昨年・一昨年と足かけ2年、国立特別支援教育総合研究所の研究協力をさせていただいていたのですが、先日ネット上で報告書が公開され、昨日、自宅に冊子になったものが送られてきました。今まで研究なんて好んで取り組んだことはなかったし、冊子になってもせいぜい「学校努力点」くらいのものでしたが、こうしてちゃんとした研究機関の冊子になってやってくると見栄えがするというか、自分の文章じゃないみたいです。何となくおかしな気分ですが、母親から電話があり「来たけど見ても良い?」という問い合わせに、本人より先にあけるなと思いながらも、中身が分かっているし、見せる約束だったので、許可してあげました。息子の研究論文など見ても分からんだろうにと思いながら、母なりに嬉しかったのだろうと思うと、これもひとつの親孝行なのでしょうか?中身は何度も読んだ文章なので再び読み返したいとは思いませんが、今までやってきたことの集大成がつまっているので、大事な記念に取っておきたいと思います。特総研の先生方や、研究協力者の先生方にはひとかたならぬお世話になりました。これが縁で、今後もこの世界で仕事を続ける以上、どこかでお目にかかることもあるでしょう。まずは来年度の鹿児島大会かな?たくさんの出会いがとても勉強になりました。いつか自分の実践を世に問うてみる機会があればと思いましたが、ひとまず完成して嬉しく思います。今年度転勤して新たな職場で、今までのノウハウを生かして取り組みを続けています。周りには新鮮な取り組みに映るようですが、私には何年も取り組んできた結果の「進行形」。まだまだこれから新しい取り組みは続きます。理解啓発は私のライフワーク。退職するその時まで続いていくのです。報告書は特別支援教育総合研究所の研究報告書のページからダウンロードできます。
B-274 言語障害のある子どもの通常の学級における障害特性に応じた指導・支援の内容・方法に関する研究 -通常の学級と通級指導教室の連携を通して-
http://www.nise.go.jp/cms/7,7053,32,142.html
B-274 言語障害のある子どもの通常の学級における障害特性に応じた指導・支援の内容・方法に関する研究 -通常の学級と通級指導教室の連携を通して-
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