植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

一年前と変わらず、成長しないワタシ

2020年06月27日 | 植物
毎日届くgooブログの去年の記事は大変参考になります。一年前の同時期に何を考え何をしていたか、特に植物たちがどうであったかというのは、今自身がなすべきことの指標・指針にもなります。普段は恥ずかしくて昔書いたブログなんか見ることも無いのですが。
 
 ちょっと覗いてみると、やはりシャインマスカットが中心でした。昨年6/24黒糖病が蔓延していること、袋掛けをしたことが記され、今と全く同じ状況なのに妙に感心します。病気になっても、ブドウはブドウ、黒いシミがつこうが多少不ぞろいだろうが、売るわけで無し、自分が食べ、出来が良ければ近所に差し上げるだけのことです。

  昨日は、無駄な抵抗ながらブドウの消毒剤を散布しました。路地で雨叩きのブドウ栽培、シャインマスカットやロザリオビアンコなど欧州系の品種を作ろうと思うのが無茶無謀なのです。雨がかかると日本の風土では間違いなく病気になります。すでに、葉にもブドウ粒にも病変が出ているので手遅れなんですが。
 もし。本気で病気を阻止しようと思ったら、ビニールで天井を覆うか、さもなくば雨の日も晴れの日も毎日のように殺菌剤散布するかのいずれかになりますが、薬の害を考えたら、出来損ないで、小粒で、病気で、あまり甘くなくても、やっぱり安全な無農薬ブドウを選ぶのです。

多分3,40ほどの幼果があって、半分くらいはまばら(花振いで実がつかない)か黒糖病です。これらは近日中にカットします。残りは、偶然に雨や水滴が落ちない位置にあるので病気にならず助かっているのですな(笑)。負け惜しみではないですが、沢山生らそうと思うと、小粒で美味しくならないので、摘果して20房も残れば、それなりの大粒のシャインマスカットになるはずなのです。

 

こちらは、壁際に仕立てたぶどう棚の3年目のロザリオビアンコ。これもいくつかは派手に黒糖病になっています。ただ、建物に近接して雨が当たらない部分が多いので、やはり偶然ほとんど無傷に育っているブドウもあるのです。ジベレリン処理もせず、整粒・剪定もなしで勝手に育っています。実は、すごく甘くておいしい品種なので、10房ほどのブドウはさすがに袋掛けしましょう。

 昨年のブログ6/26では、アガパンサス、合歓の木、アジサイなどの開花の写真が載せられていました。「風蘭」も蕾が付いていたので、さきほどチェックしたら、あらあら、もう咲き始めていました。

通常は木や軒先に吊り下げます。夜に優雅で上品な香りを放つ東洋ランです。着生していた柿の木が、風化しもろもろになってきたので、外してベンチの下に置いていたのをすっかり忘れていました。

他の花木は、季節を忘れず、律儀に去年の写真と見まごうように今年も咲いていますが、確実に花の数が増え成長しています。ワタシが枯らさない限り、太く大きく、花が咲くようになり、実がつくようにもなります。
 変化が無いのは、そうですワタシだけ。考えていることもやることなすことほぼ成長の跡は見られません。すぐに忘れてしまいます。
 しかしながら、65歳になろうかという自身を顧みると、変化が無いのはシアワセなんだろうと感じますな。

 去年と同じことが今年も出来ていることを有難く思わなければ。

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