伊東と上田、西村はスタメンで見たい
あのウルグアイ戦の内容を受けて、28日のコロンビア戦では日本はどう戦えばいいのだろうか? まずスタメンを見直したい。MFの伊東純也、FWの上田綺世と西村拓真はスタメンがいい。
ウルグアイ戦でサイドを疾走した伊東と、アグレッシブでインテンシティが高く運動量が豊富な西村は見ての通り。西村は2022年7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権の決勝大会でA代表デビューし、初戦でいきなり2ゴールを上げている。
そして目立たないが上田も効いていた。ウルグアイ戦、日本代表は前線に基点ができなかった。ボールを保持してゴールを目指す上でこれでは苦しい。コロンビア戦ではボールを収めて基点になれる上田綺世が必要だ。
FWの浅野拓磨はスピードが速いだけでシュート精度が低く、(裏抜け以外の)ボールの受け方もトラップの技術もイマひとつだ。何年たっても変わらない。(カタールW杯ドイツ戦でのあのゴールはまさに「奇跡」の一発である)。
おそらく前プレにこだわる森保監督は、ウルグアイ戦で前田大然がケガで使えないため同じスピード系の浅野を起用し前からプレスをかけようとしたのだろうが……浅野は攻撃では輝けない。すでに結論は出ている。
伊藤と鎌田も問題を抱えている
一方、左SBの伊藤洋輝は、相変わらず同サイドのMF三笘薫とうまく絡めてない。バックパスも多い。やはり彼はCBなのだ。SBじゃない。(ただしウルグアイ戦での最終ラインは伊藤以外は全員合格だが)。
そしてもう一人、問題なのは鎌田大地である。鎌田はウルグアイ戦でまったく消えていた。カタールW杯でもそうだった。
カタールW杯も含めてそれ以降もずっと、おそらく森保監督は「あのフランクフルトの鎌田大地」という看板だけで鎌田を使っている感じがする。
この2人はコロンビア戦では試しに外し、新顔を使ってみてはどうだろう。伊藤の代わりに左SBにバングーナガンデ佳史扶を、鎌田の代わりにトップ下に西村拓真をスタメンで入れてみよう。
他方、三笘がドリブルを始めると三笘頼みになり、誰もサポートがつかないのも問題だ。ワンマンショーである。三苫という武器をもっとグループの中でうまく使うことが求められる。トップ下が寄るなりFWが流れるなりして、三笘をフォローする動きが欲しい。
偽SBは続けてトライしてほしい
第2次森保ジャパンでは、新しいビルドアップの形を試している。
セントラルMFが両CB間に落ちて3枚回し、かたやSBが偽SB化して両SHが大きく開くビルドアップだ(この形なら両SHへのパスコースが空く)。
ウルグアイ戦では実ったとは言えなかったが、結論を出すのはまだ早い。このまま腐らず精度を高めて今後も続けてみてほしい。
なおバックパスの多寡が、コロンビア戦における戦術の進捗度を物語ることになるだろう。多ければ失敗だ。これはわかりやすい目安である。
あのウルグアイ戦の内容を受けて、28日のコロンビア戦では日本はどう戦えばいいのだろうか? まずスタメンを見直したい。MFの伊東純也、FWの上田綺世と西村拓真はスタメンがいい。
ウルグアイ戦でサイドを疾走した伊東と、アグレッシブでインテンシティが高く運動量が豊富な西村は見ての通り。西村は2022年7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権の決勝大会でA代表デビューし、初戦でいきなり2ゴールを上げている。
そして目立たないが上田も効いていた。ウルグアイ戦、日本代表は前線に基点ができなかった。ボールを保持してゴールを目指す上でこれでは苦しい。コロンビア戦ではボールを収めて基点になれる上田綺世が必要だ。
FWの浅野拓磨はスピードが速いだけでシュート精度が低く、(裏抜け以外の)ボールの受け方もトラップの技術もイマひとつだ。何年たっても変わらない。(カタールW杯ドイツ戦でのあのゴールはまさに「奇跡」の一発である)。
おそらく前プレにこだわる森保監督は、ウルグアイ戦で前田大然がケガで使えないため同じスピード系の浅野を起用し前からプレスをかけようとしたのだろうが……浅野は攻撃では輝けない。すでに結論は出ている。
伊藤と鎌田も問題を抱えている
一方、左SBの伊藤洋輝は、相変わらず同サイドのMF三笘薫とうまく絡めてない。バックパスも多い。やはり彼はCBなのだ。SBじゃない。(ただしウルグアイ戦での最終ラインは伊藤以外は全員合格だが)。
そしてもう一人、問題なのは鎌田大地である。鎌田はウルグアイ戦でまったく消えていた。カタールW杯でもそうだった。
カタールW杯も含めてそれ以降もずっと、おそらく森保監督は「あのフランクフルトの鎌田大地」という看板だけで鎌田を使っている感じがする。
この2人はコロンビア戦では試しに外し、新顔を使ってみてはどうだろう。伊藤の代わりに左SBにバングーナガンデ佳史扶を、鎌田の代わりにトップ下に西村拓真をスタメンで入れてみよう。
他方、三笘がドリブルを始めると三笘頼みになり、誰もサポートがつかないのも問題だ。ワンマンショーである。三苫という武器をもっとグループの中でうまく使うことが求められる。トップ下が寄るなりFWが流れるなりして、三笘をフォローする動きが欲しい。
偽SBは続けてトライしてほしい
第2次森保ジャパンでは、新しいビルドアップの形を試している。
セントラルMFが両CB間に落ちて3枚回し、かたやSBが偽SB化して両SHが大きく開くビルドアップだ(この形なら両SHへのパスコースが空く)。
ウルグアイ戦では実ったとは言えなかったが、結論を出すのはまだ早い。このまま腐らず精度を高めて今後も続けてみてほしい。
なおバックパスの多寡が、コロンビア戦における戦術の進捗度を物語ることになるだろう。多ければ失敗だ。これはわかりやすい目安である。