植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

屋上スイカ できるでしょうか 出来ると思います

2020年06月07日 | 植物
屋上緑化。今年はクレソンとスイカづくりにチャレンジであります。
 スイカは先月に、アルセア(タチアオイ)やガザニア・イチゴなどを植えたプラ舟の花壇の植物を他に移植して、植え付けたものであります。順調に生長しているようですが、複数買ったポットの目印が無くなって、残念ながら大玉か小玉か分からなくなりました。雌花が付けば大方見当がつきます。もし、小玉なら畑のスイカから雄花を取ってきて受粉させるのが確実です。おっと、こちらも大玉かどうかわからんぞ。困ったものです。

 スイカのツルを這わした下には「クレソン」の箱二つを置きます。クレソンは西洋セリとかいいますな。ステーキのつきあわせでぽろんと皿に乗ってくる奴で、買えばなかなかの値段です。日本のセリと同じく沈水植物、浅いせせらぎなどを好む野菜ですが、繁殖力も強く要注意外来種に指定されているのです。砂を敷いたプラ容器(魚屋さんで使うとろ舟)に水を張って、その上から種をばら撒くだけです。簡単そうにはみえますが値段が高いには理由があります。
 
 発芽率が高く数週間で一杯に葉が広がります。注意点は、定期的に水を流して綺麗な状態に保つことと、直射日光を避けることです。当然水を切らさないようにしないと苦くなります。直射日光で固くなります、また花をつけると木質化してきて食用に適さなくなります。摘心して花蕾を除くのが大事なのです。

 今朝はこんな様子でした。昨夜試食しましたが、結構な味であり、ワイフが喜んでくれました。
 
 それから、虫が付きます。これに限らず、人間がお金を出して買う「葉物野菜」は当然虫も大好きです。クレソンは「カバラハバチ」が好物らしく、昨年大発生しました。1,2㎝の黒い幼虫が葉を食べて荒らします。ちょっと気持ちがわるくぷよぷよしています。自分が食べるので一切農薬・殺虫剤は使いません。手で捕殺、それだけです。

 スイカの葉が広がってくれば自然に日よけになる、というワタシの計算ですが、さて思惑通りにいくかどうか。
 水耕栽培なので連作障害の心配はありません。濁らせたり水質を悪化させないために腐葉土たい肥など有機肥料もなし。定期的に液肥を入れるだけです。

 ワタシは、「屋上緑化推進協議会平塚支部長」の肩書を勝手につけております。地球温暖化対策に、ささやかながら貢献しております。屋上の植物たちをほんの少しだけご紹介。鉢の数だけでも100個近くありますから全部はお見せ出来ません、というより環境が厳しくかなり傷んでるのです。(実はワタシの手抜き管理もあります)

 これはスプレケリア(燕水仙)であります。赤いツバメが飛んでいるように見えます。こちらには本物のツバメが来ることは滅多にありません。本当はどこかに巣を架けてほしいのですが。

 耐寒性が弱い南国の花「ブーゲンビレア」棘がキツイですねー。温室で冬越しさせています。当地ではぎりぎり屋外で冬越しするかもしれませんが。これ以外にハイビスカスとプルメリアがあわせて10鉢ほどあります。

これは、タイサンボクの花蕾であります。知り合いの方に頂いた鉢植え。地上部だけで1mほどの高さしかありませんが、3年前から花を咲かせています。タイサンボクは大木になるので、ワタシの狭小ガーデンでは地植え出来ないのです。通常幹が太らないと開花しないというので、珍しいものですね。

ごちゃごちゃしてますが、多肉エリアであります。半分ほどは名前もわかりません。差し葉のセットを寄せ植えしたりして大きくなったものなので。
多肉は乾燥・強風・高温・寒さにも強いので、屋上で育てるにはいい植物ですね。


この上の方がパッションフルーツ、下がトケイソウであります。上手くいけばトケイソウが授粉樹になってパッションフルーツに実が生る、というのがワタシの計画であります。
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第2波、そこまで来てるんじゃないの?

2020年06月07日 | 雑感
 今回のコロナ騒動で、たいした影響が無さそうな農業、実際は、観光客が減り飲食店からの需要が落ちたといいます。直売店・大規模な食品販売所などの自粛の影響で売れない、特に高級肉や有機栽培野菜の売り上げがはかばかしくないのだそうです。

 スーパーなどに、そうした高級食材が流れ、価格も下がっています。先日は、一度だけですが和牛の牛タンがスーパーに置かれておりました。値段も100g千円に届かず、迷わず買いましたが格別の味でした。牛タンは希少部位なので、国産牛のタンはデパートの高級牛肉店くらいにしか扱っていません。最低でも100g2千円以上いたします。美味しかったので、翌日以降何度かのぞきましたが、もう店頭には出てきません。結構ラッキーだったのかもしれませんね。当分国産牛タンには出会えそうにありません。

 ただ、地元の大規模商業施設「ららぽ」の営業が始まりました。飲食店もおっかなびっくりながら再開しました。「無印良品」は、なんと人数制限をして、入り口ではカウントする係員が経っています。店内をぐるりとネットで囲いをして、一か所だけしか入店できなくしてあります。さながら、定置網でした。

 コロナだろうがなんだろうが、人間食わないでは済みません。高級レストランでは買わなくても、スーパーやネット通販で買えるのです。農家さんでは、人での確保が難しいかもしれませんが、とにかく果物野菜は出来るのですから。「流通」さえしっかりすれば、大幅な減収は避けられるのですよ。農協を通さない自主流通システムが認められるようになるといいのですが。

 昨日は、弟分で鍼灸医院を経営する夫婦がブドウパンを抱えてやってきました。横浜の西口に進出して新たな治療院を開いたまでは良かったのですが、コロナで途端に客足が遠のいた様です。給付金やら自粛協力金などいろいろ受給できたらしく、金銭面で一息ついて、お客さん(患者)の経営する箱根の老舗旅館で羽を伸ばし、何年ぶりかでゆっくり出来たとのことでした。
 
 箱根は、小涌谷の噴火や昨年の猛烈な集中豪雨などの爪痕が依然残っており、一部の道路は封鎖されたままと聞きます。これに追い打ちをかけたコロナ騒動で、中国人などの外国人観光客がぱったり途絶えました。さらに、自粛で県外からの宿泊客も来なくなっていると聞きます。踏んだり蹴ったりもいいとこですね。
 件の夫婦はお陰で貸し切り状態の高級旅館で安く豪華な食事を堪能できたようです。顔色がすっかり良くなって、温泉で顔もつやつやでしたな。

 本日は、ひと月ぶりのゴルフでした。なんやかやで中止が相次ぎ、この一番いい季節に月1、2回に減っています。久しぶりのホームコースは、ほぼ満員のように見えました。レストランはテーブルが間引かれて間隔が広かったです。更にお風呂は、この暑さというのに、ほとんどプレー後に入浴する人もありませんでした。湯舟は水が張られていました。どうりで人が居ないわけだ。

 帰路は、最近ではお目にかからなかった渋滞が随所に起きていました。いつも寄る「地卵」のお店も、卵を買う客が行列でありました。緊急事態宣言が解除になり、そろそろ皆さん辛抱溜まらんとばかり、人が車が動き出したのです。明らかな「緩み」といえましょう。

 わしゃ知らんぞ。また、感染者増える予感がする。背中がゾックゾックしてきましたよ。


 
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