夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

受験生の親

2014-03-19 10:35:28 | 教育・躾全般
 つい先ほど、長男から第一志望校合格の朗報が入電しました。今朝までずっと、落ち着きがなく、ぐうたらしていたわけですが、何とか希望する学校に入ることが叶い、ようやく落ち着きを取り戻すことができそうです。息子以上にハラハラドキドキしていたのは妻。この数日あまり寝ていないようでした。合格の報せを聞いて一番嬉しいのはきっと彼女でしょう。きっと今頃大騒ぎしていることでしょう。今日は私の誕生日。さぞかしおいしいご飯が食べられることと期待しています。良い誕生日プレゼントになりました。
 長い道のりでした。中学三年生になってからというもの、成績は下がるわ、提出物は出さないわで、内申点が大ピンチ。春まで続けていた塾には見限られ、どこへも通わない状態。夏に紹介していただいた塾に入り、追い込んでみたものの、なかなか成果が上がらない。家では寝転がってiPadばかり触っている。30秒くらいでLINEを通じて連絡がひっきりなしに入る。iPadを買い与えたのが妻の父だったので、妻は怒りの矛先を実家の両親に向けて、冷え切ってしまう親子関係に、間を取り持つ私は大変でした。それでも、情報端末は必要だと言い聞かせながら、妻と長男の間も取り持つ私。毎晩のように怒りの罵声が飛び交う我が家でした。受験直前にようやく受験生らしい顔つきになった息子。私立を受験したのがきっかけで変わったように思います。3校受験して1校は落ちたのです。やはり真剣にやらなければ落ちるのだと分かったとき、ようやくお尻に火がついたようでした。そして、お決まりの台詞「もっとしっかり勉強しておけば良かった」と、後悔の言葉が口をついて出ます。逆に、妻は、あれほど学校のレベルに口うるさかったのに、最後は「どこでもいいから受かって欲しい」と結果だけを案ずるようになりました。そんな二人を目の当たりにして、典型的な「受験生とその親」の姿だなと、笑う私。他人ごとじゃないにもかかわらず、あまりにも我が家の二人がドラマのような状態を見せてくれるので、つい、本音を言ってしまいました。もっと息子を信じてあげなさいよ!とさんざん妻に言い聞かせてきたのに、最後の最後まで信じ切れなかった様子。まぁ、あれだけ怠惰な生活を送る長男を信じろというのが無理かもしれませんが、受験生というものは、勉強の面では、特に親には口出しをされたくないもので、叱ったところで、どうせ、「今やろうと思ったのに!」「分かってます!」という言葉が返ってくるだけで、お互いが嫌な気分になるだけ。黙ってみていれば良いものを2分に1回「勉強やってる!?LINEやってるんじゃないよね!?」と怒鳴り散らせば、だれでも嫌になる。信じていないというのをそのまま伝えているようなもの。さすがに私立受験が終わってからは、なるべく言わないようにするといっただけのことはあったけれど、私には何度か聞こえてきたような…。いずれにせよ、希望が叶ったのだから、新しい環境でしっかりと高校生活をエンジョイさせてあげられると考えて欲しいものだ。結構勉強で追い込まれる学校らしいので、自学自習の苦手な長男にはもってこいの環境かも?妻も、息子が勉強で追い込まれていれば安心して学校に送り出せるだろう。遊んでばかりじゃ困るので、良い学校に入ったのではないかと思います。何はともあれ、春が来た!明日は結婚記念日です!
コメント
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