撃ち合いの結果大差がついた
現地時間10月26日にヨーロッパリーグの第3節が行われ、ホームのリバプールがトゥールーズを5対1で一蹴した。
遠藤航がアンカーでスタメン出場し、前半30分にはアーノルドからのアーリークロスを受けヘッドで叩き込んだ。移籍後初ゴールだ。54分にもボックス内へ侵入し、右足を振ったが惜しくも左に外れた。
彼は際どいピンチにうまくスペースを埋めてしのぐなど、対人プレーやパス出しに好プレーを見せた。彼がプレーするたびサポーターからも拍手が起こっていた。
対戦相手のトゥールーズは自陣に引いて守ってカウンターを狙うような戦い方を選ばず、まともに撃ち合いに出た。その結果が5-1の敗戦だが、後半は押し込む場面も見られた。
レッズに得点力があるから点差がついただけで、トゥールーズはいいチームだった。スペースを作ってうまく攻め、際どい形を作っていた。ただリバプールの決定力が高いため、モロに打ち合いになり点差がついた。リバプールのポゼッション率は63%だった。
レッズのフォーメーションは4-1-2-3だ。GKはケレハー。最終ラインは右からアーノルド、マティプ、ゴメス、チェンバーズ。アンカーは遠藤、インサイドハーフはカーティス・ジョーンズとフラーフェンベルフ。3トップは右からエリオット、ヌニェス、ジョッタだ。
一方、トゥールーズのフォーメーションは4-2-3-1。守備時4-4-2だ。
右SBアーノルドが偽SB化する
リバプールはビルドアップ時、右SBのアーノルドが一列上がって中へ絞り偽SB化し、遠藤と中央をカバーするのが基本形だ。これで3-2-5のような形で組み上げる。アーノルドはこの形からCBに降りてのプレーも見せた。
最終ラインでボールを保持するリヴァプールに対し、トゥールーズは中途半端なハイプレスをかけてくる。だが彼らは最終ラインとの間にスペースが開いている。恐れて押し上げてない。ここが狙い目だ。
レッズの1点目は9分だった。縦パスを受けたジョッタが中盤からドリブルで単独突破しゴールした。これに対しトゥールーズは16分、同点にする。FWタイス・ダリンガが裏抜けしGKの足元を撃ち抜いた。
これでシーソーゲームになるかと思われたが、違った。レッズの2点目は30分の右CKからだった。ショートコーナーで一度ボールを下げ、受けたアーノルドが斜めの浮き球を出して遠藤がヘッドでゴールした。勝ち越し弾だ。
続く34分には、フラーフェンベルフが中盤から持ち上がり、ジョーンズにパス。受けたジョーンズはシュートしたが敵に当たって跳ね返り、そのこぼれ球をヌニェスがニア上へ豪快に打ち込んだ。3-1だ。
レッズは3戦全勝でダントツの首位だ
後半の半ばになると中盤のプレスが消失し、ボールは一方のボックスからもう一方のボックスへと目まぐるしく動いた。だが最後、ゴールを決めるのはレッズだった。
彼らの4点目は65分だ。ヌニェスが1人かわして独走し、フリーでシュートを放つが右のポストを叩く。天を仰ぐヌニェス。だが、ポストから跳ね返ったボールを拾ったフラーフェンベルフがきっちり詰めた。
本当に不思議なのだが、ヌニェスはなぜあんなカンタンなシュートを外すのだろう? かと思えば超絶的に難しいシュートをいとも容易く決めたり、謎の多いプレーヤーだ。
さて締めの5点目は90+3分だった。右サイドからのカウンターでレッズは前進し、ゴール前でサラーがひとつ切り返して右足で軽く押し込んだ。
かくてゲームセット。リバプールは3戦全勝の勝ち点9でダントツのグループ首位を守った。
現地時間10月26日にヨーロッパリーグの第3節が行われ、ホームのリバプールがトゥールーズを5対1で一蹴した。
遠藤航がアンカーでスタメン出場し、前半30分にはアーノルドからのアーリークロスを受けヘッドで叩き込んだ。移籍後初ゴールだ。54分にもボックス内へ侵入し、右足を振ったが惜しくも左に外れた。
彼は際どいピンチにうまくスペースを埋めてしのぐなど、対人プレーやパス出しに好プレーを見せた。彼がプレーするたびサポーターからも拍手が起こっていた。
対戦相手のトゥールーズは自陣に引いて守ってカウンターを狙うような戦い方を選ばず、まともに撃ち合いに出た。その結果が5-1の敗戦だが、後半は押し込む場面も見られた。
レッズに得点力があるから点差がついただけで、トゥールーズはいいチームだった。スペースを作ってうまく攻め、際どい形を作っていた。ただリバプールの決定力が高いため、モロに打ち合いになり点差がついた。リバプールのポゼッション率は63%だった。
レッズのフォーメーションは4-1-2-3だ。GKはケレハー。最終ラインは右からアーノルド、マティプ、ゴメス、チェンバーズ。アンカーは遠藤、インサイドハーフはカーティス・ジョーンズとフラーフェンベルフ。3トップは右からエリオット、ヌニェス、ジョッタだ。
一方、トゥールーズのフォーメーションは4-2-3-1。守備時4-4-2だ。
右SBアーノルドが偽SB化する
リバプールはビルドアップ時、右SBのアーノルドが一列上がって中へ絞り偽SB化し、遠藤と中央をカバーするのが基本形だ。これで3-2-5のような形で組み上げる。アーノルドはこの形からCBに降りてのプレーも見せた。
最終ラインでボールを保持するリヴァプールに対し、トゥールーズは中途半端なハイプレスをかけてくる。だが彼らは最終ラインとの間にスペースが開いている。恐れて押し上げてない。ここが狙い目だ。
レッズの1点目は9分だった。縦パスを受けたジョッタが中盤からドリブルで単独突破しゴールした。これに対しトゥールーズは16分、同点にする。FWタイス・ダリンガが裏抜けしGKの足元を撃ち抜いた。
これでシーソーゲームになるかと思われたが、違った。レッズの2点目は30分の右CKからだった。ショートコーナーで一度ボールを下げ、受けたアーノルドが斜めの浮き球を出して遠藤がヘッドでゴールした。勝ち越し弾だ。
続く34分には、フラーフェンベルフが中盤から持ち上がり、ジョーンズにパス。受けたジョーンズはシュートしたが敵に当たって跳ね返り、そのこぼれ球をヌニェスがニア上へ豪快に打ち込んだ。3-1だ。
レッズは3戦全勝でダントツの首位だ
後半の半ばになると中盤のプレスが消失し、ボールは一方のボックスからもう一方のボックスへと目まぐるしく動いた。だが最後、ゴールを決めるのはレッズだった。
彼らの4点目は65分だ。ヌニェスが1人かわして独走し、フリーでシュートを放つが右のポストを叩く。天を仰ぐヌニェス。だが、ポストから跳ね返ったボールを拾ったフラーフェンベルフがきっちり詰めた。
本当に不思議なのだが、ヌニェスはなぜあんなカンタンなシュートを外すのだろう? かと思えば超絶的に難しいシュートをいとも容易く決めたり、謎の多いプレーヤーだ。
さて締めの5点目は90+3分だった。右サイドからのカウンターでレッズは前進し、ゴール前でサラーがひとつ切り返して右足で軽く押し込んだ。
かくてゲームセット。リバプールは3戦全勝の勝ち点9でダントツのグループ首位を守った。