<続き>
荒神さんや道祖神は本殿後方の境内に祀られていた。先ず本殿に向かい左側の後方である。
2本の神木が荒神さんのようである。みると藁蛇が捲きつけられている。その左手前が相当古そうな双体道祖神である。
(双体道祖神)
(牛頭天王)
牛頭天王の右にも祠がある。これも崩れてはいるが双体道祖神のように見える。
本殿の右後方にも神木の荒神さんがあった。これも2本の神木に藁蛇が捲きつけられている。してみると左右二つづつの荒神さんである。そのことに意味があるのか、ないのかよく分からない。
神木に捲きつけられた藁蛇、その頭部は蛇を思わせるリアリティーをもっている。荒神さんが4神、双体道祖神が2祠に牛頭天王が1祠、何かご利益云々よりも幸せな気分になった。主祭神の味耜高彦根命と共に倉稲魂命が配祀されているのは、眼下に斐川平野を望む農耕神に相応しく、荒神も同様である。当該ブログを御覧の方々もお参りを。
<了>
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