植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ぬかかかかかはしらないけど

2022年07月05日 | 植物
倅が1年遅れの新婚旅行で沖縄に行ったそうです。石垣島や西表島・竹富島などのしまじまをし(ひ)まに任せて観光したようです。ワタシは20年ほど前までは頻繁に石垣島にシュノーケリングに行ったのですが、さすがに若い二人にあれこれ説明したり現地の友人にアテンドを頼むなどは野暮というものです。

そこでその倅が、「ヌカカ」なるものに刺されたと大騒ぎしていました。刺された翌日以降に腫れと痒みが起こるそうで、刺された写真を送るというのは断りました。こちらも梅雨明け前後からやぶ蚊の襲来には悩まされております。しかし、ワタシなど人生で一度もその存在を知らず10年間園芸作業で一度も刺されたことのないヌカカに、せがれが沖縄まで行って刺されるのは不思議であります。

蚊は一日の90%は寝てる(休んでいる)そうですが、ワタシの行く場所には数分も経たずに蚊が止まります。ヌカカか蚊かは別にして厄介な生き物で、人間を殺す動物のトップが蚊だそうです。デング熱やマラリアなどの伝染病を媒介し、年間70万人以上の人が命を落としているそうです。蚊取り線香を焚き、虫よけスプレーを吹きかけていますが、ワークマンの蚊よけジャケット がいいそうです。今現在は残念ながら品切れで入手困難のようですが。

それはともかく、今ワタシの果樹コーナーでは、プラムサンタローザが熟し始めました。プラムは、別名「スモモ(李)」「巴旦杏(はたんきょう)」とも呼びます。はたんきょうは各地で訛って、はだんきょう・はらんきょう・バタンキュー(違うか(笑))などとも言われますね。

 元は貴陽・ソルダムや桃などの授粉樹のつもりで植えたのですが、貴陽は全く受粉せず、ソルダムは木そのものが生長不良を起こして処分しました。モモは白桃・白鳳・西尾ゴールド を植えていますが、日陰になりほったらかしなのでほとんど実をつけてくれません。アブラムシも集るし病気になりやすいし、なかなか難易度が高い果樹であります。モモは今年秋になったら処分しようと思います。病気と害虫対策に費やす労力と見返りの「桃」の実のバランスが取れそうにないからです。

それでもすももだけは、このほかにも幻のすもも「ケルシー」が育っていて今年初めて結実したのが10個ほどあります。近種の「シュガープルーン」にも実がついています。「すもももももももものうち」と言います。なんとか収穫まで漕ぎつけたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする