ムムに注射器で高栄養で柔らかい缶詰を食べさせながら、ずーとこんなことが続くのかもしれないと覚悟した。そのうち自分で食べようとしはじめたが、口が右側しか開かず舌も右にしか出ないので食べにくいようで努力の割には量が食べられない。カリカリも舌でからめないので食べれなかった。しかしムムの生命力は素晴らしく、3週間を過ぎたころから缶詰や牛乳などかなり食べられるようになり、いつの間にかカリカリも食べるようになった。右目は失明してしまったようなので今までのように外に自由に出すことはやめにした。おしっこの癖が悪くあちこちにされてどうしたものかと思っていたが、ちゃんと猫トイレで出来るようになった。Tさんは猫好きのお宅なのでムムのことも知っていたし、すぐに温めてもらえたりで運が良かった。他の場所だったりしたら助からなかったかもしれないし雪があったのも幸いしたのかと思う。ミミは見つけた時にはもう駄目だった。強運のムム長生きしてね。
猫の介護に明け暮れていたが、今朝庭で福寿草が咲いているのを発見した。見渡すとスノウドロップもひそかに白い花を咲かせて春が近い事を感じた。