日暮しの種 

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愛知県日進市の花火騒動 

2011-09-24 18:48:34 | 編集手帳



  9月21日付 読売新聞編集手帳


  古い端唄にある。
  〈夏の涼みは両国の出舟入り舟屋形船、
   揚がる流星、
   星くだり、
   玉屋がとりもつ縁かいな〉。
  玉屋は江戸を代表する花火師の屋号である。
  花火見物にこと寄せた逢瀬(おうせ)を歌っている。

  予定通りに打ち上げられていれば、
  愛知県日進市と福島県のあいだにも、
  「花火がとりもつ縁かいな」
  と歌えるような心の交流が生まれていただろう。
  残念ながら、
  そうはならなかった。

  日進市の花火大会で、
  福島県川俣町の業者が製造・納品した花火の打ち上げが中止になった。
  市民から放射能を心配する声が寄せられたためという。

  製造業者は原発事故の避難指定区域外にあり、
  業者自身が敷地内を調べた放射能の数値は国の基準値を下回っていた。
  飛散しても無視できるレベルで、
  過剰反応の典型だ――と、
  放射線防護学の専門家は言う。
  あっちに行け、そばへ寄るな…。
  “いじめ”の現場を目にしたような後味の悪さが残る。
  「薪(まき)」や「花火」が「人」に置き換わることがあっては、
  断じてなるまい。

  〈遠花火寂寥(せきりょう)水のごとくなり〉(富安風生)。
  花火騒動が胸に残した寂寥も、
  水のようにひんやりしている。
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銀座1丁目 ホテル西洋銀座 レペトワ (Repertoire )

2011-09-24 14:36:36 | グルメ



   


     

     


  http://www.seiyo-ginza.co.jp/

  
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アメリカの人工衛星 きょうにも地球に落下へ

2011-09-24 08:39:09 | 報道/ニュース



  9月24日 めざましどようび


  NASAによると20年前にうちあげた人工衛星UARSの一部が、
  日本時間の今日にも地球のどこかに落下してくるという。
  北緯57度から南緯57度に落ちると予想されている範囲に日本も含まれている。
  去年2月モンゴルの草原に落下したロケットの燃料タンクの一部といわれるものは、
  重さは500キロもあったという。
  UARSの落下物は当初午前一時から午後一時の間に地球に落下すると見られていたが、
  NASAが時間を修正し、
  日本時間の今日昼前後を中心に午後にかけての時間帯となる可能性が高いと発表した。
  落下してくる部品は26個と予想されているが、
  これが人に当たる確立は3200分の1。
  NASAによると、これまで人工衛星が落下して怪我をした人は0人と発表しているが、
  なかには158kgの物体が落下してくる可能性もあるという。
  これまで落下物があったという情報はなく、
  まだ日本に落下する可能性は残っている。

   UARS
    全長10,6m 重さ6t
    1991年9月打ち上げられ、主にオゾン層の調査を行なっていた
    2005年12月 運用終了

  一般的に人工衛星は任務終了後、
  地球に戻ってくる際に大気圏に入った段階で圧力や熱によって粉々になり燃え尽きる。
  人工衛星UARSは消滅しないため地球上に落下してくる。

   地球に落下してしまう理由
    ・打ち上げた時期が20年以上前で、
     衛星を作っている物質がて燃えにくい
    ・通常の人工衛星に比べてかなり大きい

  人工衛星は最大26個の金属片に分かれるとみられその総重量は532kgもおよぶ。
  なかには大きいもので158kg物体もあると見られている。
  人に当たる確立は3200分の1、
  この状況が3200回起きて1回当たるという確率。
  特定の人物にあたる確率は21兆分の1.
  万が一、この落下物にあたってしまった場合は、
  宇宙損害責任条約という条約により、
  今回はこの衛星を打ち上げたアメリカが賠償責任を負う。
    










 

  
  
  

  
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