大迫が直前練習を欠席、ケガで欠場か?
(2019年1月13日、22:00現在。オマーン戦のスタメンが発表され、FWは武藤でなく北川が起用される。よって以下の記事中、「武藤」は「北川」と読み替えて下さい)
大迫が直前練習を欠席し、今夜のオマーン戦をケガで欠場する可能性が出てきた。とすればFWの武藤に期待がかかる。現状の森保ジャパンは「戦術は大迫」状態であり、大迫はまさに替えの効かないコマになってしまっている。この状態はチームとしては非常に危険だ。
もしここで武藤が代わりに出場し、点を取れば、チームは大迫頼りから脱することができる。また武藤個人にとっても願ってもないチャンスだ。その意味でオマーン戦のポイントは4つある。まずひとつは武藤がゴールを決め、チームの大迫依存を断ち切ることができるかどうか?
第二に、トルクメニスタン戦の反省から、オマーン戦を無失点でシャットアウトすることができるか? ここは相手が仕掛けてくるだろうカウンター攻撃への対策が問われる。日本はボールを失った瞬間の、ネガティブ・トランジション(攻→守の切り替え)の速さが求められる。
バイタルエリアを開けるな
第三は、同じくリスクヘッジの意味で、トルクメニスタン戦のようにバイタルエリアをぽっかり空けてしまわないことだ。この点では2人のセントラルMFによる「つるべの動き」で、バランスを考えたスペースの埋め方が必要になる。ひとりが前に出れば、もうひとりは後ろにステイしてバランスを取る。これが基本だ。
トルクメニスタン戦のように2人のセントラルMFが同時に動きすぎ、ミドルサードからディフェンディングサードにかけてのスペースをあんなに開けてしまっては致命的だ。「どうぞカウンターをかけてください」というのと同じである。
最後に第四のポイントは、サイドをうまく使い幅を取った攻撃ができるかどうか? ボールを持ってないときのオマーンは、徹底して中央を締めてくるに決まっている。にもかかわらず日本がトルクメニスタン戦の前半のように真ん中からの攻めに固執してしまっては、敵の思うつぼだ。
中央を固めた敵に対しては、サイドを使って敵の布陣を横に広げさせること。こうして真ん中にスペースを作って最終的にゴールを狙う。サイドにいる日本のボールホルダーに対しオマーンのSBが寄せてくれば、オマーンのSBとCBの間(ニアゾーン)が空く。ここが攻略のツボだ。
すっきり無失点で締めてほしい。
(2019年1月13日、22:00現在。オマーン戦のスタメンが発表され、FWは武藤でなく北川が起用される。よって以下の記事中、「武藤」は「北川」と読み替えて下さい)
大迫が直前練習を欠席し、今夜のオマーン戦をケガで欠場する可能性が出てきた。とすればFWの武藤に期待がかかる。現状の森保ジャパンは「戦術は大迫」状態であり、大迫はまさに替えの効かないコマになってしまっている。この状態はチームとしては非常に危険だ。
もしここで武藤が代わりに出場し、点を取れば、チームは大迫頼りから脱することができる。また武藤個人にとっても願ってもないチャンスだ。その意味でオマーン戦のポイントは4つある。まずひとつは武藤がゴールを決め、チームの大迫依存を断ち切ることができるかどうか?
第二に、トルクメニスタン戦の反省から、オマーン戦を無失点でシャットアウトすることができるか? ここは相手が仕掛けてくるだろうカウンター攻撃への対策が問われる。日本はボールを失った瞬間の、ネガティブ・トランジション(攻→守の切り替え)の速さが求められる。
バイタルエリアを開けるな
第三は、同じくリスクヘッジの意味で、トルクメニスタン戦のようにバイタルエリアをぽっかり空けてしまわないことだ。この点では2人のセントラルMFによる「つるべの動き」で、バランスを考えたスペースの埋め方が必要になる。ひとりが前に出れば、もうひとりは後ろにステイしてバランスを取る。これが基本だ。
トルクメニスタン戦のように2人のセントラルMFが同時に動きすぎ、ミドルサードからディフェンディングサードにかけてのスペースをあんなに開けてしまっては致命的だ。「どうぞカウンターをかけてください」というのと同じである。
最後に第四のポイントは、サイドをうまく使い幅を取った攻撃ができるかどうか? ボールを持ってないときのオマーンは、徹底して中央を締めてくるに決まっている。にもかかわらず日本がトルクメニスタン戦の前半のように真ん中からの攻めに固執してしまっては、敵の思うつぼだ。
中央を固めた敵に対しては、サイドを使って敵の布陣を横に広げさせること。こうして真ん中にスペースを作って最終的にゴールを狙う。サイドにいる日本のボールホルダーに対しオマーンのSBが寄せてくれば、オマーンのSBとCBの間(ニアゾーン)が空く。ここが攻略のツボだ。
すっきり無失点で締めてほしい。