夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

落書き

2011-01-16 03:20:56 | 教育・躾全般
昨日の朝、8時から、バケツとデッキブラシを持って集会所の壁を洗う羽目になりました。二日前の夜遅く、長男が娘の落書きを発見したと報告したのです。しかも発見したのは1月4日のことらしく、何故もっと早く親に知らせないのかと私に余分に叱られて、兄弟三人連帯責任で落書き消しを命じられた訳です。朝から家族総出で落書き消しをする姿は、ご近所から見たら異様な光景だったようです。でもこれには私なりの狙いがありました。今回の落書き事件は娘一人の仕業ではないことが分かっていたのです。妻はほかの子供たちも呼びつけてみんなでやらせるべきだと思っていたようですが、私の考え方は違っていました。家族総出でやるのは、落書きメンバーに娘が入っていたことで、娘自身に公共の場所へのいたずらが悪いことであり、また、周りの友達を制止出来なかった勇気のなさを悔いてもらうために行ったのです。しかも、朝っぱらから家族総出で取り組んでいれば、必ず周りの家の人たちの目に留まります。中には落書きメンバーの親子もいるでしょう。こちらから「お宅のお子さんもやったらしいから、一緒に落書き消しをしてください。」と言えば、子供たちの心理的に「自分はやっていない!」とか「あいつだってやっていた!」というように、素直な心が育たなくなります。今回のように、まずはうちの家族全員の態度で示せば、きっと子ども達自身の口から、自分も加わっていたのだと言うことを素直に言えるのではないかと考えたのです。予想は的中し、子ども達の口から親に自分もやっていたと告白があり、わざわざ我が家まで謝りに来てくれた方も見えました。
とかく大人は子供に対して「犯人探し」をしてしまいがちです。しかし、子供にも叱られたくないと思う気持ちがあります。頭ごなしに叱りつければ、本当のことを言い出しづらくなってしまいます。素直になれるように、子供の心に訴えかける方法を考えながら接していきたいものですね。
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