世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

北タイ名刹巡礼#12:ワット・チャンカーム

2016-07-15 07:05:05 | 北タイの寺院
<Wat Chan Karm:ワット・チャーンカーム>

場所はチェンマイのノンホイ交差点の南2-3km。チャーンとは象を示す。象はタイ人にとっては特別の存在である。当該寺院はランナー朝初代メンライ王が、1290年に建立したと伝わっている。



チェンマイに限らずタイでは、キンキラキンの仏塔が多い中、このチェディーは古色蒼然としており、個人的には気に入っている。
布薩堂の妻には三頭の象に、三叉戟をもつインドラ神が載る像が在る。メンライ王が建立した当時のものではなかろうが、中世の北タイは後期大乗仏教やヒンズーの徒が存在した・・・であろうと、思われるオブジェである。
境内にひっそりと佇むメンライ王廟。そこにはメンライ王像が建立され、献花と線香が絶えない。
ガイド付きのウィアンクムカーム遺跡観光で、ワット・チャンカームは必ず訪れる処であるが、当該メンライ王廟は案内しないガイドも多い。せっかくであるので是非参拝されることをお薦めする。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿