毎年秋になると、日本の文化や伝統が忘れ去られていく話をブログに書いているような気がしていますが、今日は9月9日。重陽の節句です。子どもたちに聞いてみたけど、当然知らないところが悲しい。昔はよく名古屋城の菊人形展を見に行ったものですが、私も忙しくて子どもを連れて行ったことがない。大人が忘れかけているものを子どもが知るよしもない。
でも、今回、私も知らなかったことがあるのです。それは今回の主役「菊」の花。秋になると小さなものはあちこちで咲き、花屋さんでも年中見かける菊の花。私の中で菊の花のイメージは、昔はどこにでも咲いている何とも平凡な花であり、お葬式の時に飾られる縁起の悪い花だと思っていました。ところが、今回重陽の節句を調べてみて初めて知ったのですが、菊の花は「長寿」を祈る「高貴」な花なのだそうです。思えば日本の皇室の紋所も「十六菊」でしたね。以前娘が母の日に「カーネーション」を買わずに違う花を買いたいと言い、菊の花を選ぼうとした時に私が「縁起が悪そうだからやめておきなさい」なんて言ってしまい、結局別の花になったのですが、娘の選択は間違っていなかったんだな!と初めて分かりました。「お葬式の花」というイメージだけで勝手に縁起が悪いと思い込んでいましたが、亡くなられた方を死後の世界へお見送りする最後の花が「高貴な花」でなくて何なのだろう!改めて反省したところです。今日は菊の花を買いに行く暇がなかったので、菊を浮かべているつもりになって「菊酒」を戴き、長寿を願いましょう。9月は菊酒で酒が飲めるぞ!?…って本当に反省してるんだろうか?
でも、今回、私も知らなかったことがあるのです。それは今回の主役「菊」の花。秋になると小さなものはあちこちで咲き、花屋さんでも年中見かける菊の花。私の中で菊の花のイメージは、昔はどこにでも咲いている何とも平凡な花であり、お葬式の時に飾られる縁起の悪い花だと思っていました。ところが、今回重陽の節句を調べてみて初めて知ったのですが、菊の花は「長寿」を祈る「高貴」な花なのだそうです。思えば日本の皇室の紋所も「十六菊」でしたね。以前娘が母の日に「カーネーション」を買わずに違う花を買いたいと言い、菊の花を選ぼうとした時に私が「縁起が悪そうだからやめておきなさい」なんて言ってしまい、結局別の花になったのですが、娘の選択は間違っていなかったんだな!と初めて分かりました。「お葬式の花」というイメージだけで勝手に縁起が悪いと思い込んでいましたが、亡くなられた方を死後の世界へお見送りする最後の花が「高貴な花」でなくて何なのだろう!改めて反省したところです。今日は菊の花を買いに行く暇がなかったので、菊を浮かべているつもりになって「菊酒」を戴き、長寿を願いましょう。9月は菊酒で酒が飲めるぞ!?…って本当に反省してるんだろうか?