日本にいる時には、日本でしかできないことを!などと思って
メイおばさん、友人と一緒にちょっと贅沢。
これまでも家族で、あるいは友達同士で特別な時間を過ごしたい時には
えいやっと、今は亡き母の口癖、「清水の舞台から飛び降りる気持ちで」
ここにやってきました。
泊まったこともありますし
昨日のように日帰りのこともあります。
そのたびに思います、「これこそ『和の雅(わのみやび)』だなあ、、、」
日本暮らしが短くなった昨今では
よりいっそう「雅(みやび)」を感じ
特別な時間を楽しむようになりました。
この時期はとりわけ美しく
お部屋に繋がったプライベートなお庭では
露天風呂の湯気のかすみの中
赤く色づいた紅葉の名残りが地面を彩り
あざやかな落ち葉を浮かべた水の下では錦鯉がゆっくりと泳ぎます。
どこかから見られる心配もありませんから
夏ならばタオルを巻いただけの姿でベランダでくつろぎながら
露天風呂を楽しむこともできます。
お食事は、素晴らしいタイミングで
一皿ずつお部屋に運ばれます。
溜息をつくほどに見た目もお味も「和の雅(みやび)」です。
前菜に始まって、お椀、お造り、焼き物、合肴、煮物、食事、止め椀、香の物、デザート、、、、、
ああ、なんていう日本の雅!
日本の贅沢、日本文化の素晴らしさ!!
そして日本のおもてなし。
和紙の上に書かれた献立表には
「○○様 御献立」に始まって
美しい縦書きの文字が並び
最後は日付と、総料理長のお名前が書かれ、朱印が押されています。
いちいちカメラを向けるなど
それこそ「みやび」とは正反対なことですけれど
メイおばさん、やっぱり記憶に残しておきたくて、、、、
メイおばさん、やっぱりアメリカの友人たちに日本文化を自慢したくて、、、、
さてさてこの特別な場所ですが
案内にはこんなことが書かれています。
「丹沢を背に並ぶ館は伝統と歴史の重みのある、純和風。
戦国の世を思わせる骨太いたたずまいと雅な意匠。
部屋の窓を開け放てば花々の薫り、野鳥の声、虫の音と季節の息吹に満たされくつろぎも、趣深いものに。
また、お客様をお迎えし、お送りする陣太鼓の音も陣屋ならではのおもてなし。
1万坪の広さを誇る庭園に、一歩足を踏み入れれば、そこはもう別天地。
ここは失われつつある日本の自然が息づいています。
桜が咲き、沢蟹がたわむれ、
蛍が舞い、鳥がさえずる。」
はい、たしかに。
I agree completely!
また行ける日のために、「500円玉貯金」
あるいは「クウォーター(25セント)貯金」始めようかしら(笑)。
小田急線「鶴巻温泉」の「陣屋」さんです。
読んでくださってありがとうございました。
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