明暗が見事で惚れ惚れしてしまいます。
「羊たちへの祝福」
なんとなくだけどこれが好きなんだな~。
祝福って明るいイメージだけど作品は全体的に暗め。

「白いガチョウ」
白い背景に白いガチョウ。
白の描き分けに驚きます。
羽のふわふわしたかんじも素晴らしいです。

「アルプスの真昼」
ポスターにも使われている作品です。
実物はポスターよりかなり明るい色で空の青は爽やかで抜けるようで、アルプスの澄んだ空気感がひしひしと伝わります。

「春の牧草地」
のどかな景色ってこうゆうことだろうな、と。
厳しい環境で生きていく様に惹かれたのがわかる気がします。

最後にセガンティーニの写真があったのですが。
鋭い眼差しでヒゲもじゃもじゃの自画像と比較して、少し首を傾げた笑顔が可愛らしく見えました。

身近にある対象の、本質を描こうとする姿勢は生涯を通じて変わらなかったようですが。
そこにある優しさが感じとれる、癒される展示でした。



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未来館おみやげ

2011-09-25 20:30:00 | ミュージアムショップのお菓子たち
さて。
お土産です

バームクーヘン。
\1050-
長さはスカイツリーの高さにちなんで63.4cm
とかだったらおもしろいのに……。

開けると。

なんか思ってたのと違う……。
暑かったから!??
あの日暑かったからやられたの!??


なんか中央に紙の芯があるし。
味は普通。
開けた瞬間、ブルーベリーの香りが。

グッズはかなりありました。
人形焼きとかもあったし。
キャラクターグッズも多数。
開業が楽しみですな~

そして、私の目をひいたのは。
「今、注目の」
と書かれたPOPのついた。
《ミドリムシクッキー》
石垣島のきれいな海で育ったミドリムシを使ったクッキー
だそうです。

エェェェェ(´Д`)ェェェェエ

どうする、私。
どうするよ。
買う??買わない??

買えないぃぃ~。
買ったところで食べれないし……。
なんか怖いよ。
たぶん、これは買って味をリポートするべきなんだろうけど。
ムリでした……。

気になるかたはぜひ買ってみてね



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メイキング・オブ・東京スカイツリー

2011-09-24 21:30:00 | 美術
見てきました

日本科学未来館

会期は2011年6月11日から2011年10月2日。

開業まであと少しと迫った東京スカイツリー。
なんかすごい早さで完成した気が……
建築中ってどんなだったっけ……
とつい最近のことも忘れかけている今日この頃。

スカイツリーは世界一高い自立電波塔。
わずか978日間で634メートルに達したそうです。
なんかすごい。
設計、施工、肯定などのあらゆる面において常識では「アリエナイ」条件をクリア。
最新の日本の技術が詰まった建築物なのです。
そんな建築の裏側が見れちゃうこの展示。

このビックプロジェクトのリアルな姿を伝えようと今回の展示には設計、施工を担当したか方々が企画や会場設計に参加してるそうです。
さっそく入り口には

こんなことされたら期待しちゃうよ


「ようこそ、天空の建設現場へ」
さらに。

建設現場チック~
「名称:「メイキング・オブ・東京スカイツリー」開発工事」
「用途:第一種世界一技術紹介地域」
がニクいですな★
もう、こうゆうの大好き

東京スカイツリーの施工現場で使われた実機や設計図なんかの貴重な資料も。
また候補となった数々のタワーも。
うわっ、かっこいい~
から、
こ、これってどうやって建つの!?
なものから
これじゃなくてよかった
なものまでいろいろ(笑)
今のタワーがいかに計算し尽くされたものか。
これからスカイツリーを見るたびにため息まじりに感心するのでしょう(笑)


建設現場チックな展示はかなり楽しい。

ちなみにスカイツリーはガンダム約35体分の大きさだそうです。
"東京ドーム○○個分"並に実感が湧かない例えです(笑)
いや、東京ドーム以上に分かりにくい

最後に圧巻なのはレゴで作ったスカイツリー。
100分の1サイズ。

100分の1なのにカメラに収まりきれませんでした。

こうゆう「現場系展覧会」ってすごく珍しい。
多分初めてぐらい。
わずかな職人しか見ることのない風景なんかが見れたのはちょっと得した気分。
これからスカイツリーを見たり行ったときには得意気な顔になること間違いなし!!



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モーリス・ドニ-いのちの輝き、子どものいる風景-

2011-09-23 21:30:00 | 美術
見てきました

損保ジャパン東郷青児美術館

会期は2011年9月10日から2011年11月13日。

ドニは19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したフランス印象派を代表する画家。
前衛芸術グループ「ナビ派」の主要メンバーです。
敬虔なカトリック教徒で聖書やギリシャ神話・ローマ神話を主題にした作品が多数。

一方、日常生活に基づいた作品も。
特に自分の子供や家族を描いた作品はドニの重要な作品たちです。
今回は「子供」「家族」を主題にした作品に注目。
ドニの絵画、素描、写真、資料など世界初公開のものも含め、約100点の展示です。

チラシからもなんだか幸せな感じか伝わってきますね。

とにかく家族、家族、家族。
最初はほっこりした気持ちになれたんですけど。
だんだんしつこく感じてきた
家族以外の作品はほぼありません。
だからずっと同じ作品を見ているようで……。

うん。
私、まだまだ結婚しないなーと感じた長閑な秋の午後



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くらべてわかる -印象派誕生から20世紀美術まで

2011-09-22 21:30:00 | 美術
見てきました

ブリヂストン美術館

会期は2011年9月14日から2011年10月18日。

ブリヂストン美術館の所蔵作品展です。
所蔵する作品は約1800点!!
その中から選ばれし約170点が展示されています。

って、170点でもけっこうなボリューム。

「くらべてわかる」
作品をくらべて見ることでわかってくる違い。
同じ作家が同じものをテーマに描いても違うとか。
自画像描いても作家によって違う表現の仕方とか。
同じ作家が油彩画と水彩画とで雰囲気が違うとか。
作品を比べて、それぞれの特徴がわかってきちゃう!!
ってことです。
何点かが比較展示されています。
さて。
ブリヂストン。
大好きなコローさんはいるかしら?とウキウキで出かけるのです。
うん、すぐいました(笑)
「ヴィル・ダヴレー、君は相変わらず美しいね」
と挨拶(!?)。

コレクション展示なので見たことあるものばかり。
マネの自画像も、セザンヌの自画像も、ジョルジェット・シャルパンティエ嬢もみんな元気そうでした(笑)
ドニのバッカス祭も楽しそうだし。
気になったのはルソーの「牧場」
これ、見た記憶が……
あとで今まで行った展示の目録見てみよう。
見たことあるようなないような。
「イヴリー河岸」は何度も見てる記憶あるんだけど。

まぁ、いつもどおりです(笑)
ブリヂストンのコレクションの素晴らしさに感動です



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