植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

仁義なきコガネムシとの7年戦争(死闘編)

2019年07月30日 | 植物
相変わらず、毎日10匹以上のコガネムシ(成虫)駆除が朝の日課です。

思えば、マイガーデンに来る虫さんたちを、微笑ましく見つめていた、園芸初心者から7年を過ぎ、ただただ害虫との戦いに明け暮れる今日この頃であります。

根を齧られて枯らした植物たちは数知れず、ブドウやさくらんぼの葉も葉脈だけ残して網の目のような状態になりました。数年前に試したのは、トラップと言われる仕掛けです。ペットボトルなどを利用して、コガネムシを呼び寄せる餌を置いて、逃げられないようにするか、毒物を入れるかにします。ネットで自作のトラップが紹介されております。皆さん、同じ悩みを抱えているのですね。

誘引物質(餌)としては、お酒、砂糖、酢、きな粉、ジュース、はちみつなどをブレンドします。これに殺虫剤を混ぜるか、おびきよせた虫が落ちて逃げられないような仕掛けにするのです。ペットボトルはコガネムシが好む青色に着色いたします。

こう書くといかにも、有効な手立てを講じていて、成功談みたいになりますが、全然ダメでしたな。まず、雨で餌が溶けて流れ薄まります。2,3日経つと逆に乾燥してカチカチになります。これでは虫を呼ぶことは出来ません。さらに、数日で腐ります。臭くてそばに行けません。ということで、一匹も捕まえることなく断念いたしました。多分、ちゃんとしたやり方があるのでしょうが

次にトライしたのが、フェロモントラップであります。専門メーカーが販売している緑色のプラスチック製トラップで、中央上部に誘引剤を載せるというやつです。写真を見るとトラップの底にうじゃうじゃとコガネムシが溜まっておりました。

本体だけで7千円、誘引剤が5千円と非常にお高い買い物でありました。えいやとばかり、清水の舞台から飛び降りるつもりで買いました。

ここで大問題。この誘引剤というのは、コガネムシの種類に分かれておるのですよ。コガネムシと一口で言っても何十種類かあって、それぞれにフェロモンが違う????
そもそも、ウチの果樹園に来ているコガネムシはどの種類なの????
適当にそれらしいドウガネブイブイを選びましたが、これも一匹も捕まえることが出来ませんでした。

トラップ本体が空しくゆらゆらと風に吹かれています。
つまり、12千円の損失でありますな。・・・・・

さて、ここのところの気温上昇と晴天のおかげで、植物たちは、見違えるほど元気になっております。

ばら、ピース


ばら、ジャストジョーイ



ばら、ダブルデライト


いずれ劣らぬ殿堂入りの名花です。

スイカは、一度はあきらめておりましたが、とりあえずズボラ農法で収穫しました。
甘さはイマイチでありましたが、とりあえず食べられます。こんな雨ばかりの天気でしたから良し、といたします。

コメント
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