夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

お祭り

2008-10-13 13:05:57 | Weblog
体育の日、皆さんいかがお過ごしでしょうか?我が町ではお祭りの真っ最中。うちのお祭りはかなり派手で、集会所を借り切ってサンマを焼いたり、フランク焼いたり、烏賊焼いたり、焼きそばの出前だのビール飲み放題だのまんじゅう食べ放題だの、とにかく至れり尽くせりの、まさに大人が楽しむためだけのお祭り。子どもたちは「おねり」に行ったらお菓子をもらっておしまい。ゲームとかもしているみたいだけど、何か変。昨年は演歌歌手まで呼ぶ始末。お年寄りの多いこの町では大人が全て。いや、お年寄りが全て。子どもなんてそこらで菓子を与えて遊ばせておけ!というのが長老軍団のお考え。子どもが主役の毎日を送っている私には理解できない考え方。でも、今子どもが減っている中で、周りの自治会からお祭りそのものが消えていく。これも果たしてどうかと思う。つばさの子たちに「地域のお祭りはあるか?」と聞いてもきょとんとしている子が多い。ハロウィンは知っていても秋のお祭りのことを知る子は殆どいない。そんなことを考えれば、我が町のお年寄り連中は、考え方の違いはあれども「伝統の継承」をしっかりとしてくれている。そう思えばありがたいこと。この日はお嫁に出た人も、他府県へ別居している人も、親元へ帰ってくる。「うちの孫なんです、よろしくお願いします。」「べっぴんさんだね、こっちへ来てお酌しなさい」なんて、時代劇の悪代官が言いそうな台詞を平気で言っているおじいさんたち。日本にもまだこんな風景があるんだ!と驚く反面、こういった昔ながらのお祭りが無くなり、西洋のハロウィンが幅をきかしていることが寂しくもあり、「おしし」とか「おねり」とかいう言葉さえ通じなくなっていくことを何とか阻止したいと思う、我がことばの教室であります。その割にテンプレートがハロウィンだけど…。
 昔、宗教がらみで保護者の方に意見を戴いたことがあったので、公立の建前があるから宗教チックなことは子どもたちに教えることは出来ないけど、日本の文化、西洋の文化という観点でのお話ならば問題はないよね?大事な日本の文化を守ってほしいな。未来の子どもたちにも。それを伝えるのは我々大人の役目ですから、我々がきちんと知らなければならないのは言うまでもありません。秋祭りにもハロウィンにもそれぞれ意味があるんだから、宗教は抜きにしてその意味を知った上でいろんな祭りを体感してほしいと願う私です。
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