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植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

コガネムシとの7年戦争(前編)

2019年07月07日 | 植物
甲斐犬の「スミレ」が犬小屋の上に、プンコをいたしておりました。
狩猟犬で、山野を駆け回るのが体に染みついているのでしょうか、廊下でもオットマン、
部屋に入れるとカウチの上に上がってきます。
それにしても、屋根の上はないわー

雨のせいで、外仕事をさぼり気味にしてましたら、ずいぶんと雑草が伸びております。蚊に襲われながらも
本日は草取りメインにいたします。ワタシの日課は、まずボカシ肥料の切り混ぜ。ぶどう棚のコガネムシ退治。
キュウリ・ナスなどの収穫から始まります。

相変わらず、シャインマスカットのぶどう棚にコガネムシがやってきます。
今の時期は、平均20匹ほど駆除します。支柱を強くゆするとぱらぱらと落下してきますのでひねりつぶすか
踏みつぶします。
コイツは、さくらんぼもりんごもプラムもお構いなしに葉を暴食します。葉脈だけを残してどんどん
荒らします。庭木の8割がたにつきますね。

7年前、うちのコンビニの緑地をバラ園に変えようと思い立ちました。はじめて植えたバラが咲き始めると
コガネムシがバラに頭を突っ込んで食べながらプンコするのに遭遇、この頃は笑って、「コガネムシも
至福の時なんだね」なんて言っていました。邪魔なので駆除はしておりましたが。

しばらく経つと、その数がだんだん増えてきて、ようやく、バラの害虫とわかりました。観察するとそばのソメイヨシノや
ハイビスカスなんかに来ることも。さらに、花壇の土にもにもなにやら芋虫がころころと住んでいることに気づき
ようやく、ただならぬ事態が生じていることを認識したのが6年前です。ネットで調べると、わーこれは大変。葉っぱも
根っこも被害甚大なことになっとる。初めて、畑と花壇に殺虫剤を撒きました。ダイアジノンのカルホスという
よく知られた農薬です。アメリカンレーキで土と混和、ついでに散水しておきました。
するとどうでしょう、翌朝無数の茶色の芋虫がいたるところに死んでいました。苦しくなって表面に出てきて
息絶えたのですね。いやいやこれだけの数が根を荒らしていたのですよ。

それからというもの、3種類の殺虫剤を定期的に散布しております。これで発生は大幅に
抑えられたはずですが、次の被害は鉢植え。バラ・ハイビスカス・サンパラソル・ボローニャなどなんか元気がないな
花が咲かないなー、と思ってるうちに枯れてしました。鉢をひっくり返すと、20匹以上の幼虫が
見つかりました。

以上、前編はここまで

家の玄関先に吊るした「風蘭」開花しました。爽やかで高貴な香りがします。夜に香ります。

 
ピエール ドゥロンサールの返り咲き。ポツンと咲いております。


少し開花が遅れていたハイビスカスですね。


ピースも二巡目がよく咲いています。雨に弱く花もちもせいぜい二日、儚いなー



むくげ「日の丸」とバラ「アプリコットネクター」のコラボ


最後は、ジュビレデュプリンスドゥモナコ
コメント
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