世界の街角

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KL JLN Ampangの街路樹2題

2015-03-20 11:04:10 | クアラルンプール
 先日の朝、アンパン通りを散歩していると、花の咲く街路樹を見た。見ると遠目は桜のような色合いで懐かしく見える。それはピンクロージィ(英名:Pink rosy trumpet タイ語名;チョンプーパンティツプ)と呼ぶノウゼンカズラ科の花木とのことである。

 結構背が高い。ざっと見20mは越えるであろう。遠見の外観は桜ににている。しかし英名、タイ語名にあるように花弁はトランペットのごときである。落花した花を持ち帰りスケッチしたのが次の写真で、まさにラッパの形をしている。

 バンコクではスクンビット通りで見ることができるが、見たのは2月初旬でKLより半月程度早かった。
 次は黄炎木(英名:Yellow flame tree タイ語:ノンシー)で、KLやバンコクに限らず、東南アジア一帯で見ることができる。天に向かった枝に茶の丸い蕾をつけ、花弁が縮んだような山吹色の花をつける。原産地はマレー半島のようだ。樹皮から抽出される染料がバティックに使われる。

 KLでは都心の通りであるアンパン通りでも、バナナの花や小さな房を付けたものまで見ることができる。シンガポールに巻ける劣らず緑が多い。