夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

日本剣道形

2011-07-17 13:49:54 | 剣道
 いよいよ、長男が初段に挑戦するときが来ました。早いものです。私が子供の頃は中学3年からしか受験出来なかったのですが、いつの間にか中学2年で受験出来るようになり、今年から中学1年の13歳になれば受験出来るようになりました。昨年三段を戴いたばかりの私からみれば、中学1年の剣道形など上辺だけの形でしかなく、心のない形にしか見えないのですが、受験している当人たちは形の手順を覚えるので精一杯の様子。受験人口は益々増加して、同じ会場で初段から三段まで600人ほどが受験するのはそろそろ限界ではないかと、見ていて感じるところです。
段位を簡単に取ることができる現行の制度は果たして意義はあるのでしょうか?武道の段位は歴とした資格です。履歴書に特技として記入する資格となるのです。その中でも剣道の神髄を集めた日本剣道形を、その心も宿さず形だけ真似ることに意義はあるのか?よほど常日頃師匠が厳しく心構えを指導していればともかく、大抵の場合、実技や試合に関する練習がほとんど。形の稽古を位置付けている道場は果たしてどのくらいあるのだろう?
今、初段女子の最後の集団が審査中。年齢が高い人達の形にはやはり重みがある。そして続く初段男子の13歳組み。軽い!年齢と経験からくる重みが全くない!せめて長男には、私の師匠の教えを伝えておいて良かったと、今、心の底から思った次第です。
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