夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

全難言協全国大会in東京

2015-07-30 23:30:10 | 言語・難聴
 先週剣道の全国大会でやってきたばかりの東京に、今日もまたやってきました。今回は勉強するために。何年ぶりかで訪れた国立オリンピック記念青少年総合センター。はじめの一歩を最後に手伝ったのはいつだったでしょう。中川先生に講演依頼をしに行った4年前以来かな?この4年間は健康状態がすぐれず、全国大会から遠ざかっていたので、全難言協の先生方とも久しぶりに出会う人が多かったです。それでも覚えていてくださった方ばかりで、うれしい限りです。病状も知れ渡っているので何とも言えませんが…。
 久しぶりに全国版の「連携」部会に参加してきました。部会の運営係の中に、私の理解啓発の師匠ともいうべき豊田先生がいらっしゃいました。これまた何年ぶりの再会でしょうか?彼が前任の全難言協事務局長だったころに、特総研の久保山先生と取り組んで発表されたものが、今の私の原点ですから、師匠と呼ばずして何とお呼びするのでしょう!もうご退職されたと聞きましたが、引き続きこの世界でお勤めを続けていてくださっているとは心強いです。
今回発表された事例は吃音の理解啓発指導と発達性ディスレクシアに関する報告でした。吃音の事例はよくある話でしたが、いろいろなエピソードが盛り込まれていてとても参考になる話でした。やはり吃音はグループでの指導が必要だなという結論に至りました。吃音児童の多い本校でも十分参考にできる実践です。ディスレクシアについては、本格的な実践の報告を聞くのは初めてで、今まで興味はあったのですが、名古屋のように発達障害と言語障害の教室がそれぞれ分業体制が整っていると、自分で症例を持つことはあまりないと思われます。そのため、とても新鮮な気持ちで発表を聞くことができました。それと同時に、発達障害系の話ももっと勉強しないと、時代のニーズに合わなくなってくるのだろうということもわかりました。ただ、発達障害のことを難しく考える必要もないことは事実です。専門用語をいっぱい並べ立てていらっしゃったのですが、発表の先生も講師の先生もおっしゃることは同じで、自閉症すペクトラムの延長線上で、子供の躓きがなんなのかをしっかりと見極めて取り組めば、間違いはないということは分かります。もう少し詳しく勉強して、こだまの実践の中にも取り入れていこうと思います。
明日はパネルディスカッションに参加してきます。
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