県予選でもあるこの大会、今年の六年生にとって大きな大会のラストチャンス。秋に行われたマイスポーツフェスティバルではそこそこ強いグループに入り、それでも勝ち進んで決勝トーナメントに進み、3位にまでなることができたが、今回はその時とは違って自分たちのチーム力と均衡か、それ以下のチームのグループ。それを肌で感じてしまったせいか、彼らの中に慢心が芽生えてしまった。「これなら勝てる!」と。しかし、それは浅はかだった。相手は確かに素人のようなチームだったが、めちゃくちゃな振り方をしてきたり、間の取り方が悪かったりで、試合の進捗状況が思わしくない。実力的には確かに勝てる相手だったと思うが、団体戦は2本取ってこそ意味がある。引き分けに持ち込んで後の運に勝ちをゆだねるのは、勝負としてはよろしくない。しかし、先鋒を務めた我が子は、最後の試合でやってしまった。引き分けなくてもいい相手に引き分けてしまったのだ。後に続く者たちの士気が下がる。結果として全体ではブロックの2位で通過することができた。1位通過も可能だっただけに残念だが、そうなった理由は試合に負けてしまった子どもにあるのではない。体調が悪くても痛みをこらえて頑張った仲間がいるにもかかわらず、その子の分までカバーできなかった周りが不甲斐ないのだ。短い2分の間に1本でも多く先取しておけば、後に続く者が楽になる。楽になれば、のびのびと戦える。その結果、良い成績を残せる。先鋒というポジションを初体験して、その大切さを実感した息子は、良い勉強をしたと思う。3月に入ればまだたくさんの試合があり、春分の日には県大会本番が控えている。個人競技である剣道の、唯一チームワークを意識させるのが「団体戦」。本番までに、団体戦の大前提である「チームのために」を徹底して学んでほしいと願う父であった。
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