「Fortnum & Mason」(フォートナム・アンド・メイソン)と言って
メイおばさんぐらいの「おばさん」がすぐに思い浮かべるのは
こんな紅茶の缶です。
どうしてそんな覚えにくい名前になったかと言えば
何でも、フォートナム君とメイソン君という二人の青年の出会いから始まったとのこと。
この二人が最初にオープンした小さな店はなんと310年も前のこと。
つまりイギリス、いえ英国の歴史を背負っているわけ。
そりゃ王室御用達にもなりますよね。
今や世界に知られるブランドとなったこの「F&M」の本店は
言わずと知れたロンドンの、ピカディリーにあります。
たまたま通りかかったメイおじさんとメイおばさん
ふらりと店内に足を踏み入れてみましたら
まあまあ、地下を含めて縦に伸びた6層からなっていましたよ。
下から上に
FRESH FOOD HALL (地下1階)
青果を含む、まるで高級スーパーのような食品、等
SPECIALITY FOOD HALL (1階)
ビスケット、ジャム、蜂蜜、チョコレート、お菓子、レストラン、等
HOMEWARES (2階)
パーラーレストラン、家庭用品、等
FRAGRANCE & BEAUTY (3階)
宝石、アクセサリー、入浴用品等
GENTLEMEN’S DEPARTMENT (4階)
バー、メンズアクセサリー、床屋、等
THE DIAMOND JUBILEE TEA SALON(5階)
とても素敵なティーサロン
どの階も混雑とはほど遠く
静かにゆったりと見て回ることができます。
1階から2階に上がる階段手前にはこんな「お誘い」。
どうして上らずにいられましょうか(笑)。
「この階段を登ればもっとラブリーなお品がありますよ」
優雅な階段を上ってみれば
先ほどまでいた1階はこんな風に見えます。
かくして次々と誘われて上へ上へと登っていけば
一番上に待っているのは喫茶室です。
はい、もちろんメイおじさんとメイおばさんも
誘い文句につられつられて、一番上の階まで行きましたとも。
そしてゆったりといい気分で
美味しいお紅茶をいただいたのでした。
そんな「素敵な喫茶室」の様子についてはまた次回に。
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