すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【クラブW杯決勝・展望】レアルを前がかりにさせカウンターで仕留める

2016-12-18 08:15:51 | Jリーグ
カギは0-0のままどこまでやれるか?

 さていよいよFIFAクラブW杯決勝戦。今夜はわくわくモンの鹿島vsレアルの試合だ。鹿島にはぜひとも日本の代表として、拮抗したいい試合をしてもらいたい。そこで試合の展望である。

 レアルにひと泡吹かせるには、いかに相手のバランスを崩すか? がカギだ。この場合のバランスには、2つの要素がある。まずフィールド上における選手の配置という意味でのバランスと、次に心理的なバランスである。これらを崩してしまうのだ。

 鹿島は守備を重視したうまい試合運びが得意だ。準決勝のアトレティコ・ナシオナル戦の後半に見せたようないい守備さえできれば、いかにレアルといえどそう簡単には得点できない。で、0-0のままジリジリするような試合展開に持ち込めれば、必ずレアルに焦りが出てくる。つまり心理的なバランスが崩れる。

「おかしいぞ。俺たちのほうが圧倒的に強いはずなのに点が入らない」

 こうなるとレアルはリスクを冒し、得点を取ろうと前がかりになる。準決勝でアトレティコ・ナシオナルがそうだったように。

 かくてレアルは精神的バランスだけでなく、フィールド上のバランスを自ら崩して攻めてくる。彼らが前がかりになれば、後ろにスペースができる。その形になったら鹿島の得意なカウンターのチャンスだ。彼らはこの形からどうすれば点が取れるか、知りつくしているーー。

 とすればやはり、鹿島がどこまで失点せずに0-0のまま持ちこたえられるか? がポイントになる。それができればジャイアント・キリングもあながち夢じゃない。

 個人的な希望としては、FW鈴木優磨が点を取り、ロナウドが見ている前でロナウドのゴールパフォーマンスをして1-0で鹿島が勝つこと。これが実現したら来年は春から縁起がいいな。
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