前回に引続き、バンコクで見た文様とインターネット・オークション、更には昨年(2014年)10月にチェンマイで見て、当該ブログに掲載していなかった文様を紹介する。
(バンコク国立博物館)
この手の水草を咥える魚文には後絵の盤が多く、出会った時には慎重な観察が必要である。
(インターネット・オークション)
比較的幅広の円圏が二重に描かれ、見込み中央に日輪を配して魚文が描かれている。魚文は簡略化され、尾鰭も腹鰭もない一般的な魚文である。
(Shaw Collection)
図上側の魚文は幅広で魚高が高い。サンカンペーン以外の北部窯では幅広の魚文をみるが、サンカンペーンでは珍しい。
(バンコク大学東南アジア陶磁博物館)
(インターネット・オークション)
上の2点は簡略された魚文で、サンカンペーンでは一般的に見る魚文である。
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