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“値上げの波”家計直撃 パン・米に続きバターも・・・

2011-09-12 15:04:28 | 報道/ニュース



  9月7日 知りたがり


  食卓を彩る食品の値上げ
   米 新米の卸売り販売価格約12%(茨城・千葉県産コシヒカリ)
   パン 輸入麦の政府売渡価格 1年で3回値上げ 合計2割
   バター 来月から 1箱3~5円

  小麦は、新興国の需要増で供給減、さらにオーストラリアの洪水などで供給減。
  米は、原発事故で風評被害を見越し仕入れを急いでいる。
  バターはーーー

  去年の猛暑が原因で1年後の生乳の量に影響がでている。
  去年の夏に受胎し、10ヵ月後の今年の夏に出産を経て搾乳するというサイクルだが、
  去年の猛暑で受胎率が下がり、ミルクの出ない乳牛が増え搾乳量が減った。
  生乳がもととなるのが牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターだが、
  全てが値上がりするのではなく、
  値上がりするのはチーズの一部と、主にはバターである。
  牛乳、ヨーグルトは保存期間が短いのに対し、バターは最も保存が可能なため、
  生乳は最優先で店頭へ並ぶ。
  (牛乳・砂糖・卵は“三白”といわれる店頭に常備したい商品で、牛乳のニーズは高い。)
  バターは優先度が低い。

  さらに生乳不足の要因として時期的なものがある。
  3~4月 原発事故で出荷自粛 生乳約4万トン廃棄 供給減
  9月 夏場(夏バテ)で生乳減  供給減
     牛乳の需要が増える時期(新学期) 需要増
  12月 バターの需要増(クリスマス)

  酪農家戸数は年々減り、下げ止まらない。
  生乳供給不足のリスクは年毎に増している。

  鉢呂吉雄経産相 9月5日TPPについて
  「日本経済が世界の流れとは別にということはむずかしい。」
  とコメントしており、将来の参加は避けられない。

    
  TPP(環太平洋経済連携協定)
    太平洋を囲む国同士で関税などをなくし自由に貿易を行なう枠組み










 
  
  

  
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