スペインより狡猾で守備が堅い
決勝トーナメント入りした日本の最初の相手はクロアチアである。
グループFを2位で突破したクロアチアは、前回大会の準優勝チームだ。もっとも総合力は前回より上とみられ、ドイツ、スペインという強豪国を倒した日本にとっても難しい相手になる。
クロアチアは基本、スペインのようにポゼッションするチームだが、戦況に応じて抜け目なくブロックを下げてカウンターに移行することも得意だ。
スペインよりも狡猾で、守備が堅いチームである。
モドリッチら中盤の3センターがチームの核だ
クロアチアのフォーメーションは鉄板の4-3-3だ。
なかでもインサイドハーフのルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)とマテオ・コバチッチ(チェルシー)、アンカーのマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)の3人が中盤に君臨する。彼ら3センターがチームの核である。
彼らは非常に技術レベルが高く、2タッチ以内の少ないタッチ数でリズミカルに素早くプレーする。運動量も豊富で、3人が入れ替わりながらローテーションで動く。
例えばスペインはセルヒオ・ブスケツが固定的にアンカーを務めたが、クロアチアの場合はもっと流動的だ。
クロアチアはミドルプレスが基本
クロアチアは相手ボールのときにはミドルプレスが基本だ。日本はボールを保持する時間帯も作れるだろうが、その際は相手からボールを奪った瞬間がポイントだ。
日本は素速いポジティブ・トランジション(守から攻への切り替え)から、中盤力を生かした速いショートカウンターを打てば効果的だろう。
日本が組むブロックは非常にコンパクトなので、仮に最終ラインでボールを奪ったとしても前への速いカウンターが利く。
ただしクロアチアは今大会、3試合で1失点しかしてない堅守のチームだ。それだけにもし日本がクロアチア戦でも5-4-1システムでの「撤退戦術」を取れば、両者0-0のまま延長・PK戦まで考えられる。
いずれにしろ、日本にとっては天王山といえる難敵である。
決勝トーナメント入りした日本の最初の相手はクロアチアである。
グループFを2位で突破したクロアチアは、前回大会の準優勝チームだ。もっとも総合力は前回より上とみられ、ドイツ、スペインという強豪国を倒した日本にとっても難しい相手になる。
クロアチアは基本、スペインのようにポゼッションするチームだが、戦況に応じて抜け目なくブロックを下げてカウンターに移行することも得意だ。
スペインよりも狡猾で、守備が堅いチームである。
モドリッチら中盤の3センターがチームの核だ
クロアチアのフォーメーションは鉄板の4-3-3だ。
なかでもインサイドハーフのルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)とマテオ・コバチッチ(チェルシー)、アンカーのマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)の3人が中盤に君臨する。彼ら3センターがチームの核である。
彼らは非常に技術レベルが高く、2タッチ以内の少ないタッチ数でリズミカルに素早くプレーする。運動量も豊富で、3人が入れ替わりながらローテーションで動く。
例えばスペインはセルヒオ・ブスケツが固定的にアンカーを務めたが、クロアチアの場合はもっと流動的だ。
クロアチアはミドルプレスが基本
クロアチアは相手ボールのときにはミドルプレスが基本だ。日本はボールを保持する時間帯も作れるだろうが、その際は相手からボールを奪った瞬間がポイントだ。
日本は素速いポジティブ・トランジション(守から攻への切り替え)から、中盤力を生かした速いショートカウンターを打てば効果的だろう。
日本が組むブロックは非常にコンパクトなので、仮に最終ラインでボールを奪ったとしても前への速いカウンターが利く。
ただしクロアチアは今大会、3試合で1失点しかしてない堅守のチームだ。それだけにもし日本がクロアチア戦でも5-4-1システムでの「撤退戦術」を取れば、両者0-0のまま延長・PK戦まで考えられる。
いずれにしろ、日本にとっては天王山といえる難敵である。