ドリフの古典的なコントに、志村けん扮する病気の父親に、若手の女優さんやタレントが声をかけるシーンです。
「俺がふがいないばかりにお前には苦労をかけるなーーー」
日韓の輸出規制強化問題。案の定泥沼化してまいりましたな
実務者レベルの会合の内容が、両国で全く異なる記者発表されました。日本は「韓国から撤回要求は無かった。」、どうやら双方で、こういう発表をして、これは言わなかったことにいたしましょう、という話し合いがあったようで。言わない約束だったことを韓国が公表したので、日本はこれに反論しました。いやだいやだ、こういうことがあるから実務的な会合は公開すればいいのです。堂々とお互いの意見や要求を交わし、そこで結論が出なくても第三者には、その論旨や立場が理解できるわけですから。
両国の国民のみならず、世界でも関心を集めている事案なので、公開して納得する方向性を導くのが正しいやり方だと思いますな。少なくとも日本の役人は、密室での会合をして、事実と異なる発表をすることを自ら露呈したのですよ。
ジャニーさんが亡くなったことをメディアは大々的に報じ、その功績を讃えております。一方で、知る人ぞ知る彼の特殊な性癖については誰も触れたがりません。少なくともマスコミや芸能界では、タブーなのでしょうな。想像するに生前から長期間、この話題はかん口令が引かれ、少しでも記事になったり口外すると、当事者が干され、飛ばされるみたいな世界なのでしょう。
闇営業問題も然り、恐らく若手芸人の社外での私的営業活動を吉本興業は黙認（ないしは奨励）していたはずです。給料を極端に安くできるからですね。でも、この件についてはメディアは報道しません。あたかも吉本は被害者であるかのような扱いをしております。これは、数多のタレントを抱え巨大な影響力を持つ会社だからでしょうな。
それでも、秘密を守ろうとしてつく嘘は、やがてばれます。嘘をつきとおして許されているのは国会議員くらいなもの。
嘘がばれたあとの社会的なダメージは、隠し事が露見しただけのそれと比べ倍以上の悪影響がでますな。これを専門用語でカウンターパンチといいます。
秘密を守るための最善策、それは、秘密を作らないこと であります
秘密を守ろうとしてついた嘘は、さらなる嘘を呼び、真実を糊塗するためにまた嘘の上塗りをする。それは、懊悩を産み結局は破綻へとつながります。
本日は、一週間後に控えた地元のお祭りの準備であります。
何を隠そう、ワタシはお御輿というものを好きではありません。お祭りも苦手です。しかしながら、そんなことはおくびにも出さず、御輿大好きおじさんに交じって、神酒所の設営や紙垂張りを手伝います。
