植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

1年間で成長したのか?

2022年07月28日 | 雑感
「一年前のブログがこうでした」、とGooblogから毎日メールで知らせてくれます。恐らく、更新が少ない人、停止中の方に、「材料」を提供し、ブログの活性化を促すためであろうと思います。

ワタシは、一年前に植物の状態がどうであったとか、何をしていたかというのを思い起こすことが出来るので大変重宝しています。一番は「篆刻」や書道の腕前の上達・進捗がチェックできるという利点であります。毎日摸刻し、印を彫り続けているので、知らない間に少しづつは篆刻の技術が上がっていると見え、一年前に得々として写真を掲載している印の出来の拙さに驚くやら情けないやら。
今取り組んでいる篆刻印は倅の結婚式用に配る小印で、福・寿を刻んでおります。全部で40個弱の内27個が出来ました。彫っている印をたまに掲載していますが、もしワタシが飽きもせず一年後にまだ篆刻をやっていたなら、やはり今日の印の不出来を嘆くことになろうと思いますね。PCで写真をドアップにしてみると、その線の出来が悪いところがよくわかります。これを見ながら、仕上げをするのがよさそうです。


一方、この1年は書道教室が閉鎖休業にもよりますが、篆刻を優先し自治会で時間が少なくなったあおりで、書道の稽古がほとんど出来ておりません。これは反省すべき点、いくら忙しくても大変なことがあろうと、やるべきことを怠る理由にしてはならないのです。
先日は地元・町内の催しでお年寄りなどを集めた「写経教室」を開催しました。と言ってもコロナ禍でのイベントなのでおっかなびっくり、総人員15名と小規模でありました。ワタシ自身、一度も写経なるものをやったことが無いので、いい機会であったのです。

自治会長であるワタシは、やはりこういう催しについて「責任」があるので、非接触式の体温計を買い、出席した名簿・一覧表に測定値を記入、コロナ感染があった時の為に連絡先を記入いたしました。写経などは多分、黙って集中して書くものでしょうから、感染リスクが少ないのでオミクロンが猛威を振るう中でも大丈夫だろうと決断したのです。折しも雷鳴が轟き猛烈な雨も降りましたが。予定した人は一人だけ欠席でした。

ダイソーで写経セットを売っています。これに安い筆ペンや鉛筆など数種類の筆記具を用意しましたが、ワタシは書の練習なので小筆に硯を持参し、毛筆で枠も無い半紙に、般若心経を一気に書き上げました。勿論下手で初めて書いた拙書なので、写真を載せて端を晒すことはいたしませんが。

自治会で当町内の単独の催しが静かに終わりました。皆さんが喜んでくれたかどうかはわかりませんが、ワタシ自身は、初めて写経を書いた充実感と、自治会でのイベントが曲りなりに無事終わったことに満足できた半日であったのです。

因みに昨年の7月27日は「臨書を臨書する」という表題で、日下部鳴鶴先生の「十七帖」の臨書本や古本「風俗画報」 の紹介でありました。やはり自治会やらなにやらで1年前もあまり書道の稽古が出来ていなかったようで、書作品はこの1年ほとんどブログに載せておりません。今日は、篆刻だけでなく筆も持ち、練習を再開しようと思います。ちょっとずつでも進歩せねば、と思います。その前に草取りと自治会の回覧文書の作成が待っております。
コメント
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