夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

可愛い子には旅をさせろ

2011-09-11 23:39:56 | 教育・躾全般
 今日は次男坊が自分で勝手に応募してきた「エコ探検プロジェクト」なる学習会が栄の教育館で行われるため、引率をせよとカミさんに言いつけられて出かける羽目になりました。団結式とやらと、第1回目の学習会は行事と重なって参加できず、今回が第2回目の学習会となり初参加でした。合成皮革で出来た見た目豪華な探検手帳と、IDカードばりの名札。気合いの入った参考書。流石は教育委員会、子どものためにはお金を使ってます!忘れ物はないかと入念にチェックして、いざ出発!
 駅について切符を買いながら思ったのですが、今後も何度か予定があるこの学習会に、息子を1人で行かせたい!と考えました。そこで、といっても、行きの切符は買い与えてしまったのですが、改札をくぐったらそこから先は息子の先導で会場に行くことにしました。仕事上、教育館などはよく行くところですが、かなり余裕を持って出かけたので時間的には多少間違っても大丈夫だろうと、行き先確認からさせました。我が家から出かける際には乗り換えが必要です。兄弟3人での電車はいつも兄がいるので、次男坊は妹を連れているだけで安心感たっぷりです。こんな風に彼1人で電車に乗る経験はこれしかないでしょう。5年生では遅すぎでしたが、これまでのことを反省しながら、今からでもやらせようと、今日は口を出さず、地図を探させ、道案内を探して、初めて向かう教育館に、やっとの思いでたどり着きました。
 しかしながらいざ到着してみると、周りにはうじゃうじゃいる保護者。しかも、親が連れてきているのは男の子の親ばかり。女の子は自分たちで教育館へやってきていました。日本男児が総じて「マザコン」と呼ばれる所以がここにあると思いました。親が子離れできないのか、子が親離れできないのか、どちらにしても我が家も同じ穴の狢。その光景を見せながら次男坊に、「次回からは当然1人で来るんだぞ!」と覚悟を決めさせました。
 終わりの時間を見計らって教育館に戻ってきましたが、息子に電話代を持たせて携帯の番号を書いた紙を渡してあったので、電話があってから顔を見せようと、柱の陰に、まるで星飛雄馬の姉・明子のように立ちながら様子を伺っておりました。すると、きちんと電話機にお金を入れているにもかかわらず、電話もかけずに半べそ状態で外へ出てくるではありませんか!外で私を見つけるなり、少し泣きが入った声で「このお金、入れても全部戻ってきたよ!使えないじゃん!!」そりゃだめだ!そんな硬貨を渡した父が悪かった!次はテレフォンカードにしよう。
 帰りは違う道で帰るために「市バスターミナル」へ直行!時間帯が悪く家のそばまで行くバスがない。息子の学校前のバス停で降りて家まで徒歩15分強。昼までのたった3時間の出来事だったけど、次男坊にとっては良い経験だったかな。そんな経験をしに出かけたことすら知らない長男はあと1ヶ月後に剣道初段の再試験。今度は私がついて行かないと約束しているので、こちらも頑張って独り立ちしてもらおう。中学生なんだから当たり前だな。と言うと妻はお願いだからついて行ってあげて!と懇願する。しかし、こればかりは譲れない。1人で行ってもらう。私が小学校2年生の時に既に1人でバス・地下鉄・国鉄・近鉄・タクシーなどを乗り回していたので、この年では遅すぎると思っているくらいだ。2人とも母親を「子離れ」させてやれ!!
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